茨城県那珂市の茨城県植物園にある「茨城県きのこ博士館」へやってきました。
入口をはいると、すぐの場所に色とりどりのきのこのオブジェが展示されています。
中心におとぎの国のような大木が立っていて、幹からは巨大なきのこが生えています。
大木の周囲には、ベニテングタケなど天然きのこの模型が設置されていました。
「きのこ研究室」「きのこ工場」「森のレストラン」などの展示コーナーもあります。
また館内を見渡せる2階部分には、物語のようなきのこのガラスアートがありました。
森のレストランに入ってみると、テーブルには数々のキノコ料理が並んでいます。
どれもおいしそうな料理ばかりで、見ているとお腹が空いてきてしまいそうです。
きのこオブジェなど写真映えスポットが多く、大人もしっかり楽しめる施設でした。
茨城県植物園を後にして、続いては常陸太田市へとバイクを走らせます。
そして常陸太田市街へと入り、まず訪れたのは「常陸太田市郷土資料館」です。
1936年に当市出身の実業家・梅津福次郎の寄付により建てられたものだそうです。
南東角には角塔を、正面には大アーチの車寄せを備えた本格的な庁舎建築です。
主要部はタイル張りで、アーチのキーストーンには装飾が施されています。
1978年まで市役所として利用され、1980年に郷土資料館として開館しました。
入館料は無料で、1階が常設展示室・企画展示室となっていました。
当市出身の画家・宇佐見太奇の美術資料、幡山古墳群や瑞龍古墳群からの出土品、
農業や漁業の器具や、水戸徳川家に関する資料をなどが多数展示されています。
1858生まれで明治-昭和時代前期の実業家・梅津福次郎の解説も展示されていました。
明治に函館にわたり、納豆の行商からはじめて,北海道有数の資産家となったそうです。
2階は昭和レトロの雰囲気のある空間で、多目的な貸出スペースとなっていました。
さらに1階の奥の展示室には、昭和レトロな家電製品や電話などが展示されています。
いくつもの資料館を見て回りましたが、最近はこんなレトロ系の展示が多いですね。
昔の電話機のかけ方など、興味深い解説もあるので、見逃さないようにしましょう。
資料館の見学も終えて、次は市街地の西部にある「西山公園」へと移動します。
小高い山をバイクで登って、行き止まりの西山公園駐車場へとたどり着きました。
ここには展望台があるので、公園内を散策しながら徒歩で向かうことにします。
坂道を登ると、市内が一望できる高台に「義公廟」という立派な建物がありました。
これは昭和16年に徳川光圀公(義公)の遺徳を偲んで建てられた宝塔です。
ちなみに廟の中には、光圀公が書いた法華経・桧板30枚が安置されています。
「水戸黄門」で知られる、水戸藩二代目藩主・徳川光圀公が藩主の座を退いた後、
1691年から1700年に没するまでの晩年を過ごした隠居場所がここ西山の地です。
徳川光圀公は、この地に建てた西山御殿で大日本史の編さんの監修に当たりました。
西山御殿も見学したかったのですが、料金が1500円と高額でためらってしまいました。
せっかく高いお金を支払うなら、綺麗な秋の紅葉の時期にでも来たいと思います。
そしてこちらが展望台からの景色で、常陸太田市街を眼下に一望できますね。
尾根伝いに散策コースが伸びていて、屋根付きの休憩所も用意されていました。
こんな由緒ある場所ですが、意外と空いていて、気分良くウォーキング出来ました。
お弁当と飲み物持参で、展望を見ながらお昼ご飯を食べても良い場所です。
※Part3へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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