私の捉え方　＆　『貨幣の歴史』３

ドライブレコーダーの記録がクラウド対応でないことに驚く。個人使用ならともかく、法人使用ならば記録は通信タイプのクラウド保存でドライブレコーダーが壊れても直前までの記録は無線で飛ばせるはず。特別な設備投資が必要ないはずだが、コメンテーターの誰もその点を指摘しないのに驚いた。特別な仕組みなのだろか？　それとも私の理解に間違いあり？？

＜私の捉え方３　情報のバイアス＞

昨日は早々に勉強を諦めてテレビを見る。リタイヤすると現役時代と違いサボっても別に仕事を取り返す必要がないので、楽に流れる。ちょっと危険（汗）

それはともかく、そうしてみた昨日の番組の１つがNHK－BSの「ぐるっと黒海2013」。

https://www.nhk.jp/p/ts/M9GLRWG7RJ/

9年前の取材だが、予想どおり最後に今のウクライナ情勢が付け加わる。ブルガリヤからルーマニアまでの話は短い。多分、今年になってウクライナ情勢により再編集されたからではないかと思う。

ルーマニアではロシア帝国の迫害を逃れ、ロシア正教のコギシキ派（異端派とされた）がドナウデルタに逃れた歴史を持つ家族の話。

ウクライナはコサックの国で1991年にソ連から独立。昔、オデッサと習ったオデーサが舞台。ウクライナの肥沃な大地が紹介されるが、畑作地帯をどうやって施肥しているのかが気になる。小麦大国の国、しかしこんな土地でもソ連時代（1932〜33）には搾取により大飢饉を経験したとか。伝統的に農民はジャガイモが主食。日曜の特別な料理、バレニキはまさに餃子の形だが中身はジャガ、ただし酢で味付けなのも餃子的？　ボルヒチはウクライナの郷土料理。長い事、ロシア料理だと思っていた（汗）

オデーサの農家、オリガさんの家族は今どうされているのかと番組を見ながら考えていたら、案の定番組の最後に、この５月にオリガさんの娘、ターニャさんからメールが届いた事が紹介されていた。「この２１世紀の時代に戦争が始まるなんて」という言葉が響く。

それにしても歴史的にウクライナはロシアに常に抑圧されていたことが判る。そのことは同時に激しい憎しみをロシア人に対してウクライナ人が持っていたことも事実としてあるだろう。それならば、プーチンが主張する「ロシア人に対する迫害」もあったとするのが普通の感覚。

我々の情報は全て西側からのもの、バイアスがあることを認識していなければならない。プーチンの主張が正しいとは言わないし、まして侵略は正当化できないが、注意すべきこと。

取材当時はまだウクライナのクリミア半島のヤルタでの取材だったが、その後ヤルタはロシアに占領される。この物語はさらに続きそうだ。NHKに受信料払ってOKの番組。

『貨幣の歴史』３

南米での金鉱山もギリシャやローマの金銀鉱山も共に同じ仕組みで、戦争捕虜？を鉱山で酷使し貴金属を採掘しこれを硬貨にした、しかしいずれの場合もギリシャやローマ、あるいはスペインやポルトガルの繁栄には役にたたなかったことは我々はよく知っている。p078

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12754809245.html

イングランド銀行の創設はそれまで王室が戦争費用を賄うための無理な戦費調達手段としての無理なマネーサプライと違い、民間部門の関与で信頼を加えたという。p091

金本位制は通貨を政治家＝王の気まぐれから守るのに役立ったと言う。しかし一方で貨幣の量＝マネーサプライが発展する経済規模にうまく適応しないための様々な問題を引き起こした。つまり金鉱が見つかればマネーサプライが上昇し、インフレが起こる。逆に経済が発展すればマネーサプライが低すぎてデフレと経済後退が起こる。p102 これが新しい体制が求められるようになる。

まず金本位制を事実上「骨抜き」にする体制づくり＞ブレトンウッズ体制がやってくる。そこでは通貨の交換比率は固定され国際貿易から得られた米ドルは１オンス＝35ドルとされつつも、実際には交換されず。アメリカのドル紙幣を自由に刷ることを可能にした。しかしこれが破綻するのは時間の問題だった。p124

つまりニクソンショック、「金・ドルの交換停止」と言う大転換だ。p126

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今後不定期投稿となります

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私の捉え方 ＆ 『貨幣の歴史』３

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