中国旅行16  堯陵発見! | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

今日も禁断の3連投爆笑


<街角ピアノ>
久しぶりに金曜の午前中、NHKの『街角ピアノ』を観る。地味だがいい番組だと思う。



あれを観るとまだ人間の社会も可能性がある様な錯覚?が生まれる。 

確かにヒトも他の生物同様、生存競争の世界だが、「ヒト」と言う『種』は自己犠牲を厭わない程の集団の社会性の強固さ故に、他の類人猿とは異なる進化を遂げたとも言う。

ならば、その社会性をより広く世界まで広げる可能性も『なきにしもあらず?』 甘い考えだろうか?

『我々は分裂する…   しかし、持ち堪えないといけない』

これは『人は何故、憎しみ合うのか』と言う本の最後の言葉。 あれも文字通り『お勧めの1冊』だった。厳しい現実と向き合いつつも、可能性や希望を忘れてはならない。
<中国トイレ事情>
一番大変なのが、トイレ事情。まず何処に行ってもウォシュレットはスタンダードではない。また、水洗でも使用済みの紙はトイレで流せない事が多い。唯一例外は浦東国際空港のホテル。

これは特に沿海部は高低差がないので下水道の設計思想が日本とは違う事によるだろう。

…そんな文句を言うが、よく考えたら80年代の日本も同じ。ウォシュレットは未だ無し、水洗も一般的ではなかった。僅か半世紀前の事だが人は忘れるもの。これは「ねえね」さんのblogから触発されたもの。


中国旅行16

8日目、12日

翌日はやや筋肉痛。これは仕方ない。筋肉痛と疲労で朝から昼に全スケジュールはシフト。一日中ゆったり。 


パンツ類は別にして手洗い洗濯するようにとの指令が来て。手洗いならぬ、足洗いで溜めずにパンツだけでなく靴下やシャツも毎日洗おうと判断。これもコロナ禍後の変化? 


ランチ後、髪の毛が伸びているので切ると言われる。「短くしないで」と念を押したが時、既に遅し。中国風に短髪姿にされる。後一週間、帰国までにどれだけ伸びるか?


9日目、13日。

午後また村へ行く。駐車禁止地区でも駐車する輩は多い。田舎だと交通違反の取り締まりは緩そうだ。



途中で建設中のビルが連立する場所を通過、果たして建設中なのか、中断しているのか不明。


中国のGDPのかなりの部分が不動産建設だとはよく聞く話しだが、日本と違い家主は完成前に先払いする場合が多い。また、スケルトンでの引き渡しで、完成しても内装が未完成で直ぐ住めるわけではない。だから、オーナーはいても空室率は高い。



道端で落花生とトウモロコシを販売中、此処で大量に仕入れる。手前杖が泰山登山で使ったもの。



生でも落花生は食べられるとか言うので試してみたが、余り美味しくない。やはり煎って食べた方がいい。




山羊さんが群れで移動中。



福岡市の何倍も人口が多い菏泽市だが、少し郊外には田舎の風景がある。後で山羊が群れをなして小川の辺りで水を飲んでいるのを車窓から見る。同じ群れではなさそうなので、こうして普通に水場や牧草地に移動するのだろう。



暫く行くと沢山の人が集まって斗音=歌唱大会?をやっている現場に遭遇。時々村人が集まってやるらしい。村のイベント?




更に行くと、道路の半分くらいを占領してトウモロコシを乾燥している箇所に遭遇。規制線が張られ交通よりも農作業優先。



菏泽の鄄城県、此処で思わぬ堯(yao)帝陵を発見! 







典型的な円墳。


どうやらあの伝説の皇帝の陵で間違いなさそう。deepseekで確認した。



史記などの記載とも合うらしい。真偽の程は兎も角、歴史的に長く=二千年近く祀られているらしい。それだけ長ければ本物としていい。


場所は此処。>AK氏向け情報。



deepseekによれば、漢代から祀られ、唐の太宗、玄宗時代に陵の修復がなされたとか。



deepseekの対応もなかなかいいウインク 中国ではdeepseekしか検索に使えないので助かりました。尤も、答えてくれない質問もありまずがグラサングラサン 


近くには風力発電所の変電所と思しき場所にも遭遇。周りは大型風力発電機が乱立する場所。



例の売店の横の敷地に放し飼いの鶏が沢山群れていた。なかなかここ大陸ではインフルエンザ等の抑止は難しいだろう。


獣医時代、あの先進国アメリカですら、狂犬病の撲滅が難しいのは野生の蝙蝠の存在があると習った。さて今はどうだろう?



夜は親族11人が集まり、近くのレストランで宴会。全部で360元と格安。ここは私の奢りにした。やはり田舎価格か。しかし料理は美味しい。


余った料理はそれぞれの家庭毎にとりわけ、お持ち帰りする。