<数値目標>
運動:4.2km、 6958歩、11階分
<気がつけば7時>
いつもは5時起きだが今朝は「二度寝」してしまう。2時間だけだが最初のところで躓くと勉強する気力が萎える。
今日は遊び倒そう! 土曜勉強決定!(涙)
いつも「木曜病」と呼んでいたが、どうやら水曜夜のサルサクラスでそれなりの激しい運動をするので熟睡するからみたいだ。睡眠の面ではいいのですが…
昨夜も複雑な振り付けが続く。
『なぜ中間層は没落したのか』3
他にも税制上の富裕層優遇変革があった。それはヘッジファンド経営者の所得を労働報酬ではなく、資本利益(キャピタルゲイン)にしたこと。これを著者は《税制の抜け穴》だという。p31
1970年代に企業は核となる活動に特化して後はアウトソーシングした。つまりビルの清掃や警備、運転手は企業の従業員でなく外部から。これで企業の労働者間での均衡性が崩れた。p38
さらに中南米からの新たな移民が下層の給料を引き下げた。p41 最近もトランプが始めた国境の壁をバイデンは再開する決定をしたばかりだ。
都市部からの白人の脱出が話題になる。これは地区の人口構成において、少数派が5〜20%にまたがる閾値に達すると少数派が急増することが知られているらしい。p45
これは良くわかる。自分自身の経験ではないが、留学時代のアジア系のある知り合いが同じ不満を語っていた。 アパートで非白人、主にアジア系が増えると大家は家賃を急激にあげる。そうすると大抵の入居者は他の安いアパートに引っ越す。その後、大家は新たに家賃を密かに少し下げて入居者を、白人を選択的に選び直す。人種を理由とした入居拒否は80年代のカルフォルニアではできないが、こうした「抜け道」があることは周知の事実だった。
ここで今まで誤解?(あるいは騙されていた?)事実が判明する。それは所謂『三振即アウト法』で犯罪率が低下したという話。つまり重罪の前科が2つあれば、三回目の再犯は軽犯罪でも重罪にするという法律。これで再犯が抑制されたと聞いたことがあるが、統計的にはそのようなことはないらしい。p48、p50
黒人は人口の15%だが、囚人の40%は黒人。三人に一人は生涯のうちに刑務所を経験する。p49 だが、ご用心、《囚人の大半は白人》ということ。
*アジア系は少ない
第4章は教育による階層移動の問題。これが近年困難になるというこれまでにもよく言われた話。かつて「グレート・ギャッツビー曲線」としてここでも何度も話題にした点。
あっ‼️ しまった‼️ ←後で説明します
気を取り直し![]()
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それによればGini係数と正の相関を示し、北欧や日本(0.35,0.25)はまだ良い方だ。米国は0.5,0.35。中国は0.4,0.35。
教育がそのための仕組みだが、2つの理由で難しいという。1つは教育にかかる費用。もう1つは「仕組み」の問題として社会資本や学生ローンを挙げる。そして白人はこの社会資本の違い=家族、友人、先輩、政府の助力を認識しないので「自分の成功は自分の努力の結果」だと誤って理解しているとも。p57
ここらは、先のパットナムの本、『われらの子』で詳しく述べられている部分でもある。
授業料については1980〜2012年にかけてインフレ済み調整済みで州立で250%、カレッジで230%、コミュニティーカレッジで(主に2年制)165%上昇した。p58
学生ローンに関しては現在4000万人で総額1兆2000億ドル。住宅ローンについで大きいとか。p60
だから大統領選でこの免除を掲げた民主党の候補サンダース氏を支持する若者が多かったわけだ。
https://jp.reuters.com/article/democrats-sanders-idJPKCN1TQ011
また最近、最高裁はバイデンの掲げた一部免除を無効とした。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000305512.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30DMI0Q3A630C2000000/
ここまで読んで大変なことに気がついた! この本2回目ということ!(涙)過去の記録を調べていたら、ちゃんと読んでいた。
グレートギァッビーカーブの検索で気がつく![]()
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