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Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

BackUpサイトに書き込みがあったように「正常性バイアス」に突き動かされ、コロナリスクにも関わらずいつものモールのスタバに行く。曰く、
https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12672494050.html

『これだけコロナ広がってるし心配だな。大丈夫かな? でも周りには罹った人誰もいないし、自分ひとり少しぐらい出かけたって大丈夫じゃね?』

連休の最終日なので人の出は少ないかな?と思い出かけたが、スタバは8割程度の混みよう。でも、せっかく出たのにもったいないので、窓際のアクリル板に囲まれた一人席に付く。人が少ない時はソファー席だが今日は念のため。

さて、コーヒーを飲みながら読み始めたのは陳舜臣著の『中国の歴史、近現代史1・2』。元々現在の香港情勢のことがきっかけで読み始めた『阿片戦争』だが、そこから『太平天国』、そしてこの本と流れてきた。いずれも著者が数年かけて書いてきた連載物で一気に読むのは問題があるような気もするのだが、逆に一気に読まなければ目標を失うような気もする。但し、この本は短篇集で何処でも一区切り出来るのが良い。

今日は中国近代の群像として、林則徐と曽国藩の部分を読む。いずれも高校世界史で名前だけは覚えた記憶があるが、殆ど本質的なことは理解していなかったようだ。先日、今の高校の教科書を拾い読みしてみると阿片戦争に関して、かなり内容の濃い事が書かれていた。半世紀前の受験生にはそれを受け取るだけの知性が無かったのか、あるいは当時はそれ程、歴史学そのものが高度化されていなかったのか、今となっては不明。



『キリギリスの年金』
明石順平著、朝日新聞出版、2020年初版。

冒頭に著者(現在35歳)が高齢者になる頃には年金支給開始年齢70歳になるだろうと書かれているが、p4 これは予測というよりも予定されたものだと考える。それに加え、支給額の3割減が年金制度の持続可能性を維持するために必要だと考える方だ。つまり、<定年70歳、年金支給額の3割減で年金の持続可能性の問題は解決する>というのが私の結論。その根拠の計算式として、以前以下のような数字を出した。

平均寿命 85―65=20 > 85―70=15 15/20=0.75
年金支給額の30%減額 > 0.7
故に、0.75 x 0.7 = 0.525 総年金支給額の半減=持続可能な社会保障
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5455/trackback


以前、話題になった「2000万円問題」については、数字を出しながら、これが<かなり恵まれた人の場合>という。p17 その理由はこの計算が平均値を使い(中央値はさらに所得、貯蓄が少ない)夫婦2人のモデルケースから計算されているから。(これからは単独世帯が増える)確かにそうかもしれない。その意味では『十分やっていける自信がある』とした私は恵まれた方?

とまあ、これまで色々議論し、考えたような話が続くが、今、この本に期待しているのはMMTについてなので先の章を先に読む。

ここでも先日私が個人的体験として頭に残る財政への信頼喪失から来る通貨安インフレのことが書かれている。p191  まさに「我が意を得たり」との印象を受けた。

個人的経験とは留学時代のメキシコ貧乏旅行である。時は八十年代後半。メキシコは財政の信頼喪失から当時のペソ?に対する信頼がメキシコ国民から失われていた。だから米ドルが普通にどこでも使えたし、むしろそちらの方が喜ばれ、しかも1日1日レイトが変化する(ドルの価値が上がる)だからキチキチの生活をしていた貧乏学生がメキシコでは優雅?な旅行ができたのだ。

そんな経験をMMT論者はしたことがあるのだろうか? 勿論有名な大学教授(京大の藤井聡氏)とかがMMT論者なのは知っている。しかし、自国の通貨が信頼を失うということはこういうことだ。それでも偏見を持たず、勉強してみる。
https://www.youtube.com/watch?v=0QdKdlyrC1w

今日は自宅に我慢していたが、昼から何度かまたモールのスタバに行きたいと思い悩んだ。結局、思い立って昼からウイスキーを飲み、悩みを断つ! 飲んだら車は運転できないから自動的にアウト! Good idea?

そんなこんなで、半分屋外で読書とインターネットの1日。 耳がカットされた野良猫がいつものようにやってきて、玄関前で昼寝。

そんな努力(?)の結果。『キリギリスの年金』のMMTの部分を読み終えた。公開された資料を元に議論が進む、好みの内容で読む限りMMTの欺瞞性を徹底的に明らかにするような展開(汗)

MMTの勉強をしたいとの目的で最初に読むべき本ではないと感じた(笑)それは兎も角、それにあまり惑わされずさらに勉強してみたい。

それにしても、これだけ世間で話題になっている新しい理論だが、現実のところは人々の正常性バイアスに訴えるから、これだけ「モテる」のだとは思うが、どうだろう?

正常性バイアスとは

『これだけ借金(GDPの230%)して大丈夫なのかな? 心配だな~ でも金利は動いていないし、インフレにもなっていないよね。ならば、今後もドンドン借金しても大丈夫じゃね?』




『サピエンス上陸』3
旧石器人が(漂流ではなく)意図的に日本列島に渡航した理由を黒曜石の流通をあげる。これは物理化学的解析で産地が同定可能なことがそれを可能にした。p72 確かに往復して黒曜石を持ち帰ったので漂流ではない。

縄文遺跡から出土する船には帆があった形跡がないことから、櫓を使った航海であるとする。p79 また漕ぎ船と帆船は船の構造が異なり、前者は細長く、後者は横揺れに耐えられるように船の幅を広げる必要があるとも。p82

著者らは最初、葦船次に竹筏を試み、それらが重すぎて海洋を渡るには難すぎることを確認し、最後に丸太舟にたどり着く経過を数回の実験航海をもとに描かれるのだが、これは興味のある人には面白いところだろうが、個人的にはあまり興味がないので読み流した。

最後の丸太舟のところで、最初台湾で、つまり出港地の台湾で適当な、直径1メートルの材木を探したが、実は日本統治時代に目ぼしい大木は全て伐採され、その後植林が間に合わず無いとのことで材木は日本で調達したとか。ここにも日本統治時代の負の歴史がさらりと語られる。p176

葦船と竹筏に対し丸太舟の決定的違いは重さらしい。逆に言えば丸太舟の圧倒的浮力。漕ぐにはいいが、不安定でひっくり返りやすくバラストが必要。p198

ここで実に興味深いことが書かれていた。それは与那国島から台湾は見えるが、逆は見えないということ。この常識的な理解を覆す事実だ。p208 正確に言えば好条件が揃わないと見えない。台湾には高山がありしかも西にあるというのがミソ。

タネを明かせば1)高山の山頂近くに立ち、2)雲がない晴天で太陽光線の邪魔がない(眩しく東は見えない)3)夕方にようやく海と島が区別できるらしい。日中は太陽光線で海と空が同化してこれも無理ということらしい。意外だった。p211  だから、与那国から台湾の目撃情報があっても逆は稀ということらしい。これは盲点だ。「逆もまた真」というわけではないということ。

<偏見・常識から自由に>
このところMMTなるものを少し勉強し始めている。最初聞いた限りでは「胡散臭げな」話だし、事実胡散臭い連中が言い出している理論なので論外だと思っていたが、やはりここは偏見を持たず一度は勉強すべきかと。

その上で実際「眉唾もの」なら批判あるいは無視すればいいし、もしかするとそれなりの意味はあるかもしれないと思い直したから。

もともと現代経済学に信頼がない。リーマンショックも予測出来なかったし、その原因となるような「抜け穴」も見抜けなかったではないか!


それともう1つのきっかけは、直接上記のことと関係はないが、最近になって「ベキ分布の世界」が在るということを強く意識するようになった。つまり常識から自由になるべきとの意識が高まったことだ。

世界を見渡す時、事象は必ずしも正規分布ばかりで起こっているばかりではない。むしろ地震や経済恐慌というのはこれで考えなければならないらしい。
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それどころか、専門分野と重なる分野、例えば「遺伝子発現」などですらどうやら「ベキ関数」の世界があることを最近になって知らされた。リタイヤする直前になって知ってもToo Lateで情けない限りだが、無知はどうしようもない。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5165/trackback

これは、純粋に想像の範疇だが、99.99%の人に安全なワクチンでも1万人に一人とかの割合で過剰な免疫反応=アナフラキシーショックが起こることを我々は経験的に知っている。 もしかすると、この現象もその1つかもしれないと感じ始めたから。どうだろう? ご承知の方があればコメント頂きたい。



<1つの解決から妄想へ>
以前、ウォーレス・ラインというのがあり、75万年より前に、ホビットと呼ばれる原人がバリ島からロンボク島に渡ったという記述があったが、
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6246/trackback

現地住在の「ねえね」さんによれば、ジャワ島からロンボク島は見えないとの事。
https://ameblo.jp/neene0822/entry-12612657495.html#cbox

それで、下で書くように、今ようやく解決したのだが、同じことが台湾と与那国島にもあり、海岸線に立てば見えないが、台湾の山頂に立てば<平たい>与那国島も見えるとか。それは台湾にかなり高い山があるからだ。与那国島を見つけた3万8千年前の後期旧石器人が、そこに島があることを知り、渡ってきたということらしい。


それで早速調べてみたら、バリ島には標高3千メートル以上のアグン山という活火山がある、同様にロンボク島にはリンジャニ山という3千7百メートル以上の活火山があるらしい。活火山ならば噴煙も見えるのできっと目視できるはず。

…75万年より前に、筏か丸太か判らないが、ホビットと呼ばれる原人がバリ島の山頂近くからロンボク島(の噴火)を見つけて、

『(海岸線から見えもしない)その島に渡ろう!』

と決意したとするなら。これはもうロマン以外の何物でもない。



追伸:
さらに考えるうち、とんでもない事に気がついた!


<ホビット原人の認知能力>
「ねえね」さんのところで原人の認知能力について思いつきで書いた事があるのだが、もしそのストーリーが本当に起こったならば物凄い能力をこの原人が持っていたことが判る。
https://ameblo.jp/neene0822/entry-12672006373.html#cbox

つまり、75万年以上前にホビット原人がジャワ島の高山に登って東の水平線の彼方に噴煙を見つけた。ここまでなら大抵の哺乳動物でも出来ること。

でもここからが違う。そのホビットが海岸線に降りてきて、そこでは見えない東の彼方に自分が住む島と同じような世界があるに違いないと確信し海を渡ろうとする。

山の上での認知が海岸線まで連続的に繋がっていないとこれは出来ない。しかも噴煙から島が連想されないといけない、その上、海を渡る為に舟を作るという意思と技術はさらに高度な知能を必要とする。

これまで原人は新人に比べると<サルみたいな存在>だと思っていたが、何の、何の、歴史の悪戯があったら、我々新人に代わりこの世界を支配していた種族なのかもしれないのだ。




『サピエンス日本上陸』2
後期旧石器時代と縄文を分けるのは、当然の事ながら土器の存在。最古の土器は1万6千年前だとか。p50 土器があるかどうかで、食生活が大きく変わる。

以前、インドネシアの島からオーストラリアおよびボルネオ島(当時1つの島)に渡るのは大変だろうと思っていたが、2~3千メートル級の山があるため高山に登れば十分目視できるらしい。それに対し琉球列島の場合(台湾~与那国島間を除き)距離のある島間は目視できないらしい。(但し、台湾でも海に出れば与那国も見えない)さらに黒潮の流れが強いのでなかなか渡れないらしい。p62 

黒潮の速度は秒速1~2メートル。p61この地形と海流の動きは3万年前でも同じだろうと推定されている。p63 また台湾からの漂流ブイの人工衛星によるトレース実証調査では、これを「漂流」の形で渡れたとは考えにくく、意図的に黒潮を「横切る」という行為が必要だとか。p70

さらに人類が琉球列島に移り住むには「家族では渡航」が必要。数理シュミレーションでは2家族、合計10人が同時に移らないと難しいらしい。p71

先に書いたように石灰岩質の沖縄では人骨が発掘されていて、その形態学的類似性から南方起源が昔から唱えられていたが、さいきん、ミトコンドリア遺伝子の解析もそれを支持するらしい。p65 

この本で見る限り、まだ核遺伝子の解析は進んでいないようだ。最近は核ゲノムの解析も可能なほど技術が進んでいるのでいずれ出るだろう。情報量がミトコンドリアとは桁違いに大きいので期待できる。

昨日、ちびことジェリーちゃんが15歳で亡くなったとか。10年以上、時々blogにお邪魔していたので、他人事とは思えない。

それで、最後の飼い猫となったミーのことを思い出した。庭にお墓(茶色の植木鉢を伏せたもの)を作って、仏前にシュロの植木鉢を置いた。当時精々高さ20センチくらいの鉢植えに植えられた(多分下のURLの写真にある青い鉢)シュロ。その後、根が鉢を突き抜けてきたので後から植え替え、鉢はそのまま前に置いた。多分この写真を撮ったのはお墓を作って1~2年後では? となるとミーが死んだのは、14~5年前になるのだろうか?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/501/trackback

それが今では巨木に育っている。今日、幹の直径が計ったら14センチもあった。庭木の中でも大きい方になっている。お墓にした茶色の植木鉢は何処かに行ってしまったので、今ではこのシュロの木がお墓の代わりになっている。

 

 

 

午後から気分転換でコーヒーを飲みに行くが、福岡もマンボーが出たので、いつものモールのスタバは流石に人が多いだろうということで、地元民しか行かない別のショッピングセンターのコーヒー店に行く。幸い、人はそれほどではないが、お店は大変だろうな~ 気の毒だ。




『サピエンス日本上陸』
副題:3万年前の大航海、海部陽介著、講談社。2020初版。

いつも行く図書館で新刊書として紹介されていたので、手にとってパラパラ読んでみたが、これまで誤解していたことが冒頭描かれていたので、これは最新情報を入手しないと、と思い借り出した。その誤解していた点とは、

<人類が日本列島にたどり着く時期には(北海道をのぞき)大陸と陸続きではなかったという点> p33 

図1-4 この時代、氷河期、海面は現在よりも125~130メートルも下がったとされているが、それでも日本海は依然として「海」で津軽海峡も存在した。p34(但し、渤海、黄海は存在せず。サハリンと北海道は陸続きで、瀬戸内海もない)津軽海峡がそんなに深いとは知らなんだ!!

いずれにせよ、人類はこれまでのイメージ=『動物を追って日本列島にやって来た』のではないということ。まさしく『意識的に海を渡ってきた』ということだ。p36

なおこの時期に、3万8千年前に日本列島に人類が渡ってきたのはほぼ確実で、理由はこの時期以降に膨大な数(1万150箇所)の後期旧石器時代の遺跡が見つかるらしい。p29 つまり、この時期に多数の人類が海を越えて列島にやって来たということだ。只残念なことに人骨は骨の保存に必要な石灰岩(カルシウム)地帯が存在する沖縄だけからしか今のところ見つかっていないらしい。p29

章の最後の注釈に、これらの研究は昔のあの事件。旧石器捏造事件とは無関係だとある。確かにあの事件(2000年)は考古学に対する根深い不信感を感じさせるものだったし、事実、今でも個人的に考古学会に対しての不信感を感じている(=体験した)。
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その背景に私は、日本の考古学の論文がほとんど日本語で書かれて、海外の研究者のピアレヴューを受けていないことがあると思う。以前、金印の物性調査研究報告をわざわざ図書館経由で取り寄せて読んで見たが、科学論文としてはかなりレベルの低いものだった。これは我々の分野の水準との比較という意味においてだが。
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ちびこと、ジェリーが永眠したとのこと。
https://twitter.com/AiGerry

余りの急なことでおどろいた。いつ頃からだろう。自分で飼えない分、いつも邪魔していた。15歳とのこと。

人間とペットの寿命には大きな違いがある。たとえペットであれ、「別れ」を経験することは何かを学ぶことではないだろうか?
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たかがペットされど家族。合掌。
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