2024年・沖縄ツーリング Part5 | 生涯旅人の徒然日記

生涯旅人の徒然日記

気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

沖縄ツーリング2日目は、青空の天気の下、名護市のホテルで目が覚めました。

 

本州のような早朝の冷え込みもなく、シャワーを浴びてから出発となります。

 

まずは、本部半島の海岸線をぐるりと回ってみることにしましょう。

 

 

昨日のような強い風もおさまって、走りやすい天候になってくれました。

 

R449を西へと進めば、やがて瀬底島とそこに架かる瀬底大橋の姿が見えてきます。

 

せっかくなので、離島へ渡れる瀬底大橋をバイクで走ってみることにしましょう。

 

 

強風が吹くと橋上が怖そうですが、今日は風が弱いので、景色を見ながら走れます。

 

そして対岸にある「本部町瀬底島公園」へとバイクを停めて展望を眺めます。

 

周囲約8kmの小さな島で、西側に白い砂浜が広がる静かな瀬底ビーチがあります。

 

 

瀬底島から本部半島へと戻って、R449をさらに先へと進み、K114へ左折します。

 

そして1975年の沖縄海洋博の会場であった「海洋博公園」へとやってきました。

 

 

海洋博公園には沖縄美ら海水族館をはじめ、プラネタリウムやイルカのショーが

 

見られる施設や、植物園や沖縄文化に触れることができるおきなわ郷土村など、

 

様々な切り口で沖縄を表現する観光スポットが集結しています。

 

 

すべてを巡るのは時間がかかるので、今回は「おきなわ郷土村」を見ていきます。

 

おきなわ郷土村は、沖縄の古い集落を再現して沖縄文化を体感できる施設です。

 

沖縄伝統の家屋が立ち並び、御嶽や拝井泉といった沖縄の村を再現しています。

 

 

こちらは王朝時代(1429~1879年)に地方行政を担当した領主(地頭代)の家です。


地頭代の家の間取りは沖縄の民家の典型で、東南に床の間、その隣りに仏間、

 

そして居間が置かれ、裏側には子女の居室となる複数の裏座が配されています。

 

 

こちらは「ノロの家」で、「ノロ」とは、村落の神事祭祀を司る神女のことです。

 

この家の屋敷内には、「ノロ火の神」を祀る「ノロ殿内」といわれる建物があります。

 

また、主屋と台所が分かれている二棟建ての「奄美の民家」も見ることが出来ました。

 

 

こちらは、村落の村建てをした人の家(本家:ムートゥヤー)となります。
 

本家を前面中心に、一段下がった左右に宗家が並び、下方前面に分家が位置します。

 

なお本家の背後には、村落の守護神を祀る御嶽があり、神道が設けられています。

 

 

奄美の高倉は、痛みが激しく、現在工事中の為、立入禁止となっていました。

 

また王国時代の民家は、身分によって屋敷や家屋の大きさが制限されました。

 

主屋と台所の二棟からなり、床板は低く、屋根は小丸太組みの茅葺になっています。
 

 

「海洋博公園」の広場から海を隔てて見える島は、海上5km先に浮かぶ伊江島です。

 

島の東部にそびえる尖った山が「城山」で、島のシンボルとなっています。

 

現在、島の面積の35.3%が米軍が占有する「伊江島補助飛行場」の管理下にあります。

 

 

「海洋博公園」を後にして、続いては「今帰仁城 」までバイクで移動しました。

 

ここは14世紀、琉球王国成立以前に存在した北山の国王・北山王の居城でした。

 

現在は国の史跡に指定され、世界文化遺産の一部にも指定されています。

 

 

 

広い駐車場にバイクを停めて、目的の城跡へは徒歩で向かうことになります。

 

その前にチケット(600円)を交流センターで購入する必要があります。

 

ちょっとお高めですが、歴史文化センターの見学もできるので、OKとしましょう。

 

 

チケット確認所から城壁のゲートをくぐると、長い長い石の階段が待ち受けています。

 

さすがに気温の高い沖縄ですから、階段を登るにつれて徐々に汗が出てきました。

 

息を切らし、やっとのことで石段を登り切って、高台の主郭までやってきました。

 

 

※Part6へ続きます。

今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。


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