自転車で糖尿病を克服した! -189ページ目

なにくそ魂!「ラルプデュエズ」挑戦編 その2

ラルプデュエズの入り口

さてこの写真を見て、もしかしたら見覚えのある方もいるかもしれない。

たとえば東京にお住まいの方なら、近所のあの場所じゃないか…と思う人も中にはいるかも。


いやいや、きっとそれは何かの間違いだ。


この坂道はあの厳しい峠、その名も「ラルプデュエズ 」の入り口なのだ。


私がサイクリストとして最初の挫折を味わうことになったのは、紛れもなくこの峠だ。

以下は前回からの続き。時は2005年晩秋。時間帯は朝。天候は晴れ。


●さぁ、「ラルプデュエズ峠」の入り口にさしかかった!


私の真新しいマウンテンバイク「JFK1号 」はまだまだ快調だ。(注:実際にはブレーキが引きずっていたりなど、必ずしもベストコンディションではない。ただ悲しいことにほとんど自転車初心者の私はそれに気づかない)


前を走っていたサイクリストがたとえ自転車から降りて押し始めようとも、私の糖尿病克服への強固な意志はゆらぎはしない。


「エイヤッ!」


私はギアを何段かシフトダウンし、非効率的なペダリングながらも最大限のパワーを発揮できるよう、太ももに力を入れた。最初の10メートル(実はここが勾配がキツイ)、なんとかクリア。次の15メートル、調子が出てきた。


見ると、朝のラッシュ時だからだろうか、すでに何人かのサイクリストが前方に見える。ただ例外なく全員自転車を降りて歩いて登っている。


おやっ、坂の中腹あたりでもがいているサイクリストを発見!まだ自転車をこいでいる。高校生風のサイクリストだ。きっと超人的な体力があるのだろう…(と後で思った)。


次の20メートル、太ももがちょっとあやしくなってきた。だがまだまだ行ける。


がんばれ!がんばれ!アレ!アレ!


ギアをもう一段軽くする。アレッ?もうこれ以上軽いギアはないのか?(この時点で多分38×28くらいのギアと思われる。)


急速にパワーが衰えていくことを感じる。


も、もう限界だ…。


も、もうひと踏ん張り…、行けるところまで…あぁ…(中略)

(これ以上は悲惨すぎて描写不能である。)


というわけで、私は坂の中腹手前で見事撃沈することとなった。そこからは他のサイクリストたちとともに,自転車を押して登った。「ラルプデュエズ峠」恐るべし。


この峠、全長約300メートルほど。平均勾配は今にして思うとそれほどきつくないが、おそらく最大斜度10%、平均勾配6~7%といったところだろう。万年運動不足だった私には充分にハードな峠だったのである。


そして、その翌日、私は性懲りもなくこの激坂「ラルプデュエズ峠」に再チャレンジした。結論から言うとまたも撃沈した。ただ前日よりは25メートル先まで行けた。


そして、私が撃沈したその脇を涼しい顔をしてひとりのサイクリストが通り過ぎていった。女性サイクリストである。自転車に乗って走っている。しかもママチャリタイプの自転車だ。私はよーくその自転車を見た。何か箱のようなものがクランクの後ろあたりに付いていた。やはり電動ママチャリだった。


「電動ママチャリ恐るべし!」


私は感心するとともに、チャレンジスピリットがメラメラと燃え上がるのを感じた。

次の攻略ターゲットは電動ママチャリだ。(いや、次は電動ママチャリを買おう!と思ったのでは決してない!誤解なきよう)


「いつかは、この峠で電動ママチャリをぶち抜いてやる!

私はモーターなしで行くのだ!糖尿病を克服したい私がモーターなど付けるわけがないじゃないか!」

どこか言い聞かせるように私は自分に語りかけた。


この夢(その日の私にとって、これははかない夢物語であった)は、数ヶ月後に実現することになる。

つづく…。


次回は「ラルプデュエズ」への挑戦、超回復編!

「超回復」で激坂を攻略できるか!?

まだまだ挑戦はつづく


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