中国旅行 3
乗り継ぎ失敗を経験して、この時ふと思い出したのは、映画『ターミナル』。これを今回経験してみたいと思った。
確かトム・ハンクス主演の映画で、海外旅行中に母国でクーデターが起こり、パスポートが無効となった事で空港から入国出来ずターミナルで生活する主人公の話だ。
時間もいい時間になったので、覚悟を決めて寝床を探す。実際、T2は深夜迄航空便が出るので違和感はない。それらしき人も実は見受けられる。
ターミナル内のレストランの裏に出ている使用済みの空の段ボール箱を利用して寝床を作って横になる人が隅に見受けられる。流石に段ボールを掠める気は起こらないが、とりあえず場合を確保。
私が確保した場所の柱の反対側にも同様に寝床を確保する人がいて、連帯感も![]()
夜を過ごすのにシート座席で眠るのはキツすぎる。やはりここは段ボールベッドでしょう。しかも時間が山の様にあるので此処で色々試してみる事にした。
その一つで知った事に中国ではChatGTPが使えない事!
考えてみれば、Yahoo検索もWikiも使えないお国柄、当然かと。でもdeepseekは勿論OK。今回大変お世話になりました。
中国のアプリと言う事で敬遠する人もいるかと思うが、私もメインのスマホには入れず、サブのスマホだけでの使用。
そうこうする内に、チャットで事情を知った彼女が勝手に上海空港内のホテルを予約したと伝えて来た。何度もターミナル野宿するので問題無いと強調したのだが、半ば強制的。 残念無念、人生最初のホームレスの経験を逃した!
予約されたホテルはこれまでも何度か利用経験があるT1〜T2のターミナルの間にあるホテル、冒険物語は此処で呆気なく終わる。 予約された部屋はツインで勿体無い限り。
1日の話で文字制限の為、3話分とは! それだけ濃い1日だったと言う事でご理解の程。
この間、朝の一食のみ。全然空腹感も無かったのは、やはり緊張感が張り詰めていたからか? この緊張感は翌日迄続き、翌日の夜、無事目的地、山東省の地方都市荷泽市に着く迄、食事を取らずとも空腹感は無かった。
当日の歩数は22,825歩、15.2km。
空港内をあちこち歩きまわったので当然。それにしても浦東空港は広い。足腰が強くないとダメ。




