宅配ボックス助成金 & 『ビジネス・エコノミクス』12 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<昨夜はイベント>

福岡以外からの沢山のサルサチームがやってきてパフォーマンスを披露した。チケットは3500円だが、会員前売り価格で2500円。

 

2回に渡って行われた複数のグループのパフォーマンスの間は普通のSalsonだったが凄く人が多いのと、見せる系のダンスのパフォーマーは動きが大きい。あちこちぶつかりそうで上手く女性を開いた空間にリードするので精一杯だった。「ぶつからないように踊るのも技術のうちだと思うが?」と辛口批評をしておこう(汗)

 

そうそう、格安駐車場は満車状態。少し夜のお客さんが戻ってきたみたいだ。良きこと良きこと。

 

追加:尤もいつもより200円駐車代が多くかかりました。仕方ないですね。

 

 

 

 

<宅配ボックス設置>

先日AK氏のところで宅配システムの日中差を話題にした。日本は依然として不経済で反エコなシステム。やれば簡単に出来ることだが、現状維持志向が改善を受け入れない。口先だけの省エネを唱えるよりもこうした仕組みを取り入れることより現実的効果があるはず。先日も郵便物の再配達関連の伝票が郵便受けに入っていた。

https://ameblo.jp/xuzhoumeso/entry-12768088747.html

 

 

これまで昼間は留守の状態が続いていたので、在宅でも「留守」だと処理されることが多い。玄関で声をかけるかチャイムを鳴らしてもらえば気がつくのだが、YouTubeを観たりしていて気がつかないこともある。大抵、後日遠くの郵便局まで車で取りに行くのが通例だ。不経済で反エコで不便この上ない。

 

実際、地元の戸建て団地ではこうした再配達事例は多いだろう。これを解決する1つの方法が、ほとんどの戸建て住宅から大抵100米(遠くても200米)以内に存在する公園か、自治公民館に宅配ボックスを配置するアイデアだ。留守の際はそれから簡単に荷物が受け取られる仕組みを構築すれば良い。勿論、そこまでの移動が難しい高齢者はこれまで通りにしたらいい。これには自治体が主導的に動かないと難しいが、さて今の役所にそうしたことが期待できるか? そもそもそうした仕組みに賛同する住民がいるかどうか?

 

この団地は約千世帯で、3つの自治公民館と7つの公園がある。どの家からも歩いていける距離にある公園は適所。公園の一角に大型の宅配ボックスを設置するというのはいいアイデアだと思うが、どうだろう? 自宅からも20米程度。宅配ボックスもサイズが様々なものを保管できるように大小組み合わせたものがあるのでトランク程度のものでもOK。

 

 

因みに届いた郵便物はマイナンバーカード取得者へのご褒美としての代替通貨=地域限定の商品券五千円分だった。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12757540214.html

 

 

う〜ん、これも次期プロジェクトに考えてもいいが、その前にやるべきことが沢山あるからね。優先順位は低い。

 

 

追伸:

調べてみたら国土交通省から宅配ボックスに対する助成金制度があるみたいだ。考えることは同じ?

https://osaka-takuhaibox.info/column/installation-2/

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000050.html

 

 

 

 

『ビジネス・エコノミクス』12

ようやく最後の興味ある話題、「イノベーション」の話になる。

 

冒頭、世界で一番タクシーサービスをしているウーバは1台もタクシーを持たず。一番書籍を売っているアマゾンは書店を持たない。また一番ホテルを提供しているエアービーアンドビーは1軒もホテルを所有していないことが語られる。p490  まさしくどれも「非所有」のアイデアから生まれた企業だ。

 

この著者もイノベーションには2種類あることを認めている。1つは先に出てきた「改良型イノベーション」。それと著者は「破壊型イノベーション」もあげている。p495

 

そして日本は前者ばかりで後者は不得意だとも。499 これを克服する方法に「オープンイノベーション」を上げる。つまりベンチャーから買い上げるやり方だ。p500  これは他の人も同様にあげていた方法で大企業がM&Aなどで取り入れる方法。そのことはこれまでの日本の銀行型ビジネスモデルからの脱却を意味する。p506 何故なら《大きなリスクを伴う投資を行うのに、借入金に一定の率の金利を返していく銀行モデルは無理》だとする。株式市場ファイナンス移行すべきということみたいだ。

 

イノベーションで重要なのは技術そのものの革新性ではなく、それにより 社会がどう変わるか だという。p514 その通り!

 

ここでは挙げられていないが、個人的にその良い実例だと思えるのはローンだ。これで下層の庶民にもマイカーやマイホームが持てた。土地や財産という担保なしで高額な金額を借り入れることができた技術? だからシェアリング=共有化というものが社会を変える可能性がある。1日1時間しか使ってない車を何故、占有する必要があるのか?!と人々が感じ始めれば社会が変わる。

 

世界でサーバーを動かすための電力は日本の総電力利用量より大きいとか。p518 これらは情報を世界中から集め、分析され、発信されている。とりわけ情報としてはIoTからくるものらしい。スマホ、自動車、監視カメラ、工場の機械などだ。p518

 

最後に著者はコロナがDXの推進のきっかけになることを望んでいる。とりわけ出遅れの感が強い日本の場合はそれが求められる。身近なところでは大講堂での100人相手の座学など即、止めるべき。ビデオ予習で済ませ、オンライン試験で合格点を取った学生だけが授業に出席できるような仕組みに変えるべき。そうすれば対面の授業はこれまでとはまったく違うハイレベルになるはず。

 

歴史を振り返ると、産業革命で国全体の富は大きく増大したが、格差はそれまでになく拡大した。現在の情報革命も同じ道をたどる可能性がある。但し、産業革命では半世紀以上経ってようやく増え始めた。それはその産業革命の恩恵により生まれた社会の富を下層の人々も使えるようになり、社会が変わったせいだろう。ここにもイノベーションが必要だったということか?