teacup blogの最後の日 & 『武漢封城日記』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

今日がteacup blogの最後の日。まだ再録したい記事もあるが、過去を振り返っても仕方ない、先を見ないとね!

 

本としては再録できなかったが、『馬車・車輪・言語』と『遅刻してくれてありがとう』もよかった。影響を与えた本というわけではないが、前者は視野が広がった感じだし、後者は自分がリタイヤを受け入れることを後押しした本。

 

 

正直言えば65歳定年の時点で、定年自体は変えられないとしても、外部資金を持って来れば、事実上現役を続けられるというので色々画策したが、結局門前払い。そのことについては大いに不満はあるが、一面で「人には賞味期限」があるというのもこの本で感じた。研究生活からのリタイヤはある意味「時を得たもの」だったかもと今は感じている。研究からは退いても次の目標を作らないとね!

 

 

 

<パチャンガ>

昨夜も恒例になったサタデーナイトフィーバー。クラスの人が出演するというので行かないわけにはいかない。「来ますよね?」と念を押された(汗)中央が先生で左前列が小学生と思しきダンスサー。写真左端がクラスメイト。

 

 

本場キューバの打楽器の演奏が素晴らしいね。肘で太鼓の表面を押さえつけ、普段とは異なる音調を出すテクニック。

 

正確にはサルサだけでなく、フラメンコ、タンゴ、アラビアンダンスと盛りだくさんのパチャンガ。聞くところによれば、フランメンコは本場スペインの次にやる人が多いとか、あの中に秘めた情熱が日本人に受けるのだろうか?

 

 

 

 

『武漢封城日記』2

公開すれば検閲と批判を受ける。更にアカウントが閉鎖されることも起こる。実際彼女の場合も通信量制限という形をとった。

 

後半でテンセントの「大家」という武漢肺炎の50日間メディアが死んだことを書いたアカウントが閉鎖される。p228 またこのパンディミックを最初に告発し、コロナで死んだ李医師の名前をキーワードしたアカウントも閉鎖される。p229

 

ここで城管とコミュニティーの人の関係が述べられる。警察官でもない城菅、管理組合のようなコミュニティーの管理人の関係は日本人には分かりにくいが、いずれにせよ両者は面倒なことは引き受けたくないとする。 更に、政府の防疫対策は「人の恐怖心を煽り、密告者を奨励した」みたいだ。p174

 

ここでも住居に頻繁に起こる不都合、雨漏りや下水の詰まりが紹介される。とにかく中国の住宅の質は非常に低い。p190 そしてこうした緊急事態では改善の兆しがいつまでも見られず、耐えられなくなるほど苦痛なものとなる。

 

コミュニティー閉鎖時の臨時通行書は以下の2点。これは武漢以外でもほぼ同じだったことが読者のコメントからわかる。また地域によってはデジタル化したとか。p200 更に借家の場合、房东は借主に対する法的管理義務がある。p197

 

1)1家庭につき1枚の通行書

2)1家庭につき3日に1回の外出 p195