インドネシアの移住政策 & 『戦争と交渉の経済学』7 | Hiroshiのブログ

Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=-6dvSNw93Xs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=11

HSK4 #9~#11 背了四十一分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=UQySqODkwTQ&t=1s

中国まる見え情報局。十分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=wkPbXhZOOog

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,听写四十分钟句子。

https://www.youtube.com/watch?v=l30yrvjanos

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,1h43min~end,听写二十九分钟句子。

 

https://www.youtube.com/watch?v=3MHPCOEjyjk

王陽のほぼ毎日中国語,#6 看了十八分钟王阳频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Mg86jD3D8ls&list=PLX5jhIuWaM7izBjVLJXdndZ5SPa6Y-AXd&index=11

【青島日美】中国語講座6~11,学习十一分钟韩娱文法。很多复印?! 一共两个小时二十九分钟。

 

运动;运动;爬山散步  2.2km, 3343步,9楼。(计划)

 

 

 

 

<World Newsより>

タイ:

Land Bride構想、インド洋と太平洋をマラッカ海峡を介さず物流の動脈にする構想。初めて聞いたプランなのでちょっと調べてみた。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/11/fb15b5b49972388a.html

https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/09/a6814978cd8484f4.html

https://tjri.org/merits-demerits-land-bridge/

 

 

個人的意見として、スエズ運河やパナマ運河との違いは歴然。両運河とも世界の海運に対するインパクトは大きいが「クラ運河」の経済合理性はない。今回これを「鉄道と高速道路、パイプライン」に替えた「クラ陸路」構想だが、それにしてもどうだろう?

 

アル・ジャジーラ:

人質3人の映像がハマスから流される。カタールとエジプトの仲介にハマス期待?

 

ドイツ:

農業補助の中止にたいするスト。

SNS(X)のフェイク情報の問題。

高速道路老朽化で1300橋/4000か所の修理必要。日本も他人事ではない。

 

 

 

 

<今でしょう!>

先日から『NATOを知るための71章』を再び読み始めている。半分ほど読んだところで時間切れにあり、一旦図書館に返却し、再び借りようとしたら「ヨーロッパ」の棚に見つからず、随分時間が経ってから、「国際関係」の棚にあることに気がついた次第。

 

それにしても『クレプトクラシー』も、それに『避けられたかもしれない戦争』と合わせて3冊、欲張り過ぎてへぺろキョロキョロ また期限内に読みないのは明白だが…

 

ウクライナやガザ、それに安部派の「資金洗浄」と事件が続くので、どうしても読むのは…

 

「今でしょう!」

 

になる。これは仕方ない。並行して読むつもり。

 

さてNATOについては大昔、高校の時にちょっと習った程度、それから既に半世紀以上経つ。その間一度もNATOについて考えたことはなかった。一度だけ、留学先で何かの話題で出た時、『ナトー』と発音して話が通ぜず『ネイトー』と発音すべきだったことが判った程度の印象しかない笑い泣きえーん

 

さて、最初に気がついた重要な点いくつかを先に挙げて、今後それを中心に読み進めてみたいと考えている。それはヨーロッパで去年までの段階でNATOに参加あるいは参加申請(スウェーデン、フィンランド)していない国(2022年時点)にスイス、オーストリア、アイルランドがあることだ。

 

その他の旧東側諸国(ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、コソボ、モルドバ等)は分かるとして、この3国の中でもオーストリア、アイルランドは初耳だった。スイスは永久中立国として有名だったので驚きはなかったが、隣のオーストリアとアイルランドが非加盟国だったのは今回始めて知った。色々事情がありそうだ。

 

 

 

 

 

 

<スマホで確定申告説明会>

去年確定申告をスマホでしたが、ちゃんと出来たか確認が出来なかった。それで回覧板に説明会の案内が来たので早速申し込む。ところが驚いたことに予約は電話で!

 

最初QRコードから予約できるものと、てっきり信じて色々調べたが駄目。どうやら電話しか選択肢がない。しかも電話に出た相手がよくわかっていないようで、予約に時間がかかる。何故、スマホで予約が出来ない。本当に《役所は遅れている》と感じる。呆け老人の考え違いでしょうか??

 

必要書類等:

1、スマホ

2、カード(+ID,pwd)

3、年金源泉徴票

 

4他に必要に応じて保険、医療控除書類等

 

 

 

 

 

 

『戦争と交渉の経済学』7

「相互依存」は経済的なものだけではない。社会的交流も効果があるという。組合や職能団体、スポーツリーグ。NPO活動も効果があるという。p272

 

その例にインドネシアの野心的プログラム(移住政策、Transmigration)を例にあげる。この国は沢山の島の集合体で様々な人々が住んでいる。そこでインドネシア政府は独立後、ジャワやバリといった人口密度の高い島から200万人の志願者を募り、1000のこうした地域に新しい村をつくり移住させたらしい。この政策、余りインドネシアでも知られていないみたいだ。

 

いずれにしろ、そこで判ったことは(これはある意味、ランダム化対照実験となった!。というのは移住者のバックグランドの混在度合いが、結果的にバラバラだったので自然実験になった!)多くの民族同士が集まった村では公用語の使用が広がり、異民族間婚姻が進み、コミュニティー間の信頼が高まった。それに対し入植グループの数が少ないところでは分極化し、敵対的になった! p273

 

著者はヘテロな移住村では「想像の共同体」が生まれたという。経済だけでなく想像も1つの非敵対的関係構築に寄与すると結論している。p280

 

抑制と均衡:

次に2番目に「抑制と均衡」を挙げる。舞台は2008年の西アフリカのリベリア。其処では異常な権力の集中があった。p285

 

大統領などの個人を中心とした権力システムでは国家は小さなグループのバイアスに翻弄される。そこでリーダーが独裁者にならない仕組みが必要になると云う。これを言うと、「三権分立」や「中央政府と地方政府」の並立、軍のシビリアンコントロールというありきたりのアイデアが頭に浮かぶ。それでも著者は『多中心的な体制になれば戦争は起こりにくい』と断言する。p295

 

ここで面白い例が挙げられていた。それは中国のような国もその例だと。つまり、<制度化された独裁政権も戦争を仕掛けない>と。中国では権力が共産党、政界の重鎮、様々なレベルの地方政府に分散している。だからだと! p297

 

実に面白い考えだ!

 

こうした多局化は些細な、技術的改革でも可能だと著者は言う。その例としてブラジルが電子投票を導入したところ、投票率が上昇し(読み書きができなくても写真と党のシンボルでわかるようにした)貧困者向けの支出を増大する政策が進んだ。その他、シエラレオエやベナンでの実例。中国での村民委員会の例を挙げる。p299 その他、1965年のアメリカでの選挙制度改革を挙げ得る。p300

 

スケールの小さい話だが、個人的な経験としては公民館のスマホでの予約システムとリモート解錠を挙げたい。これは私が導入したもので、利用者数は大きな変化はなかったが、利用回数が増えた。予約状況をクラウドで共有することで館長を介する事なく、各自で気楽に予約、使用が可能になったから。

 

こうした最近のデジタル技術を導入することで大きな変化が可能なものがある。それが私がpol.is とQVによる直接民主主義に期待する理由でもある。ここでの味噌は誰がどのような投票をしたのか秘密にすること。SNSなどの問題(同じ仲間内の増幅作用)を排除する必要がある。

 

こんなこと書くと必ず、

 

『そんなことをしても日本は変わらない』という人がいるが、

 

『そこの貴方! やってみないとわからんじゃないか!」と言いたい。