気がついた事 & 『絶望を希望に変える経済学』14 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

本日は振替休日日。


年金生活者に休日もないのだが、そこはそこ照れ いつもの起床時間にベッドの中でユルユル出来る至福の時照れ爆笑ラブ




<暑い日曜日>

午後から地元と太宰府の図書館に行き。返却期限の迫った本を返却し、新たに3冊借りてくる。


地元の図書館はクーラーも入っていて、無料Wi-Fiも入っていて非常に快適。



素晴らしいソーシャルキャピタル。受験勉強の学生さんや老人が沢山避暑?に来ている。建物もなかなかいい。


でも、オンラインゲームをしてる学生さんもいたりして、ダメじゃないか‼️えー


新たに借りた3冊の初めのところだけとりあえず読んでみる。『クラウドの基本』、『町内会』、『スマホ社会と紙の本』。


先日の本と違い、どれも難しくなさそう。ちょっと前の本で <頭が煮詰まった状態> なので、今回は軽めの物にした次第。


さてどの本を最初に読むべきか?
 

 

 

 

 

<非常に勉強になる!>

中国経済低迷の背景。国の仕組み(中央と地方政府)の違いが根本にある。

https://www.youtube.com/watch?v=_nm96YANSko

 

年収の6倍が不動産価格の適切価格。確かに私の場合はそうでした。別にそんな知識はゼロでしたがてへぺろ 中国は現在50倍。米国はどうだろう? ご存知方いたら教えてくださいてへぺろ

 

 

 

<気がついた!>

『小さな村の物語』はイタリアのほぼ真ん中、チヴィタ・ディ・カッシャ。

https://www.bs4.jp/italy_encore/articles/hqg6wmqma2hkowcf.html

 

40年前に起こった大地震。イタリアも日本と同様、大陸プレートのせめぎ合いで半島が出来たので似ている。災害から逃れられない土地。それならば、その現実に応じて生きていくしかない。

 

地元で昔あったサフラン栽培を復活させた女性。ここでもコロナ禍が影を落としていた。ロックダウンでレストランが閉鎖されサフランの注文がなくなったとか。今、息子がアグリツーリズムでレストランを開き、サフラン料理が名物料理だとか。

 

サフラン料理が食べたくなった。モールのイタリアンレストランにでも行くかな?

 

40年羊飼いを続けた男性。地震後12年もコンテナ避難生活をして村に残り、元の生活を取り戻したとか。それも大家族がそれを支え、今では長女が跡をつく予定だ。

 

何故、この番組に惹かれるか先日、ようやく気がついた。変わらない営みが憧れだが、もはや我々には許されない、激しく動く現代にはそれは無理。ならば仕方ない、それに適応しないといけない。そうする事で初めて道が開ける。

 

车到山前必有路! 

 

イタリアの村でも昔からの変わらない生活が続いているように見えるが、実は大きな変化がある。そうやって人生は続いていく。同じではないのだ❗️ 変わらないようで変わる。与えられた環境に応じて生きていく人がいる。

 

これまで気がつかなった点を今回改めて認識した。

 

 

 

 

『絶望を希望に変える経済学』14

著者はネット情報をアルゴリズム任せで選ぶのではなく、意識的に右派、左派とわかっている情報源から得ることを勧める。これで偏向を修正できるという。p198

 

確かに、YouTubeとかだと「貴方にお勧め」の動画が画面に紹介されるので危険。これはアメブロでも同様。

 

心理学者は1954年に「接触仮説」なるものを唱え、適切な条件下では、人同士の接触が偏見を減らすのに最も効果的だとした。p200

 

リアルな交際ということか? その点でネット上は極めて危険。自分自身で言えばダンスや自治会、スマホ学習会などの、人を選り好みできない社会の中での付き合いが偏見を防いでくれるということかな?

 

但し、クリケットを使ったインドでの自然実験では(異なるカーストの組み合わせ)上の「接触」だけでは偏見防止や寛容を生み出すには不十分だという結果が出た。 <共通の目的を持つことが重要> だとか。p207

 

そうした見えない条件を如何に社会的に作るかが重要。その意味での組織化が重要。

 

米国で良く見られる居住区の住み分け。白人ばかり黒人ばかり、ヒスパニックばかりの地区がある。勿論、これは住居費という制約があるが、これも政策的に改善が可能だと著者は言う。

 

トーマス・シェーリングというノーベル賞経済学賞を受けた研究者が「転換点」と呼んだもので、ある地区に白人住居地区に黒人が引っ越してきて、ある一定数字の枠を超えると急に白人が出て行くという(逆もあるらしい)現象だ。p208

 

これに対してシンガポールは異なる民族がある程度混ざり合うように厳格な「割り当て制度」を実行しているらしい。このような制度は米国や日本ではなかなか難しいだろうが、区画ごとに公共住宅用地を確保するのは可能だろうとしている。p209

 

5章の『成長の終焉』という部分がなかなか理解が困難。 これは1956年にローバート・ソローが提唱した3つの仮説の事らしい。ソローは資本投資と労働分配性、労働生産性、人的資本などとの関係から経済成長はいつか止まる、あるいは定常期を迎えるというものらしい(十分に理解できていないので間違っている可能性が高い)

 

いずれにせよ、ソローは人口動態が重要だという結論らしいが、これはこれまでの自分の理解と一致する。

 

 

 

だから少子高齢化の日本で成長が止まるのは当然だし、移民を受け入れる限り米国は今後も繁栄するだろう。p230

 

理解が難しくなった段階で、一度クーリングが必要だと感じた。一応、240ページまでで中断し。しばらく休憩を挟んでまた読むつもりだ。