2024GW東北ツーリング Part16 | 生涯旅人の徒然日記

生涯旅人の徒然日記

気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

弘前公園で弘前城としだれ桜を満喫して、市役所の屋上より岩木山を眺めます。

 

お昼はやはりご当地のラーメンをいただいて、R102にて黒石市へと向かいました。

 

そして田舎館村のお城のような役場を見学して、黒石市の「法眼寺」につきました。

 

 

法眼寺は1680年、三重県出身の南宗元頓によって開山された黄檗禅宗の寺です。

 

本堂は1742年の火災で焼失しますが、1769年に仮本堂として再建立されます。

 

境内にある鐘楼堂は、1746年に黒石津軽家や檀信徒の喜捨によって建立されました。

 

法眼寺は黄檗禅宗であるため、本堂・鐘楼堂とも県内でも珍しい「唐風造り」です。

全体的に簡素な造りで、近世寺社の特徴があることから、県重宝に指定されました。

また、鐘楼堂の梵鐘は、法眼の位を持つ棟方志功によって寄贈されたものだそうです。

 

 

法眼寺を見学した後は、同じく黒石市内にある「りんご史料館」へとやってきました。

 

この建物は、1931年に英国のイーストモーリング研究所を参考に建てられました。

 

1968年の新庁舎完成以降はりんご史料館として利用され、2001年に改修されました。

 

 

そんな趣のある外観の「りんご史料館」ですが、嬉しいことに無料で見学できます。

 

内部を見学したい場合は鍵を開ける必要があるので、まずは本館で受付をしました。

 

建物内部はリフォームされているので、外観とは裏腹に明るくて綺麗な感じです。

 

 

展示はいくつかのゾーンに分かれています。まずはりんごの基礎知識ゾーンです。

 

青森りんごを築いた人々、りんごの品種、りんごの新品種が誕生するまでなどです。
 

青森出身の王林ちゃんが出演するCM(下記は動画)ポスターも張られていました。

https://youtu.be/GxxCqsAAtxY

 

続いてはりんご研究所の歴史ゾーンで、りんご試験場の概要、りんご試験場の課題、


りんごの病害虫、りんごの気象災害などが詳しく解説されています。

 

りんご体験ゾーンでは、りんご図書コーナー、りんごパソコンなどがあります。
 

 

暮らしとりんごゾーンでは、りんごの流通や機能と健康、りんごの加工品と活用

 

などを学ぶことが出来て、リンゴ博士になれること間違いなしです(^^;)。

 

他にも映像シアターなどもあるので、ぜひ立ち寄りたいスポットのひとつですね。

 

 

さて、黒石市を後にして、K13で平川市を通り過ぎ、大舘方面へ南下していきます。

 

その後は大鰐にてR7へと合流し、国道を南下して碇ヶ関まで走ってきました。

 

ここでは「道の駅いかりがせき」へと立ち寄って、関所資料館を見学しましょう。

 

 

ここは復元されていた関所を移築し、藩政時代の武具・古文書などを展示しています。
 

また、人形を使って当時の厳しい取調べ風景を再現しているのが、おもしろいです。

 

 

津軽為信は、1586年に秋田比内の浅利氏を攻め、帰陣する際に関所を設けました。


このときにこの地を碇ヶ関と村名し、後の四代信政は町割を行い宿場町としました。


後年、幕府の記録には「厳重なること箱根の関所も及ばない」と記録されています。

 

 

関所資料館を無料で見学して、小腹が空いたので、道の駅でおやつを食べます。

 

そして、カレーパンにコーヒーを購入して、しばし休憩タイムとしました。

 

十分に休んだら、日も傾き出したので、本日の宿がある大館へと向かいましょう。

 

 

この先は山間を進むようになり、青森と秋田の県境で、やたて峠を越えます。

 

「道の駅 やたて峠」があったのですが、売店などは夕方で終了時間のようです。

 

国道を快調に南下していけば、やがて大館の街へと突入することになります。

 

 

本日のお宿は高層階にお部屋が取れたので、夕暮れの窓からの眺めが格別です。

 

近くのコンビニで食料と飲み物を調達し、シャワーを浴びておきます。

 

その後は檸檬サワーでひと息ついて、明日のルートを考えながら就寝となりました。

 


※Part14へ続きます。

今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。


【本日のルート】クリックするとGoogleMapが開きます。

 

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