ニュージーランド縦断ツーリング(1) | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

年末年始の極秘ミッションとして、10月より準備をしていたニュージーランドの北島から南島へと縦断するツーリングを決行する日が来ました。
今回も中国南方航空の広州経由・激安チケットでオークランドで向かいます。
乗り継ぎ待ちも苦にならないように事前にプライオリティパスも入手していたので、PREMIUM LOUNGEでゆったりとお酒と食事で時間をつぶします。
そして翌日の午後にオークランドに無事に到着、クリスマスの余韻が残るこの日は、スカイタワー近くのIBESホテルに宿泊です。
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翌日はいよいよタクシーでレンタルステーションに向かいます。
以前と場所が変わったので入り口が良く分かりませんでしたが、タクシーの運転手さんが心配して見つけてくれて、無事にバイクを借りることができました。
今回の旅の相棒はBMWのG650GS(写真左)、愛車のF650GSの後継車ですのでそれほど違和感は感じません。
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初めてくるとここからモーターウェイ(R1)へ抜けるのが意外と迷いやすいのですが、無事にR1へと出て南下することが出来ました。
ハーバーブリッジを渡ってワイテマタ湾をショートカットします。
行く手にシティ中心部のスカイタワーや高層ビル群が見えて、何ともワクワクするような景色です。
オークランドはモーターウエイで難なく抜けて、しばらくは快適な道路が続きます。
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Pokemo手前でR2が左に分岐するのですが、コロマンデル半島に向かう多くの観光客がR2へ左折するので渋滞が始まりました。そこを抜ければR1は順調に流れて、Taipiriでハミルトンを迂回するようにR1Bへと道を変えます。Cambridgeで再びR1へと合流し、TirauでR5へと道を変えますが、おなじみの犬の形をしたインフォメーションで休憩です。
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さすがに暑いので長袖を1枚脱いで出発です(^_^;)。
快適なアップダウンルートを進めば、やがてロトルアへとたどり着きます。
はじめてNZをツーリングしたときに泊まったのがロトルア湖畔の宿でした。
あのときの感動を思い出しながら、しばし木陰から湖を眺めて感慨にふけります。
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NZではロトルアは比較的大きな町なのでマクドナルドがあります。すかさずハンバーガーセットで昼飯を済ませます。日本ではあまり利用しませんが、海外では価格の安さと味の確実さで多用します(^_^;)。
食事も済ませてさらにR5をタウポ方面へと走ります。
このあたりは火山地帯で、地熱を利用した発電所がいくつかあります。
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あらたに伐採された森林など、以前に比べて変わった景色もありましたが、道の走りやすさは相変わらずです。
そしてタウポ手前で必ず立ち寄るフカ滝へとたどり着きました。
タウポ湖から流れ落ちるこの滝は、高さこそありませんが、その水量が半端なく凄いのです。しかも水の色がとことんきれいなブルーをしています。
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フカ滝を散策して汗をかいたので、思わずアイスクリームを買って一休みです。
湿度が低いので、日陰に入ってじっとしていれば、汗も引いて涼しくなってきます。
引き続きタウポへと走り、三度R1へと合流をします。
大きなタウポ湖に沿ってR1は進みますが、行く手に見えてくるトンガリロ山と湖の雄大さがとても素晴らしい景色です。
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タウポ湖を過ぎるとTurangiという小さな町になりますが、ここらへんで宿でも取ろうと2軒ほどモーテルをあたりますが、どこも空きがないようです。
この先にも宿はないかとR1→R46→R47と巡ってみましたが、やはりTurangiにしか宿はなさそうです。
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ということで、再びTurangiに戻るためにR41の峠を越えますが、峠からの景色がこれまた絶景でうれしくなります。
景色を見ていたNZのカップルの写真を撮ってあげたら、「君はこの峠に来た初めての日本人だ」と言われました(^_^;)。
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Turangiに戻り、別のモーテルを尋ねてみますがここもいっぱいでした。しかし宿のおばさんが「スーパーマーケットの近くのヘビテートと言うモーテルがあるから、行ってごらんなさい」と教えてくれたので、早速行ってみると、トイレとシャワーが共同ながら33NZ$という激安で個室を借りることができました。
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隣にはネイピアから来たという旧車マニアのおじさんが泊まっていて、この宿のシステムを教えてもらいました。エアコンもついていませんが、割り切れば意外と安くて良い宿かと思います。向かいのスーパーでビールやシーフードサラダ、巻き寿司などを購入してこの日は無事に夜を迎えました。
※Part2へ続きます。