『中国が世界を撹乱する』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
パールリーグ +20XP,22720 XP,十分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=NHVoYBhFWiI&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=3
HSK4#13 HSK~2, #3 背了五十一分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=0DtTLapNQlg
ヤンチャンCH/楊小溪,看了十分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=2o_FYdQOiBg&list=PLoWkSnQu8dvFgVtV-AtBM3YRzbUVGljTc&index=67
ぶれチャイナ 65~67,学习三十三分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=8bnL-ZvxEeo&list=PLPhxWq3G45ce8x1bgvuST8aTkh0ipEnD5&index=7
中国語入門 - 基本フレーズと単語1~5,十五分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=n0ezeYxcY1Q
Joy‘s Chinese, 二十四分钟,大概记住了。

https://www.youtube.com/watch?v=UcLrVdy223E&t=56s
漢学苑-中国語を話そう,听写三十九分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=UcLrVdy223E&t=56s
【聞き流し中国語】日常フレーズ100(入門~初級)三十一分钟 一共三个小时三十三分钟。

运动;一个Salasa课。



昨日は雨だったが今日は晴れで暖かくなったのは良かった。警戒心をどこかに落としてきた野良が庭にヒックリ返って寝ている。

「警戒心、拾って来い!」

 

 

<AKさんへ>
勿論キャッシュレスでもwebで支払い履歴いつでも確認できますよ。

 

 

<21世紀の強敵>
学生の時、ウイルス学の授業で歴史上人口を減らした数々の疫病の話を聞いた。よく記録に残っているものだけでも、中世ヨーロッパの人口の1/3を死に追いやったペスト。 カリブ海島嶼のネイティブアメリカンを絶滅させた天然痘。今回のコロナはこれらの疫病に比べれば死亡率が低いにも関わらず全世界を麻痺させた。

理由の1つは、このウイルスが老人に特化した「老人キラー」であることだ。これまでにも同じようなウイルスは地球上に何度か出現しただろうが、平均寿命が40歳以下の20世紀までの世界では大した被害を及ばさなかったに違いない。その意味では人類の歴史の中で初めての経験だったとも言える。



『中国が世界を撹乱する』2
著者は米国の华为排除は単なる貿易戦争だとはしない。これは将来のハイテク覇権をめぐる安全保障上の戦だと。p38 

その通りだと思う。そしてこれはトランプ一人の考えと言うよりもアメリカの総意を表した戦略で、たとえバイデンに替わっても変わらないだろうとも思う。

しかし、それはある意味、身勝手な考えとも言える。安全保障に関する限りは経済原理とは別に取り扱う覚悟が必要のようにも思うがどうだろう? つまり高価になっても少し性能が落ちても安全保障に関わる技術は自分たちの側で揃える必要があるが、民生品に制限をかけるのはフェアーではないとも思うが? ただ難しいのは今や軍事用と民生用と分けるのが難しい時代になったということだ。

また著者はトランプによる一連の関税引き上げは元安で打ち消された部分が多いとも。p44 

確かに元安が起こっているが、むしろ元のレベルに戻ったと考えた方がいいのでは? 因みに直近では元高に揺れている。

 

これに関連して今、光ファイバー網を一帯一路に広げ、ユーラシア大陸を跨がる地域に広げ、そこに华为などの中国製だけで制限し、欧米の技術を排除する戦略にできてきたことだ。p56 先の内田氏はここに中国がトルキスタンの国々と手を結ぶ戦略を行なっていると説明している。

しかしどうだろう? 一帯一路は西側のヨーロッパがあってこその意味を持つ。トルコも大国だがそれだけでは大きな力を出すことは難しい。それより中国の野望を抑えるには西の端、ギリシャやイタリアといった中国に靡く傾向のある経済的に弱点をもつ国を支援し強固な同盟関係を結ぶことが重要な気がする。それに一帯一路の地帯は同時にイスラーム原理主義の勢力の通行路ともなっていることだ、かつての新疆やチベットのように将来大きな災難を抱える可能性がないともいえない。少なくとも近い将来「人口学的時限爆弾」を抱える国としてはできるだけリスクを抱えることは避けた方が良いとの判断はないものだろうか? それでもなお一帯一路にかける魅力があるのはやはり西の端のヨーロッパがあってのことだと思うが、どうだろう?

第四章の最後に著者は現在米中で起こっている貿易戦争は歴史が大きな転換点に差し掛かっていることの表れで『米中の冷静な対話で収束すべき』という意見に同意しない。p58

う~ん、もしそうなら日本は厳しい選択を迫られることになる。安全保障上、日米同盟以外に道はないと個人的には考えるが、それと同時に日本は中国と経済的には密接に結びつき、中国なしでやっていけるかと問われれば「難しい」と言わざるを得ない。

経済を犠牲にするか安全保障を犠牲にするか、そうした二者択一の問題とせずに、バランスをとった道が探られないものか? ここは知恵の出しようだと思うのだが? 甘すぎる??