『5−3−1』の法則 & 『「世界の終わり」の地政学』3 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=2OoPUMOG5pw

HSK3, 0~25min, 0~100单词和句子。 听写四十八分钟。加油!

 

https://www.youtube.com/watch?v=emSN8Hklulo

中国政経塾,看了二十分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=zfeRny5G3to

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,听写一个小时五十二分钟。一共整三个小时

 

アンカリング成功。

 

运动;上坡散步 3.9km, 5471步, 4楼 (计划)

 

 

 

 

 

<今朝のWorld Newsから>

イギリスBBC:トルコは岐路に立つ。/ブルガリア人ロシア?スパイ組織摘発。

シンガポールCAN:ガザ爆撃継続。/オーストラリア軍事費増加=AUKUS vs C, GDPの2%>2.3>3%。/BYDはテスラを超える<政府の買い替え支援

韓国KBS:首相弾劾棄却。/山火事継続。/道路大規模陥没

タイMCOT:ミャンマー国境で内戦激化>避難民流入。/バンコックで国際モーターショウ、売り上げ低下。

ベトナムVTV:ドリアン中国輸出低下<重金属汚染。/統一50周年

オーストラリアABC:カナダで総選挙(4/28)、焦点は対トランプ。

ドイツZDF:財政と移民関係で連立難航

 

トルコは強権的に動き、韓国内政混乱続く、ドイツは連立難航。

ウクライナ戦争は継続、ガザは爆撃再開、ミャンマー内戦======「秩序」から「無秩序」?

USからの圧力でEU, Aは防衛費増額に動く>いずれ日本も?

日韓も都市インフラの老朽化。

 

 

 

 

<人口動静で世界を見る>

昨日の話の延長として。追記。

 

昔、『5−3−1』の法則というのを勝手に考え出した。ほぼ2世代間(祖父母ー両親ー子供) の特殊出世率の差からその社会のリスクを推定するもの。

 

は急激に人口構成が変化しつつある国だが、子供の時点では十分な人的資本(労働者)がいるので見かけ上、大変発展している。しかし将来重大な問題を抱えることが約束されている社会。 今、中国がそれに相当する。近い将来、大量の高齢者を少ない若者が支えなければならない。

 

日本で、現時点で既に少子高齢化が大問題になっている。

 

フランスなど。緩やかに人口構成が移動している国。

 

上記の3つの国の特殊出生率は1〜2の間で中国、日本、フランスとそれほど大きな違いはないが、フランスは人口構成に大きな変動をもたらさないので将来にあまり大きな問題を抱えない。

 

例外として移民の国、アメリカがある。この国は若い移民が(しばしば出生率の高い習慣を持つ発展途上国からの移民)入ってきており。活力が注入され続けている。

 

 

 

 

 

 

『「世界の終わり」の地政学』3

流れが変わったのは、アメリカが打って出た時期、第二次世界大戦が始まってからだとか、世界最強の遠征能力を持つ国となったばかりか、終戦時には全ての敗戦国を占領した唯一の参戦国となったとも。p62

 

それでなくても、もともと米国は「モンロー主義」に代表される孤立主義が伝統の国。またそれを可能にする「豊かな国土」と旧大陸から流れ込む「若い移民」の国だった。

 

戦後はソ連との対立があり、共産圏封じ込めのために「ブレトンウッズ体制」を構築した。これで自由貿易時代を引っ張った。

 

ここで著者は意外な?ことを指摘する。それはアメリカには<卓越した統治の伝統がない>ということだ。これは歴史を見ると地理的位置と豊かな国土により連邦政府は道路の建設と移民の制限、関税の徴収の他に大して自国を統治する技術が不要だったという。p65

 

これは意外な指摘。だから共産圏封じ込めのためには自国の独立を維持するために血を流す覚悟のある同盟国を必要とした。それがNATO加盟国であり、日米同盟、米韓同盟なのだろう。p65

 

これらの同盟国では自国の領土にアメリカ軍を駐留させことを許容した。一方で、この体制下で同盟国は経済的繁栄を手に入れわずか45年でソ連を窒息死させることに成功したという。p67

 

67ページでここで初めて図表が出てくる。「貿易の解放度」の経時変化を示す図である。世界全体のGDPに占める貿易の割合は、1867〜第二次世界大戦前までほぼ20%強で推移し、戦後急速に上昇し2009年くらいに60%まで上昇し頭を打つ。

 

図が出るのはありがたいが、特別重要な情報という気がしない。