本物のお薦めの1冊 & 『人はなぜ憎しみ合うのか』下巻 25 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=Kgha36EPdf0&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=2

HSK4~1#13~#2 背了三十七分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=iphSE5qoZPE

『中国まる見え情報局』看了十一分钟YouTube频道

 

https://www.youtube.com/watch?v=ULf4LXcW8Ng

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,听写二十五分钟句子

 

https://www.youtube.com/watch?v=JYGaOXh02QE&t=8s

ゆうきの中国語,1h30min~1h56mi,学习半小时汉语文法

 

https://www.youtube.com/watch?v=B-fejbfCKWA

興梠一郎频道看了十六分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk

【完全版1~1200】HSK5,58.4min~1h13min背了半小时单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=yZYZ104SN4Q

とある中国人のむいむい,看了九分钟频道。一共两个小时三十八分钟。

 

木曜日分補習完了。

 

 

 

 

『人はなぜ憎しみ合うのか』下巻 25

著者はほとんどの動物において社会のメンバーの数は200個体という上限があるという。これはメンバーをお互い認識しなければならないからと。人類はこのガラスの天井を打ち破った。同じ種に蟻がいる。知らないものを認識するために「印」を頼った。蟻は匂いで人は訛りや仕草、服装、儀式、旗まで色々ある。

 

しかしそれだけではヒトは大きな人口を抱える社会を築くのは無理で、その「印」と「印」の相互作用、統率リーダーシップを受け入れ、職業や社会集団などの区分けと相互作用の仕組みを学ぶ必要があるとする。p239

 

その形成は最初は戦争などによる奴隷、征服に始まり、今では移民という形で巨大化してきた。それでもこの社会には時に有史以前に遡るような権力と支配の格差の痕跡が残っているという。p240

 

ここで著者はアメリカのような個人主義的社会(アングロサクソン系だと思うが、著者はこの言葉は使っていない)と日本や中国のような(著者はこの2国を同列に論じているが、細かく言うと前者は権威主義的長子直系家族で後者は外婚制共同体社会)集団主義的な社会はどちらも等しく、その社会から提供される(其れなりの)自由と幸福を享受することができるという。p244

 

しかし、その結束と自由はうつろいやすく、維持するのは難しいと言っているようだ。この本の最後の最後の著者の言葉にそれが表現されていると思う。

 

『私たちは分裂する。分裂しようとも、持ちこたえなければならない』p247

 

ヒトという種の限界を認識した上でそれに立ち向かう勇気と覚悟を感じさせる言葉

 

以上で終了、非常に考えさせられる内容だった。文字通り、『お薦めの1冊』としたい。

 

 

 

次にサピエンスの誕生以来、長い間を過ごし、ヒトとして進化してきた脱アフリカ以前のサピエンスの歴史を知りたいと感じた次第。