<マスク事情>
土曜昼に別の大型ショッピングセンターに行ったところ。そこでもマスク姿ばかり。マスクなしは1割以下。
夜はいつものSalsonだったが、天神は前回同様、半々。ややマスク着用が多いかな?
ダンスフロアーもほぼ半々。思うに接客業の人は、本心ではマスクなしにしたいと思っても職業上マスク着用がデフォルトということもあるのでは? 3年間の習慣はそう簡単には変えられないということもあるだろう。
勿論、私はノーマスクでしたが、意外と高齢者男性ダンサーの方がノーマスクが多いような? ま、高齢者サルサーロは大体変わり者ということもあるかも?(笑)
今回は新しい人4人で目標達成、但し2人は初心者。後の2人は初めて見る顔だったが、かなりのサルセーラー。「福岡は広いね」と思う瞬間。
<ユニークな本とその著者>
『人はなぜ憎しみあうのか』 を上下巻、途中で投げ出さず読むことが出来た。正直言って途中で投げ出すだろうと予想していたので、意外なこと。
理由は、私の嫌いな「データーなし、事例紹介とその解釈だけ」の本だったから。しかしそれでも最後まで読めたのは、内容が想像を超えたものだったということがある。それぞれの逸話に興味が惹かれて色々考えさせられた。時に幻想や希望を打ち砕くに十分な刺激的内容だが人は現実を受け入れ、そこから出発しないといけない。最後の著者の言葉が印象的。
『私たちは分裂する。分裂しようとも、持ちこたえなければならない』
この言葉を私は、『私たちは殺しあう、殺しあおうとも、持ちこたえなければならない』という言葉に転換して味わった。
最後の「訳者あとがき」で著者の経歴が紹介されていたが、著者のマーク・モフェット氏はスミソニアン自然史博物館の研究員だがナショナルジオグラフィック誌の専属カメラマンとしても働いていた。その撮影技術は独学で習得したらしい。それだけでなく高校中退後、大学進学し、さらにハーバードで略奪蟻の研究で博士号を取ったという実にユニークな人物。p257
高校を中退しても、再挑戦し、このような人生を切り開けるアメリカはやはり凄いと思う。日本だと一度、レギュラーコースから外れるとなかなか再挑戦が難しい。実に羨ましい限り。
久しぶりに本物の「お薦めの1冊」
blogには1日分の理解した分だけをアップすることにしているので、あと数回下巻の紹介記事は続きます(25回分まで貯蓄中)。最近読むスピードが落ちているのは前頭葉の処理能力の低下が理由かも? 老化の証拠ですね(涙)
『人はなぜ憎しみ合うのか』下巻 19
現代において1つの社会が分裂した様子が記録に残されているらしい。それは1930年代にオーストラリアのアボリジニー社会を分断する幹線道路が造られ、その道路を通る「よそ者」を恐れて道路に近寄らなかったために分断され社会的付き合いがゼロになり、やがて双方が自分たちを独立した民族とみなすようになったとか。p105
21章では「よそ者の考案と社会の死」が語られる。ゴンベで起こったチンパンジーの虐殺事件で著者は各個体を識別して敵としたのではなく、まとめて一斉に何らかの「印」で非チンパンジー化したと考えている。だから犠牲猿はチンパンジーが獲物にする別の動物を殺す時のようなやり方で殺されていたという。皮膚を裂いたり、血を飲んだりされた。p112〜113
人類学者によれば「500は魔法の数」らしい。この数はヒトのバンド社会での上限(チンパンジーは120頭)で、これだけあればヒトは群れを出なくても近親者でない配偶者を見つけられるので外の社会に出て行こうとはしないのだろうと。20〜30頭の他の哺乳動物では、逆にそれゆえにこそ別のバンドに出て行く。p117
またこれまでに存在した言語の合計数はのべで数十万とされているらしい。そこから100万個以上の社会が誕生しては消滅したと推定している。p123
著者はこうしたことを特に細かく根拠を書くことなく、(引用はしている)書かれるのでどうも居心地が悪い。信用して先に進むしかない?

