糖尿病克服のためにはどのくらい自転車に乗ったらいいの?
というわけで、峠に囲まれているという厳しいシチュエーションの中で自転車ライフをスタートすることになったのだが(ロケーション図はこちらを参照 )、とにもかくにも通勤初日は決して楽ではなかった。
たったの6.4km…
今でこそ、この距離は全然大したことない、と思うのだが、何しろ長年の運動不足と比較的重量級の体重(80kg超)ということ、さらにマウンテンバイク「JFK1号」の筋トレマシーンという特質もあり、最初は今では考えられないくらいの時間がかかった。
37分40秒!
これが通勤初日に要した時間である。(信号待ち時間を含む片道のみのタイムだ。CSCのカンチェラーラだったらこれだけの時間で33kmは走れてしまう計算になる!)その日は正直言って午前中は仕事にならなかった。慣れないことをするとそういうことになる。
ただ、これでも実際には電車を使っての通勤タイム(ドアtoドア)よりは早く(!電車遅っ)、自転車の意外な実力が示されている。ちなみにこのタイムは最初の2ヵ月くらいでみるみる縮まり、この「JFK1号」ですら20分代の前半でこの距離をクリアできるようになるのだが、その日はそんなことなど考えられるわけがない。
●これだけの距離でもその当時の私にとってはかなりの運動量になったのだ。
後に判明する「有酸素運動20分以上で脂肪燃焼の法則」にもかなっているし、坂道があることで筋肉量が増え、代謝を活性化させる結果にもなった。まじめな話になるが、私の置かれたこの状況は「糖尿病克服」というテーマを持つ私にとってとても好都合な状況だったことになる。
●だが、後でわかるのだが、この時点での私の自転車スキルは本当にひどいものだった。
ペダリングは完全に上から踏み下ろすタイプで太ももの筋肉しか使っていない(筋肉痛必至)。ペダルに乗せているのは足の土踏まず。やたら重いギアを使うばかりでケイデンスはたぶんMax60くらい。自転車のサイズも合っていないし、サドルも低すぎる…。
というわけで私の通勤初日は往復80分近くかけて約13kmを走破したのだが、筋肉への負担の他にやはりお尻がとても痛かった(サドル選定の長い旅路はもうすでにこのときに始まっていたのだ)。
糖尿病の症状の方は、薬の効き目もあり、それほど気にならなくはなっていた。検査の数値はまだまだだったが、それでも回復してきているようだ。これに自転車効果が加わればどうなるのだろうか…。
その翌日は別の場所に行かなければいけないので別のルートを通る必要があった。二番目に近い駅まで行くため、そう、いよいよ「ラルプデュエズ峠」を越える日がやって来るのだ。翌日私がその坂でどれほどの苦戦をすることになるのか、その日の私はまだ知らない。その晩、疲れた身体を休めるため私は何も考えず眠りについた。
(次回は、自転車通勤苦戦物語「ラルプデュエズ」編)
※このブログに出てくる峠の名前は私のイメージ言語です。フランスやイタリアにある峠の名前と一致するとしたら、それは全くの偶然です。
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