<正月二日に二社回り>
よく行くショッピングセンター近くの乙金宝満神社。江戸時代に勧請されたものとか、近所の方が参拝に来られていた。図1〜2。
それから近所の貴船神社。誰も参拝客はいなかったが、長い階段を上ると境内からの景色が素晴らしい。先に見えるのが自宅のある団地が広がる台地、銀杏並木が見える。谷間に井野川が流れる。図3〜5。
これで元旦の宇美神宮を入れて三社参り終了。地元でお手軽に済ませました(汗)
<吉報>
非常に優秀な後輩から年賀状を頂く。それによると某国立大学を定年退職後、米国の学術・研究関係のセンター長になるとの吉報。
流石! やはり本当に優秀な人は違う。「御芽出度う!」のメールを送る。仕事の出来る人の65歳定年は勿体ない。自分の場合も色々画策したが上手くいかなかったのは、能力相当の結果ということ(汗)
先輩で定年退職後、シンガポールやドバイの大学の客員教授になった人を知っているが、やはり優秀な人は周りが放っておかない。残念なのはそれが日本国内ではないこと。
<見る目がイデオロギーで霞む>
元旦は初詣の後に大型書店に寄り、結局そのあとで何時ものスタバに行く。目のあった店員さん皆さんから『今年もよろしくお願いします』と声をかけられたが、こちらこそ何時もコーヒーだけで長時間粘るので恐縮してしまう。
スタバでスティグリッツの『プログレッツシブ・キャピタリズム』を読む。その中に以下のような事が書かれていた。曰く、
『中国が独自の「中国型社会主義市場経済」を売り込み、アメリカのビジョンに代わる活力あるビジョンを提供している』p68
まさに同感。そしてこれは同時に、現下のコロナ対策についても言える。徹底した、教科書通りの感染症対策で見事なほどにコロナを制圧している。これについて反中派論者の中にはやれ情報統制だの、誤魔化しだ、とかいう輩がいるが、彼らこそイデオロギーに毒されて《見る目が霞んでいる》。
中国国民は正直だ、特に命や健康が関わることに関しては素直な反応が出る。中国の状況についての反中派はそもそも知識が無いのか? そんなことだから、中国に遅れをとるのだ!
『超加速経済アフリカ』
椿進著、東洋経済新報社、2021年初版。
社会資本(電力など)の貧弱な東アフリカで人気なのがM-KOPA、これはソーラーパネルと蓄電池、LEDランプ、充電器をセットで販売するもので現地の人には高価だが、毎日50円のローンをスマホで払うことで使える。ローンが遅延するとリモートで充電機能が停止される仕組みだとか。まさにアフリカの事情にあった方法。p053 こうしたビジネスを日本人が考案できるかが勝負のしどころ。
携帯使用率はケニアでは6割だが、SIMは113%、p056 つまり切り替えができる中国製スマホが普及している。日本は3大キャリアーの回線寡占により、自ら発展の芽を潰してしまった。
どんなサバンナでも携帯のアンテナが立つ仕組みとして、基地局は中国人が立てている。しかもテント生活しながら巡回しているとか。p057 かつて日本人ビジネスマンは「Oh! モーレツ」だったが、彼らと同じように働けるのか?
058ページの図表は非常に印象的、人口の大きさと一人当たりのG D Pから東アジアと同じくらいのポテンシャルをアフリカは持つもとが一目瞭然。東アジアでもインドネシアは人口の大きさ故に巨大な市場。それに肩を並べるのがナイジェリア。ナイジェリアは産油国というのも言われないと分からない。それだけに原油価格による成長の制約もある。