<暖房スタート>
土曜は寒暖差が大きかった。昼間はそれなりに暖たかったので薄着で図書館回り、先の流れで神社関連書籍など入手。
そのあと何時ものSalsonに出かけたが寒気が入ったのか急に寒くなり14度まで気温が下がる。始めて暖房ON。体を温める為にSalsaの曲の時は休みなく踊る。2時間程度だがヘトヘト状態で帰宅。
<政治よ居眠りするな!>
図書館で見た日経新聞より。
ホンダ自動運転タクシーを2026年よりスタート。
三菱自動車中国から撤退。
『強いものが生き残るのでも、賢いものが生き残るのでもない。生き残るのは変化するもの』by ダーウィン
問題は規制だとか。ここでも無能な政治・行政が足を引っ張っている。個人的に注目するのは自動運転タクシー。地元の丘の上の団地では買い物難民が出てきている。
2016年段階で買い物難民は700万人、今は1,000万に達しているのでは?
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7671bc9db02dfa8477689f96cc50faa92e847fe5
政治・行政、知恵を出せ! 否、普通に頭を働かせよ! 居眠りするな!!!
『古代中国説話と真相』
落合淳思著、筑摩書房、2023年初版。
「説話」という言葉に惹かれて借りた本。西欧中世史では説話を布教のための作り話として色々話題にするが中国史でそうした観点で書かれた本はあまり知らない。冒頭に『説話と事実が区別されないまま歴史が語られる』とある。p015
確かにその通りだが、実は読むにつけ不満満載。とにかく通説を否定するが、それを反証するだけの十分な論拠を書かない。私に言わせれば「どっちもどっち」。
今回も素人が傲慢噛ませます(汗)
著者は戦国時代になって「説話」が多く作られるようになったとし、その理由に知識人層の飛躍的増加とする。そしてその背景に貴族制から君主個人によって登用された官僚層=新興の知識人層があるという。p020
『史記』は様々な史料から司馬遷の高い編纂能力により集められた文献であるため各史料の信用性に左右されるという。p028
「姓」の起源として殷王朝の甲骨文字には「姓」の記録が見当たらないという。出てくるのは西周以降の金文からだと。p036
唯物史観を批判する点に関して、著者は余剰生産が先にあって階層化が進んだのではなく、戦争への対策として階層化(強いリーダーの必要から)が進んだと主張するが、p042
その根拠を示さない。私に言わせれば、これも「どっちもどっち」。
簡単に《原因と結果を判定できるのは実験》ができる場合。「ランダム化対照試行(RTC)」という手法もあるにはあるが、その場合もかなりな人工的操作を必要とする。
殷王朝や西周の出土文字=甲骨や金文には夏王朝の記述が見られない。夏王朝の記述があるのは春秋時代以降の説話から。p057
とまあ、批判ばかりだが、次の本を入手するまでの間、時間を無駄にしないように読んでみようと思う。

