真冬に北上する掟破りのツーリングですが、いわき市のスポットを巡ってきました。
石炭・化石館や童謡館、そして温泉神社と見学を済ませて、次へと移動します。
そしてやってきたのが、K14沿いにある「いわき市考古資料館」です。
嬉しいことにこちらの入館料も無料で、受付で必要事項を記入するだけでした。
館内は、いわき市内の遺跡から出土した約1,500点の土器などを展示されています。
縄文人との背くらべなど、興味深く見れるような展示方法も取られていますよ。
横穴から出土した金銀メッキの道具、3万年前の古い石斧など、見所がいっぱいです。
出土品の接合・復元などの整理作業や遺物の収蔵状況を見学することもできます。
館内は綺麗に整理されていて広いので、落ち着いて見学することが出来ました。
資料館の見学も済ませて、続いては内陸側のK56ルートで南下することにします。
海側のR6は混雑するイメージが強いので、あえてこちらのルートを選んでみました。
いわき市泉の街を迂回して、あたりが田んぼの中の道を快適に進みます。
すると沿道に立派な施設が見えてきたので、ちょっと立ち止まってみました。
広い芝生の敷地に、レンガ造りの丸い設備、上には白馬のモニュメントがいます。
これは入口の一部に過ぎず、この先に道は続いていて、いろいろありそうです。
調べてみると、ここはヘレナリゾートと言う施設で、ゴルフ・乗馬・いちご狩り・
バーベキュー(3月から11月末)が楽しめるリゾートだそうです。
5棟18部屋のヴィラに宿泊もできて、施設内は広々とゆったりした造りです。
いわき市植田から勿来の街で流れが悪くなりましたが、無事にR6へと合流しました。
北茨城市へと入りましたので、そろそろどこかでお昼ご飯にしたいと思います。
美味しそうなラーメン屋さんがあったのですが、混んでいたのですき家にしました。
お昼ご飯を食べ終わったら、続いては「高萩市歴史民俗資料館」へ向かいます。
到着すると、文化会館の向かいにある図書館と同じ建物に資料館は入っていました。
こちらも入場料は無料で、簡単な受付だけで見学することが出来ます。
まず、高萩出身の地理学者、長久保赤水の業績を紹介するコーナーがありました。
江戸時代中期の地理学者で「改正日本輿地路程全図」を作成した人物です。
長久保の地図や資料群107点は、国の重要文化財に指定されているそうです。
展示された地図を見ると、当時未開拓であった北海道は一部しか描かれていません。
伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」より42年前に出版されたということです。
明治初期までの約100年間に5版を数え、出版当時としては驚異的な正確さでした。
これ以外に、高萩市内の遺跡から出土した遺物のほか、民具類なども見れます。
近世の植物学者松村任三らのここでしか見ることのできない手書きの資料をはじめ、
高萩市の旧石器時代から近世までの数々の資料を展示していました。
さて、高萩市街を後にし、混雑する海沿いを避けて、R461を西へと進みます。
天気は良いのですが、気温は低いので、沿道の雪もまだまだ溶けずに残っています。
昨日も通ったので、この先にある路面凍結区間にも注意して走りましょう。
※Part8へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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