自転車で糖尿病を克服した! -144ページ目

目指せ「ビンディングペダラー」~A子の挑戦再び!

キャノンデールにクランクブラザーズ

A子のために特別にセットアップされた「ビンディングペダル練習システム」。

ELITE製のローラー台はこの2週間、完全にA子に占拠され、ビンディングペダル付けはずし練習専用特訓設備と化した!果たしてこの集中トレーニングの効果はあったのか!!!


クランクブラザーズ「Smarty」


思えば長い道のりだったかもしれない。あれは1年以上も前のこと…。A子の最初のビンディング・ペダル・チャレンジ無惨にも砕け散った


東京の中心部で数多くの一般人の注目を浴びる中、2度も「立ちゴケ」をしてしまい、大きな心の痛手を負ったA子。見かけにはよらないタフさを持つA子といえども、このショックは大きく、どん底からのリカバリーには約1年近くを要したのだ


もう二度とビンディングペダルは使わない!


そう心に固く誓ったのか、誓わなかったのか…。彼女の心の奥底で繰り広げられた葛藤のドラマについては、A子は決して語ろうとしない。だがひとつ確かなことがある。彼女は立ち直ったのだ。いや、少なくとも再び立ち上がり、チャレンジする!そう心に決めたことだ。


おそらく、このブログに寄せられたA子に対する数々の励ましのコメント…これが彼女の心を大きく揺さぶったに違いない。


今、A子は再びチャレンジャーとなった!何かを乗り越え、大きなものをつかむために立ち上がったのだ。今回は本物だ!


一度決めてしまえば、彼女は何事にも速い。


このブログのコメントやウェブでの情報、そしてもっとも信頼できるソースとしてB夫のアドバイス(!?)…、これらを総合して彼女がチョイスしたのは、クランクブラザーズの「スマーティ」と呼ばれるビンディングペダルだった。



クランクブラザーズのペダル

このペダル、あまり知られていないことかもしれないが、実はこの写真でいういと赤色の部分(四隅)の色を変えられるのだ。他に紺色、灰色の2色のプラスチックパーツが同梱されていて、簡単に交換することができる。(もしかしたらこのことがA子の心を捉えたのかもしれないが…)


そして彼女がチョイスしたのはご覧の赤。光沢のあるブラックにアクセントとして赤のラインが入る、キャノンデール・シナプス・フェミニン3のカラーリングにピッタリだ。確かに“機械っぽい”雰囲気が強いシマノのSPDなどと比べて、装着したときの見てくれは“チャーミング”だ。「お、良いかも…」私もそう思った。


そしてもうひとつの特徴はといえば、その外しやすさだろう。(同じく外しやすいという評判を持つスピードプレイも候補だったが、これは「歩きにくさ」という点で今回の候補からはずれた)


私も(合わない靴で)ちょっと試してみたが、確かにリリースは非常にやりやすい。


「あ、これならA子でも行けそうだ。」


そう感じた。その外しやすさは、シマノのロード用ビンディングペダルSPD-SLの比ではない。あちらは相当慣れてきてもはずすのには多少の力が要る。だが、このクランクブラザーズのペダルを外すのに力は全く必要ない…そんな感じだ。だからといって普段「取れてしまうのではないか…」という不安を抱かせることもないので、よく考えられているのだろう。まさにA子にはピッタリかもしれない。


また、もともとの設計的に泥詰まりに強い!というのも特徴のひとつだろう。(もっともA子がそんなシチュエーションで走るとも思えないが…)


というわけで、クランクブラザーズという強力な伴侶を得てスタートした、A子のビンディング再チャレンジだが、今回、彼女は信じられない程に慎重だった。


石橋を叩いても…徹底した室内トレーニングを始めたA子


もう2週間以上前のことになる。A子は私にローラー台をセットアップして欲しい、と頼んできた。(そう、A子は自分でローラー台のセットアップができないのだ!だから私がいつもその担当だ。我が家は何事も担当制なのだ!)


目的は体力アップではない。あくまでビンディングペダルの練習だ。


ちなみにペダルをキャノンデールに取り付けたのも私だし、クリートを靴に取り付けたのも私だ。ペダルの装着は全くうまくいったが、クリートの取り付けは実は私が大失敗してしまった。ネジ穴をなめてしまったのだ。(一見私の技術の問題のようだが、実は全くそうではない。これは明らかに我が家の“担当制”の弊害が出たのだ。私はクリート取り付けの担当者にはなるべきではなかったのだ。これはシステムの問題だ!


だから実は靴が一足ダメになった。なぜならそのネジが二度と回せなくなってしまったため、位置を調整することもはずすことも固定することもできなくなってしまったからだ。だから新しい靴を一足購入することとなった。シマノのSPDシューズだ。


そして、彼女の練習方法は私もあきれるくらい用意周到、かつ計画的だった。二度とコケてたまるか!という強固な意志が見え隠れする。


方法はこうだ。


★初心者必見! 初公開!

絶対に立ちゴケしないためのビンディングペダル練習法!

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特別カリキュラム大公開!


●第一週:基礎修得期間

固定されたローラー台の上にビンディングペダル装備の自転車をセットアップする。まずこれで立ちゴケのことは全く心配することはない。


この自転車にまたがり、1日30分間、何度も付けたりはずしたりを繰り返す。(1回の練習で約250回以上は付けはずしをすることになる)

ただ最初の3日間は“正しい”つけはずし方法を身体に染み込ませるため、ゆっくりと行う。スピードを求めてはいけない。こうすることで“正しい動き”が神経細胞に叩き込まれ、後々速い動作が必要になったときに、本当にスムーズかつスピーディーな動きでビンディングをはずすことができるようになる。


次の3日間はスピードをだんだん上げていく。また実際の路上を想定したシミュレーションを行う。(普通の信号待ちのときには…、緊急ストップのときには…、右足をはずすときには…、クランクの位置のバリエーションなど)


そして最後の1日は約5km程の路上教習を行う。難しいルートは通らない。フラットなクルマの少ない道で何度もつけたり外したりしながら普通に走ってみる。(ここでの無理は禁物だ。“第二のA子”を出さないためにもあくまで慎重に路上教習を行う必要がある)


●そして第2週目:応用力強化期間


第1週の反省を踏まえ、弱点を強化するため再びローラー台を使い室内実習を行う。(2日間)


あえて1日~2日間休み、一旦はビンディングペダルのことを忘れる。


休んでいたにもかかわらず、身体が付け外しの動作を覚えているか確認する。必要により、実際の使用をシミュレートしながら200回以上付け外し実習を行う。(1日)


いよいよ外に出て実際に自転車に乗る。(120分間)

最初の30分は簡単なコースで練習するが、残りのコースは容赦はしない。坂道あり、交通渋滞あり、下り坂あり、すり抜けあり…などの普通の交通状況の中を実際に乗る。(本当に必要な力が付くのはこのステージでだ)


再び反省点をチェックし、室内で矯正のために練習する。


●3週目:上記2週目の④と⑤を繰り返す


という非常に厳しく、かつ精密なものだ。

実際の話、このくらいのレベルのトレーニングをすれば世の中にできないものなどそうはない。

才能のある人だったら軽飛行機を飛ばすくらいは充分できるかもしれないし、自動小銃の扱いを覚えることくらいならおそらく多くの人ができるだろう。


つまりA子はそのくらいの超精密トレーニングを行っているのだ。これもすべて彼女の“リベンジをしたい”という強い思いの表れだ。


そしてこのプロセスの中で現在彼女は「第2週目の⑤」のレベルまで到達している。


ビンディングの付け外しの動作が潜在意識(神経細胞)にまで充分浸透し、意識しなくてもペダルを外そうと思っただけで勝手に足を捻ってしまう…という動作ができるようになる段階だ。(確かにそうなってきたと思う、私の見たところ)


おっと、あまりに記事が長くなってしまったので、今日はこのくらいにしておこう。ちょっと学術的レポートみたいになってしまったm(_ _)m


次回はもっとわかりやすく、厳しかった屋外応用訓練の模様!


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