再び、現金の呪い & 『戦争と交渉の経済史』4 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=EtYpcNnapXU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=7

HSK3 #5~#7 背了四十二分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=l_UOEpTVi_E

中国まる見え情報局。十四分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=l30yrvjanos

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,43min~1h5min,听写半小时句子。

一共一个小时二十六分钟。

 

木曜の補習には不十分だが、休日でもあるし、ここ迄でヨシとしようてへぺろ

一个小时と <赤字にすることで、戒めの意味を持たせる。これも行動学の応用です(笑)

 

 

今夜のSalsonも9時から、今日はちゃんと時間を計算して無駄の時間を夜の天神で過ごさなくて済むようにしよう! それにしても年末は色々イベントが多くてサルソンもイレギュラーなスケジュールが多い。でも、脱コロナ=with Coroaは悪いことではない照れ

 

 

 

 

<お薦めの1冊>

良い教育とは《人を変える力》を持つモノだと何処かで聞いたことがある。それは良書にも言えると思う。その意味で今読んでいる『戦争と交渉の経済学』は相当する。

 

著者の語ること全てに納得するわけでも、同意するわけでもないが、《新たな視点》を与え、《新たな行動指針》を与える点では素晴らしい本。間違いなく『お薦めの1冊』

 

私にとっての問題は、どのように日常の生活にそれを反映させるかだ。力のない一個人が出来ることは僅かだが、何も行動しないのは「口先だけの人間」。物理学で言うところの「仕事量ゼロ」の世界。

 

Think Globally, Act Locally.

 

 

 

 

<現金の呪い>

ニュースによれば案の定、裏金は現金でキックバックされたよう。政治資金が無記名で現金で流れるシステムが出来上がっているムキープンプン

 

現金は匿名性が高い。全てキャッシュレスにすれば1円からでも寄付ができ、かつ全てデジタル情報として誰が誰に何時払ったかが完全に残る。

 

上でわかるように、宇美貴船の7-11に、12月9日夜九時47分に367円の夜食を購入したことも、PayPayからの1円のポイント付与して貰ったことも、全て記録に残る。何故こんな簡単なことが理解出来ない?

 

これは確信犯!! 

 

糞政治家が不正をしたいからに違いない。「それは違うよ」という反論があれば、是非コメント切望びっくりマーク

 

 

 

 

 

『戦争と交渉の経済史』4

次に「不確実性」が語られる。戦争当事者たちが、自分たちの相対的な力について認識が一致しない場合の事。p140

 

つまり戦争で自分たちの得られるパイが大きくなるとお互い勘違いする場合。それで和平へのインセンティブが消失する。p141

 

ここで先日、先走り述べた「小競り合い」が戦争を避るために互いの戦力を知るための方法として語られる。p144

 

つまり親ロシア勢力のウクライナ東部での小競り合いや、ハマスの偶に行うロケット砲攻撃とそれに対する報復攻撃もある意味、大々的な戦争を抑制するための行為だったのかもしれない。

 

不確実性への最善の対応は「ちょっと攻撃してみる」と言うことらしい、つまりこれでお互いの戦闘能力、意志が分かると言うことらしい。p152

 

これは新しい視点だ。このようにこれまで考えたことがなかった!

 

不確実性の例としてイラク戦争を著者は挙げる。サダムは大量破壊兵器の存在をチラつかせた。これで米国は攻撃を渋るだろうと。結果的にこれは裏目に出たことを今、我々は知っている。あくまで事後である。米国も大量破壊兵器の存在は半信半疑だったと著者は考えているようだ。

 

著者によるとアフガニスタンと違い、イラクの場合イラク国内で何が起こっているのか当時のアメリカは何も知らなかったという。それは外交官(スパイも?)が後者には居なかったらしい、と言うことはアフガンにはいたと言うことだ。p163

 

だから後に述べられる、コミットメントにより大事になる前にサダムを排除しようとした。

 

サダムが米国の侵攻はないと踏んだ理由に、ソマリアでの18人の軍人があの「ブラックホーク・ダウン」で死んだことでソマリアから手を引き、ルワンダでのジェノサイドを黙認したことがあるという。米国は弱腰だと見たわけだ。

 

それでも米国はシグナルを出さなかったわけではないと著者はいう、それが「砂漠の狐作戦」だと。p165

 

それもちゃんとサダムに伝わったわけではなかった。著者によればサダムが米国以上に恐れたのは(米国は手を出さないと考え)クーデターや民衆の反乱で、次にイスラエルとイランだったと言う。 これらの事実は戦後、サダム政権の幹部への尋問からわかったことだとも。p166 

 

真偽は別にして、こうした話は初めて聞く事。中々勉強になった。