『超加速経済アフリカ』2 | Hiroshiのブログ

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今日は正月休み最後の日。精々遊び倒そう!



<演技しているのかも?>
このところ「ねえね」さんの影響で「論破王ひろゆき」さんの動画を良く見る。この正月休みに20本位は見たのではないだろうか?(汗)

彼の主張には大体同意できる。それでも根本のところで受け入れられない部分があるのは、彼の主張には彼をこれまで影で支えてきた日本社会に対する思いが感じられないことだ。でなければ日本を「オワコン」とは言えないだろう。

尤も彼は利口な人だから、敢えてそうした部分を感じさせないように、彼のファンを失望されないように、《演技している》可能性もある。

いずれにせよ、もう一度以下の言葉を紹介しておきたい。
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『ビル・ゲイツですら、もし発展途上国に生まれ育っていたら、同様に才能に恵まれ努力をしたとしても巨万の富を築けなかっただろうし、アップルの創始者であるジョブズの父親が、もしシリアから移民として米国に渡ってこなかったならMacもiPhoneも生まれなかっただろう』




『超加速経済アフリカ』2
インドネシアは人口が2億5千万を超え大きいので1人当たりのGDPは4000ドル程度だが市場規模は巨大。それと同様にナイジェリアも人口も2億と大きいので規模は大きい。ナイジェリアは産油国。

タイと南アフリカは人口規模と1人当たりのGDPがほぼ同程度で比較に良い。南アフリカは第三次産業が7割もあり、日本より多い。p058

同期間でのコロナでの死者数(7.8万人)よりも、エイズ(48万人)、マラリア(38万人)、結核(61万人)での死者数が断然多い。p063

建設コストは中国よりホテルでは南アフリカで1.5倍、ナイジェリアで2倍と高い。また住宅では南アフリカはほぼ同じ、ナイジェリアでは3倍近く高いので、そのまま中国の規格でアフリカに持ち込める。日本の企業は競争にならない。p074

時代換算マップが面白い。078~9ページ ほとんどのアフリカの国は日本の高度成長期。ナイジェリアは1970年代前半(外食チェーン展開)、南アフリカは1970年代後半(観光旅行)。それに応じたビジネスが拡大可能性あり。因みに中国の沿海部は1990年代の日本で、これからが曲がり角との視点は共有できる。p086

ここでもM-PESAが注目される。PESAはスワヒリ語で「お金」。モバイル通貨で銀行口座を持たない一般市民に爆発的に広がった。
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ホームレスですらM-PESAの6桁番号で金を強請るのは中国と同様。p101
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こうしたことすら知らない自称経済評論家が日本で幅を利かせていること自体が不思議。
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