前回のブログで、「うどん」の糖質量について掘り下げた続きのお話しです。
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「うどん」は粉もん文化の大阪では非常になじみの深い食べ物です。
スーパーでは「うどん」は「生麺」「乾麺」「ゆで」と同じうどんでも3種類の「状態」で売られています。
同じ重量で比較すると水分含有量が違うために糖質量は異なり、水分が最も少ない「乾麺」が最も糖質が多くなります。
「ゆで」の状態で売られているうどんは「ゆでる」という工程によって水分が多く含まれます。また「ゆでる」ことで炭水化物が溶け出して炭水化物量が減っている、と考えられます。
しかしそれだけが理由としたら、「生麺」「乾麺」「ゆで」それぞれ一食分の糖質量の違いは説明がつきません。理由は他にもあると考えられます。
「ゆで」の状態の一食分の重量が商品によって大きく異なることは、以前のブログ「○○の糖質は××g」これは不変!?」にて書きました。
「乾麺」の一食分の重量は100gが一般的なようですが、乾麺100gをゆでたら重量はどれくらいになるでしょうか。
「生麺」の一食分は商品によって異なるようですが、私が調べて商品では150gでした。これもゆでたらどれくらいの重量になるでしょうか。
各種ウェブサイトを参考にさせていただいた結果、「ゆでる」と「乾麺」は約3倍、「生麺」は約2倍の重量になるようです。
そうしますと、両方とも300gですから、「乾麺」「生麺」の一食分の重量はおおよそ同じと言えます。
では「ゆで」はどうだったでしょうか。
「ゆで」うどん1玉は180g、200g、230g、250gと商品によって様々でした。
そうすると「乾麺」「生麺」の一食分は「ゆで」の一食分より量が多いことが分かります。
私の頭にあるうどん1玉は250gで糖質50gです。300gに計算し直すと糖質60gとなります。
チェックした乾麺100gで炭水化物77.5g、生麺150gで炭水化物88gでした。
まだ糖質量の差は完全に埋まりませんが、「乾麺」や「生麺」で売られている商品の一食分は「ゆで」より量が多めである、というのが糖質量の違いの一因であることは間違いなさそうです。
私が糖質量の少なさに驚いた「ゆで」うどんは一食分180gです。300gの6割でしかありません。
うどんのようにのどごしの良い食品はついつい食べ過ぎてしまうことも多いので、一食分だからと言って食べ過ぎには気を付けましょう!