『「信」無くば立たず』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
黒曜石リーグ +73XP,24249XP,十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8
HSK3~4 ~#8 背了四十一分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=ldein-p-biU
Mimi in Shanghai,三分钟

https://www.youtube.com/watch?v=LkGctiKan6s
https://www.youtube.com/watch?v=FVN7KEM3OyY
Miho'movie, 四分钟。 

https://www.youtube.com/watch?v=mte-uoUqLhQ&list=PL2qMvlnKBIIwrGoCeopBqn7Dn7f0izPum
チャイナ道場, 背了九分钟[一語一会1]

https://www.youtube.com/watch?v=dADTBoYH6Fo&t=3444s
Eko 57min~1h6min, 二十四分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=b4AjKtN4GCw&list=RDCMUCqYlZBjsGZFX3Ia0IyaT0cQ&index=5
中国語基本会話フレーズ2000,#5,9 作文三十二分钟 。

https://www.youtube.com/watch?v=UCwSihRuOSg
ヤンチャンCH/楊小溪, 看十三分钟杨频道

https://www.youtube.com/watch?v=dADTBoYH6Fo&t=4582s
Eko 1h16min~1h42min, 几乎听写三十三分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=4lg9BXL2RI4&t=41s
#ChineseClass101, ~13min, 背了十三分钟五十单词。一共三个小时八分钟。

运动;一个Salsa课。




『「信」無くば立たず』
フランシス・フクヤマ著、三笠書房、1996年初版。原著名は「Trust」 1995年。近隣図書館からの取り寄せ本で貸し出し延長は不可なので最優先での読書となり。先の本を中断して読む。

此の本は先の『ソーシャル・キャピタルの経済分析』で引用された本で、ソーシャル・キャピタルと企業の関係についてごく簡単に引用されたものだが、合点が行かない部分を感じた。特に中国のような不信が蔓延している国では社会資本の蓄積ができないので資本主義は成功しないとしていたが。しかし、現在の中国企業は大成功していて、彼が予想しているようにはなっていない。

何故、予想が違えたのか?それをこの四半世紀前の本を読むことで理解したいと考えた。そしてそれはおそらく彼の別の有名な本『歴史の終わり』の予想が違えたことと同じ原因ではないかと予想したから。こうした<ひねくれ読書>も重要だと思っている。

もとより全部読むつもりはない。彼が否定的に捉えた第二部の『「低信頼社会」の限界』だけを読む予定。

著者は新規のビジネスは家族企業としてスタートするにしても、それが発達するには非個人的な法人組織をとる必要があると述べる。p118 ところが中国系企業の持つ特有の構造、即ち家族中心(=外部に対しての低信頼性)及び、平等相続(p140)により限界を迎えるとする。だから、企業の数は増えても規模は逆に小さくなるという。それに対し日本や韓国は逆だとも。p128 また専門経営者による経営に移行しないと家族経営は長続きしないとも。

中国の土壌を「砂でできた脆い盆」とすら表現する。p133 日本の企業はそれに対し、「花崗岩」だとも。p134 勿論、これは日本が高度成長期末期(1995年)に書かれた本で、日本企業の限界を見誤った点はあるだろう。

こうした中国企業が発展するための道は3つあると著者はいう。
1)ネットワーク化。
2)外国からの直接投資。
3)国家による育成・保護。 

確かにそれらは当たっている面があると思う。3)などはむしろここで指摘された中国系企業の体質に対する有効な強制力かもしれない? それが成功した?