<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
エメラルドリーグ+20XP,56839XP,学了七分钟的汉语。
https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8
HSK3~4 #6~#8 背了四十分钟单词。
https://www.youtube.com/watch?v=Rs5RTKapptI
王陽のほぼ毎日中国語#10,学习二十分钟频道。一共一个小时七分钟。
勉強意欲なし、土曜補習決定(涙)
今日は遊び倒したいところだが、午後から病院に行きがあるので中途半端な1日に成る感じ。そんなこんなで早々にUP。
『貨幣の歴史』2
歴史的に改鋳(貴金属の含量を減らす)ことは悪政の1つとして理解していたが、ここで著者は別の側面を示す。つまり税をその通貨で回収するという強制力を持つ場合。これは改鋳=マイナス金利を意味した。つまり貯蓄したら実質的な価値が低下するということだ。それによりインフレを抑えることができたとする。これをゲゼル税とも呼ぶとか。p051
こうしてみるとMMT理論も「とんでも理論」と切り捨てるわけにはいかなそうだが、世の識者はどのように説明するのか?
中世には金属の通貨以外にタリーと呼ばれる割り符が負債を記録するのに使われた。切り込みを入れて記録し、縦に割る。ただし長い方を債権者が保管し、これをストックと呼んだとか。まさにこれは株式市場の語源だ!p052
負債が返済されると2つの割り符は重ねられ破棄される。この割り棒は羊皮紙より耐久性があり数字の読み書きも必要なかったので重宝されたとか。p053
次に為替手形の歴史が語られる。例えばリヨンでは年4回大市が開催されたが取引が終了すると銀行家が集まり為替の相殺が行われた。つまりこれは1種のキャッシュレスだ。p059
歴史を振り返ると、最初メソポタミアの信用制度(帳簿)にスタートし(=キャッシュレス)、古代ギリシャ、ローマ時代に貴金属を使う通貨が社会システムを動かす装置として(税をこの通貨で回収)流行したが*、やがて取引が拡大すると金属の代わりにタリー、為替、小切手が流行した。その後、新大陸から大量の金銀が流入すると再び貴金属による通貨が盛り返した。これを著者は、
『貨幣の極性も1000年に1、2回逆転しているようだ』と語る。p070
そう! 正に21世紀に入り、再び記録、帳簿による通貨の時代、キャッシュレスが復活した。
見方によっては貴金属の入手の拡大、あるいは取引量の増大。つまり経済と貴金属の比率如何で現金とキャッシュレスのどちらが便利になるかで貨幣形態が変わるという見方もできるということか? 紙幣というもので貴金属の入手という制限からは解放されたかに見えたが、現代に入り経済の急激な拡大で再びキャッシュレスが復活したとも言えそう。
*追記:
アテネの近くに銀山が発見された。アテネの南東、半島の先にラウレイオンという銀の産地がある。
