上から目線で批判する人 & 『物流の世界史』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=xer8C_poG98&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=10

HSK4 #8~#10 背了四十四分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=h9IzVItOSfc&list=PLPJh8_1ABGf_aLh33_pvR1thaGBjz4CuM&index=2

中国まる見え情報局 LIVE 0~16min,十六分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=-CJ_8ehk-9Q

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,0~17min,听半小时句子。一共一半小时。

 

今日も気力なし。昨日遊び倒す予定が雨でダラダラしたので今日こそ気分転換に遊び倒そう。土曜補習が決まっているのでこのくらいで誤魔化そう(汗)

 

ホリエモンはYouTubeがあれば学校は無用といったが、普通の人間には難しい。特にリタイヤ人、サボっても何も困らない。

 

运动;爬山散步  3.7km,6253 步, 2楼。

 

 

 

 

<マイナーカードをめぐるトラブル>

昨日、MDさんからコメントがあったが、せっかくなので、この件についての自分の考えをまとめてみた。結論から言えば許容範囲。ある面仕方ないし、こうしたことで役所が萎縮してもらいたくない

 

なぜ、家族名義(親名義)の口座にこれだけ多数紐付けミスが起こったのか、原因はかなりはっきりしている。下のURLの「なぜトラブルは起きるのか」参照するとよく分かる。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230606/k10014091091000.html

 

予想されていた以上、「親の口座はダメです」というだけでなく、それを防ぐ(あるいは特例で親名義も一定期間認める等)方策も予め立てておくべきだとも言えるが、今回は何しろ急いで、しかもマイナーポイントで「人の欲」を掻き立てるようなことをしたので仕方ない。でも、そうしないとここまで普及しなかったのは事実(現在赤ちゃんも含めて全人口の77%で近く8割を超える)。今回は珍しく(笑) 政府の肩を持つ。

 

地元では政府からの2万円だけでなく、自治体からの地域振興券5千円分も出た。自治公民館でのマイナーカード作成の出張サービスのボランティアでサポートに回ったが、小さいお子さん連れで来たお母さんなども手続きされていた。その際、お子さんの銀行口座に紐付けされたのかどうか知らない? 役場の方は1人で忙しく対応されていたが、わざわざ地元の公民館まで出向いての作業、ご苦労様だと思った。

 

お母さんが「子供の銀行口座がないので家族の口座にしてください」と言われ、係りの人が断れるだろうか? 黙認したのではないか? こうした実情も知らないで上から目線で「偉そうに批判する人」が気に入らない!(汗)

 

今回のトラブルは「想定内」のこと。個人的には許容範囲。マスコミや野党はミスを糾弾するだけでなく、この制度の必要性と実情、そしてミスを防ぐ工夫をもっと考えて欲しい。

 

因みに自分の口座を持ったのは18歳の時、未だ脛かじりだったが県外の大学で仕送りが必要だったから。偉そうに批判している方々、貴方はどうでしたか? 

 

Think Globally、Act Locally (=React to Reality)

 

 

 

 

<老齢基礎年金>

昨日、日本年金機構からハガキが届く。老齢基礎年金が去年より1.9%増えた。退職時からでは1.7%増、ということはその間減少した時期があったということ。基本、物価に連動しているのでデフレからの脱却が進んでいる?

 

こうした数字もきちんと記録を持っているかどうかで決まる。「数字でナンボ」がモットー。現時点で4年前の定年退職時点から全ての年金が減ってはいない。老齢厚生年金の0.07%増が一番低く、この老齢基礎年金の1.7%増の範囲。他にも共済系の年金、つまり旧公務員(国立大時代)系のほか、私学系の年金色々分かれているが、その仕組みが未だによく判らない(汗) ま、年金だけでなんとか生活できることでヨシとすべきか?

 

 

 

 

『物流の世界史』

マルク・レヴィンソン著、ダイヤモンド社、2022年初版

 

先日運転手不足がニュースになっていた。しかし一方でこれから自動運転などの物流革命が起こるはずなので「運転手という職業に未来はあるのだろうか?」との疑問を常に感じていた。それで、何かそのヒントになるかもしれないと思い。手にとって読み始めた。立ち読みした限り、そうした問題とは直接関係のない内容のようだが、とても判りやすく書かれた本だと感じたので借りることにした。

 

「はじめに」で著者は、この本で中心的に取り扱うのは1980〜2010年にかけて起こった『第三のグローバル化』についてだとする。xi 但し、そのためには第1〜2、更には今後起こる第4のグローバル化についても議論が進められるようだ。

 

冒頭、最初のグローバル化の例として西洋とアフリカ、そして新大陸の「三角貿易」が高度にグローバル化され収益性の極めて高いものだったと紹介される。これはこれまでにも様々な本で指摘されたこと。この「三角貿易」では3万6千回を超える大西洋横断航海で1250万人の奴隷がアフリカから拉致され、新大陸から砂糖とタバコ、さらにアフリカには銃、織物などの工業製品がアフリカの奴隷商人に渡された。p6

 

しかし、当時の交易はその輸送量において現代とは比べようもなく少量だったことが数字をあげて示される。例えば、北ドイツのハンザ同盟全体の1年間の輸送量は現在の中型コンテナ船の1隻分にも満たないらしい。p7 また1499年、ベネチアに向けて航海された107隻の商船の総輸送量は2万6千トンで、これは現代の1隻のコンテナ船でその何倍も運べる量だとも。p9

 

従ってこの最初のグローバル化で取り扱われた商品は高価な、嵩張らない物だという。但し、こうした貿易を阻害していたものはこうした技術的な問題だけではない。関税がある。例えば16世紀末、スイスの貿易商がバーゼル〜バイエルン間で31回通行料を払ったとか。しかし、それ以上に大きな障害は「重商主義」だと著者は言う。つまり国の力は沢山物を海外に輸出し、その代わりに出来るだけ輸入は抑え、その貿易黒字で富を蓄積するという思想だったので、自由貿易は抑制された。

 

ところが、その思想を覆す新たな思想が、あのデビット・リカードにより唱えられる。そう「比較優位」の思想である。自由貿易でそれぞれの国が優位とする部分を受け持ち

 

<Win-Winの関係>となるというアイデアだ。p18 公式に唱えられたのは1815年

 

しかし、それは産業革命が英国に絶対的な優位をもたらすまで、重商主義が幅を利かせていた。p20 これが覆される原因の1つが産業革命により生産性が高まり、その反面、熟練工が失業し始めたことで自動織機にとって代わられ、こうした失業者を外国で働かせるように仕向ける方が有利となったという。p20

 

これは新たな視点だ。そのような背景があるとはこれまで知らなかった。