天気予報では下り坂とのことでしたが、北見で迎えた朝は青空の良い天気でした。
これだけ晴れているのなら、もしかして屈斜路湖も晴れているかと思いました。
そこで今日は美幌峠を越えて、屈斜路湖や摩周湖を巡ってみたいと思います。
北見市街からD122で美幌町まで抜け、網走川を渡るところで寄り道しました。
河川沿いにある「美幌航空公園」で、退役した航空機などが屋外展示されています。
美幌町には旧美幌第一航空基地があり、現在は陸上自衛隊美幌駐屯地になっています。
そのような経緯があるため、美幌町に「美幌航空公園」があるということでした。
以前は機体が複数展示されていたのですが、今年は1機しかありませんでした。
それでもバイクと一緒にジェット戦闘機が写せるスポットは貴重ですよね。
美幌からR243で屈斜路湖へと走りますが、峠方面には怪しげな雲がかかっています。
美幌峠は霧が出てしまうことが多いので、今日はダメかなと半分諦め気味でした。
しかし峠についてみると、ちょうど雲が切れかかり始めていて、青空が出てきました。
標高525mの場所からは、真ん中にぽっかりと中島が浮かぶ屈斜路湖が見えました。
まだまだ周辺には雲の姿がたくさん見えるので、ここだけ運良く晴れているようです。
その分、風が少し強めに吹いていましたが、朝から暑いので風があって助かります。
さっそく展望台まで歩いて、屈斜路湖の素敵な風景を堪能していきましょう。
峠周辺は背の高い木々が生えていないため、周囲の視界が360度ひらけています。
天気が良いと知床連山まで見ることが出来ますが、今日は雲が邪魔して見えませんね。
美幌峠にある道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」も、人気の施設なので入ってみます。
ここで「熊笹ソフト」や「元祖あげいも」などのメニューなどが購入できるようです。
美幌町のふるさと納税返礼品なども紹介されていたので、気になって見てきました。
素晴らしい展望を堪能した後は、屈斜路湖畔までR243をバイクでくだってみます。
とちゅうからD52へと左折して、屈斜路湖畔にある「砂湯」までやって来ました。
ここは波打ち際の砂浜を掘れば、たちまち熱い温泉が湧き出るという場所です。
キャンプ場やボート乗り場、レストハウスがあり、未確認生物クッシー?もいます。
それにしても今日も暑くなってきましたので、立ち止まっていると汗をかきます。
広場ではバンドの生演奏で、松山千春さんのヒット曲が歌われていました。
朝食を食べていなかったので、川湯のセコマでパンと牛乳を購入していただきます。
エッグ&メンチロールと北海道牛乳の組み合わせで、おいしくお安く済ませました。
北海道内は大手コンビニより、セコマの店舗のが各所にあって助かります。
続いては摩周湖へと向かいますが、硫黄山あたりから雲が多くなってきました。
雲行きはとっても怪しいので、摩周湖は霧に包まれている可能性が高いと思います。
それでもここまで来たのですから、D52で摩周湖展望台まで走ってみましょう。
展望台に上る道は路面が濡れていて、直前に雨が降った形跡が残っていました。
そしてレインウエアを着ずに、何とか「摩周湖第3展望台」までたどり着きました。
屈斜路湖方面がわずかに見えるぐらいで、あたりは低い雲に覆われています。
展望台まで歩けば、霧が出てますが、湖面が確認できるくらいの視界はありました。
屈斜路湖のようにすっきり晴れてはくれませんでしたが、見えただけでOKですね。
摩周湖を後にして弟子屈方面へと下っていくと、案の定、雨が降り出してきました。
弟子屈の町で給油をして、暑いながらもレインウエアを着ながらR391を進みます。
大気が不安定なのか、雨が降ったりやんだりと、なかなかレインウエアが脱げません。
そして標茶の町まで来たので、レインウエアを脱いでコンビニでアイスを食べます。
こちらJR釧網線の標茶駅で、かつては標津線の乗換駅として賑わっていたようです。
単式・島式ホーム複合型2面3線の地上駅ですが、3番のりばは使用されていません。
アイスでクールダウン出来たので、レインウエアも脱いで先へと進みましょう。
道は釧路湿原内を進むようになり、右手にシラルトロ湖の姿が見えてきました。
シラルトロ湖は周囲約9.8km、面積約181ha、最大水深約3mの海跡湖です。
湖の西側に位置する茅沼地区には、キャンプ場や温泉宿泊施設があります。
※Part16へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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