苦戦!「ラルプデュエズ」挑戦編 その1
さて、まずはこの写真、電柱のそばにバイクが置いてある何の変哲もない写真だが、何かが普通と違う。
そう、地面の角度に注目だ。
何回か前のブログで、自宅のまわりの超級山岳地帯のことについて触れたが(こちらですね )、この写真はその中でも厳しい「イゾアール峠」でのショットである。電柱は垂直に立っているわけなので、この地点での勾配は何と15.35%に達する。
続いてこの写真。
この写真も一見何の変哲もない写真だが、やはり地面の角度がどこかおかしい。
そう、これはこの地域でも最大の難所と言われる「ゾンコラン峠」でのショットである。
写真の角度的にわかりづらいが、うしろのヨコ線が水平だ。そこから勾配の厳しさを割り出すと、
な、な、何と20.13%!20%越えである!。
さらに決定的証拠写真。
この峠はあまりにも厳しいので、普通のフラットな歩道では人々が登ることができないのだ(!)。
何と歩道が階段になっている!
そう、この「ゾンコラン峠」は都内でも有数の難所であることは間違いない。これらの峠のチャレンジ・レポートは後に詳しく書くとして、今回は、最初にもっとも私を悩ませた四大峠のひとつ、「ラルプデュエズ峠」でのエピソードである。
●シーン2 立ちはだかる「ラルプデュエズ峠」
さて、私は黒と黄色のマウンテンバイク「JFK1号」で通勤をはじめることとなった。
第1日目はなんとか無事終了。疲労感はぐっすり寝たことですっかりと取れた。今日は、昨日と違い厚木方面へ行かなければならないため、「二番目に近い駅」まで行って駐輪場に「JFK1号」を駐める予定だ。
駅までの道のりは約3km。昨日は6.4km×2を走破したわけなので、往復でもたったの6km、「なんてことない距離さ」とつぶやきながら、快調にペダルをこぎはじめた。
ただひとつ懸念があった。そう、あの峠のことだ。
聞くところによると、サイクリスト泣かせで知られるその峠、通称“世田谷の「ラルプデュエズ峠」”。自転車にまたがったまま登りきるサイクリストはごく希だという。
ときたま何食わぬ顔で登る猛者もいるらしいが、多くの場合その自転車には電気モーターらしきものが装備されているそう…
そんな厳しい峠が、今まさに私が向かおうとする駅への道のりに含まれているのだ。
なんだ、迂回すればいいじゃないか、と人は言う。
しかし、それは土台無理な相談。駅はこちら側から行くと高台のはるか上にあるのだ。どう行こうが厳しい山道を避けて通るわけにはいかない。5kmも余計に走りたいなら別のルートもあるかもしれないが、私にとっての最善の選択はこの「ラルプデュエズ」をクリアすること。自己鍛錬、そして病魔を克服するにはこの選択しかないのだ…。
ペダリングは昨日にも増して快調、ついにその噂の峠が見えてきた。
「さぁ、いよいよだな。」
ペダルを踏む太ももにも力がこもる。
おっと、私の前を走っていたママチャリ・サイクリストが何を思ったか、峠の入り口に差し掛かったとたん、自転車からおもむろに降りた。何の迷いもない。はじめからこの峠に挑戦する気などないのさ、といわんばかりに表情ひとつ変えず、歩いてママチャリを押しはじめた…。
長くなりそうなので、この続きは明日…
※このブログは私が体験した真実に基づいていますが、峠の名称のみは私のイメージ言語による創造です。ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアに登場する峠の名称と万が一一致することがあっても、それは信じられない偶然です。世の中にはそういうこともあるのです。
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