『インド外交の流儀』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

昨夜の天神は久しぶりに激安駐車場が満車。本来ならば「しまった」のはずだが、b4Coronaの兆しということで喜ばしく感じた。

 

綺麗どころのパフォーマンス。顔ボカシなしでいいかな?爆笑ラブウインク


 

 

 

 

<ライド・シェアー>

土曜の昼の「BIZスクエアー」。特例地方ではライド・シェアーが始まった、北海道の田舎、以前は通院の為に往復2万円のタクシー料金が片道ガソリン代だけの900x2=1,800円で済むとか。


その他にもどんどん特区としてのライドシェアーが進みつつある。地元でも「のるーと」がスタートした。


タクシー業界は安全性に問題残ると言うが、既得権を守りたいだけだろう?! 地方の実情を知らない政治家の多い事? いやタクシー業界からの「票」と「金」が欲しいだけだろう?


おっかなびっくりで高齢者が車を運転して買い物や通院に行く実情を知らないのか!住民の政治への働きも重要、こんな議員は議会から叩き出そう、そう! 選挙で落とすのだ。

 

タクシーの方が安全だというが、年寄りタクシー運転者の危なっかしい運転は何度も目撃した。それにタクシーは知らない人に当たる。それに対しアプリでは運転者が分かるシステム。また知らない道でも遠回する事もなく、最短距離で料金もアプリで前払い。外国人でもその国の言葉を話せる必要もない。スマホを携帯から替えた理由の1つが中国での滴滴出行の衝撃だった。


 

 

 

ようやく『インド外交の流儀』の番が来た。

 

『インド外交の流儀』

S ジャイシャンカル著、白水社、2022年初版。原著は2020年

 

著者は外交官として駐日次席公使としての経験もあり、随所に日本のとるうる外交事項についても言及している。その1つにこれまで日本は慎重姿勢から打って出ることをアドバイスする。曰く、『(現在の世界情勢に日本は)適応する以外に選択の余地はほとんどない』p24

 

それはインドがクワッドに参加していると同時に上海協力機構にも参加していることに表れる。p26

 

さらに多国的枠組みを通じて日本は存在感を増すだろうと。p48 同時に、これまで同盟関係で動いてきた国(日本も米国とそういう関係にある)は不安を覚えるだろうとも。正に日本は同情されているわけだ(笑)p49

 

そして、こうしたプラグマティックな取り組みは個別の事項に対し柔軟な対応が必要で、p51  時に矛盾した政策があるかもしれないと言う。正確に著者の言葉を記せば、

 

『そうした状況下では、自国の進む道が一定ではなくなるという事態も起こるだろうと』p57 流石という他ない!

 

正にその通りでその点、岸田さんの(その他の多くの政権より評論家も含めて)アメリカ一辺倒は気になる。そもそも19世紀以降の米国のアジア政策を考えると日本は中国のカードに使われ、時に正面に立たされ、時に捨てられたではないか?!そうした視点は近視眼的論者にはなさそうだ。


 

著者はこれまでのインドの幾つかの躊躇い外交が国益を損ねたと考えている。それをパーニパット症候群と呼ぶ。p14 

 

例えば、パキスタンの分離。経済自由化の遅れ、核実験の遅れ。p15 これらはインドの力を内外に示し、国益を守る為には重要だったと考えている。特に最後の2つはアジアにおける中国の戦略的空間拡大を許したと考えている。極めてリアリスティックな外交官。p20、p53

 

こうした視点は先のインド関連本と殆ど同じ。あれは日本人研究者の本だが、その意味では同じ問題意識?

 

さらにMake in India (Made in Indiaではない)により世界のサプライチェーンに寄与することが戦略的に重要だと考えている。p25

 

さらに、高度な人材を育成し、世界に送り出せるにはインドしかないとも。p45

 

ここらに著者の自信が見てとれる。それは間違いない。自由主義諸国と価値を共有し、かつ国際的な人材がインドでは沢山輩出しているからだ。

 

これまでの世界体制を「時代錯誤的秩序」だとすら言う。p46