限界集落 & 『人口の中国史』9 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=NYwFD0jP_Ks&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=5

HSK2~3,3~5 背了三十六分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=nhkL77PtViE

关于中国媒体情况。看了十七分钟频道。政府禁止悲观的意见。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Gl8eOteLfnk

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル。0~46min,做一个小时作文和听写。

 

https://www.youtube.com/watch?v=VwJqZZmr74Q

中国まる見え情報局,看了二十二分钟频道。一共两个小时十五分钟。

 

没干劲!ショボーンえーん

 

运动;上坡散步, 2.6km, 4604步, 2楼 (计划)

 

 

 

 

<今朝のWorld Newsから>

イギリスBBC:インドネシア大地震、12/26津波から20年目。

シンガポールCAN:台湾政治、キャスチングボード握る野党民衆党党首汚職事件

https://news.yahoo.co.jp/articles/40507a13db5e568affe72ecb490b26e20a55c453

韓国KBS:政治混乱続く、憲法裁判所の裁判官任命について首相弾劾。憲法法典の表紙に漢字。

中国CCTV:就活支援

中国上海:軍高官、中印関係改善、台湾に米製武器導入批判、菲の南シナ海紛争で批判(中距離ミサイル導入批判)。

中国香港:台湾民衆党汚職28年求刑>民進党の陰謀?

タイMCOT:インド洋大津波、プーケット被災。/年末年始のラッシュ>タイは新暦?

ベトナムVTV:カンボジアでベト・カン間のデジタル経済共同作業。/ディエンビエンフー戦い(仏からの独立、ハノイ西部ラオス国境付近)の祭典。

オーストラリアABC:豪、南東部ビクトリア州での山火事拡大。/オーバーツーリズム問題

インドNDTV:シン前首相死去(1932〜2024)インド経済自由化、シーク派として初めて。

カタール、アルジャジーラ:イスラエル、イエメンのフーシ派攻撃。/シリア暫定政権指導者、イラクと会談。クルド派やISの活動拒否。

ドイツZDF:インドネシア大津波、タイでドイツ人500人犠牲。/フィンランド〜エストニア海底ケーブル切断、ロシア関与か?/ガザで乳幼児凍死。/カザフスタン墜落は対空砲火原因濃厚。/マルデブルグテロ?>事故犯罪防止に手違い?

 

自由主義国家の政治混乱続く。

2011の3.11と同じくインドネシア大地震、津波が12.26。それからから20年。日本は国際協力できる最大の分野。ここからグローバルサウスに手を繋ぐ。

 

 

 

 

<『まけんぞ』を観る>

木曜は朝から勉強する気にならず、時間つぶしのつもりでNHK-BSの「能登孤立集落の1年」を観る。これには考えさせられた。

 

舞台となった集落は2015年にNHKの連続TV番組「まれ」の舞台の一部にもなったとか。

https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009050286_00000

 

大沢集落。震災後、港が隆起で干あがり、半農半漁の村の重要な産業である漁業が立ち行かなくなる。また集落に続く道路も壊れ、電気水道も止まり生命線が絶たれる。数日後にようやく救援物資がヘリで届けられ、そこから徐々に住民がヘリで救出され、一時期無人の集落になったとか。

 

その後、住民は徐々に集落に戻り、漁民はスコップで船が通るように干上がった浜に溝を掘り、海水を入れて4ヶ月かけて船を港の外に出す。そして道路、電気、水道もようやく数ヶ月後に通る。

 

ところが!ところが!である。9月、能登豪雨が再びこの集落を襲う!

 

集落の人々の戦いは今も続く。最後の住民の言葉が胸を打つ。

 

『10年後、「あの時は大変だったね〜」と言えるまで生きとこうね』

 

番組は住民が集落の「復興」に向う意思を表明するところで終わるが、果たしてそれが最良の道なのか? 

 

 

…孤立集落は全国何処にでもある。実は地元も福岡のベッドタウン的な面もあるが、孤立限界集落も存在する。四王寺山の中にある、僅か6世帯、12人の四王寺集落。

 

上の拡大図

 

 

因みに同じ由来の名前を持つ地元の団地、「四王寺団地」は直近で1,296世帯、住民は4千人程度。

https://www.town.umi.lg.jp/uploaded/attachment/19237.pdf

 

これが3区に分かれ、更に10組程度の隣組に細分化され、1組30軒程度の世帯が属する。大きな団地だか、ここでは高齢化が進む。限界集落と高齢団地が日本の問題。

 

 

 

 

 

『人口の中国史』9

次に広州の急激な人口増加は客家の移動と台湾の鄭氏の降伏でそれまでの海禁令で沿岸地区から追い出された住民の帰還によるとする。この海禁の間、土砂が出るたに堆積して肥沃な土地になったこともある。p164

 

この漢族と客家の殺到は闘争を引き起こし、客家は山地の堅固な土塁に固まって住んだ。p166

 

 

いよいよ5章は「人口爆発の原因」を探る。冒頭、以前から言われていた仮説。即ち、戸籍抜けが改善された=人頭税の廃止が挙げられる。しかしそれなら一時的なはずで、2世紀近く人口増大が続くことは説明が難しいとする。p171

 

次に(ついに出てきた!)トウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモといった新大陸由来の食料増産仮説が挙げられる。しかし著者は慎重で、これも長期間の人口増加の説明には十分ではないという。p173

 

上の仮説は別の本で書かれていたことだが、その記録が失われたので、微かな記憶に残っていた仮説である。

 

この著者はこの問題の解決に族譜を使う。宗族の記録である。西欧の教区簿冊や日本の宗門別改帳に相当する。ただしこれは多くの問題点を抱えている。例えば父系の記録だから女性に関する情報は少ない。また早く死去した男児(15歳〜8歳)や結婚しなかった女子の記憶が漏れているなどである。p178

 

それでも、果敢に研究者は復元に取り掛かる。人口ピラミッドの分析、族人(男性)の配偶者数、生育男女比。特に最後の生育男女比は異常な増加数字を示す。p188

 

男女比が17世紀の1:0.4くらいから19世紀の1:0.5、さらに19世期末には1:0.7まで急激に上昇する。女子の増加である。

 

これは「溺女」と呼ばれる悪しき風習の抑制を示す。男児は大切に育てるが、女児は間引きする。p189 これに清朝後、転機が訪れる。