<数値目標>
今日は勉強でなく、国勢調査準備。
『調査区要図』作成:
担当地区(5単位区、~70世帯)を早朝涼しいうちに周り、地図上に実際の住宅と倉庫や駐車場を区別して鉛筆で記入する。原図はおそらく航空写真から撮られた写真をもとに作られているので「離れ」か「倉庫」あるいは「車庫」なのか、不明なまま点線で建物が示されている。それでまずこれを確定記入する。1例「離れ」か「倉庫」か、不明な場合もあったが窓があったので「離れ」に分類して記入した。多分間違っても実害はないだろう。
次にこの『要図』をもとに調査地区の住宅に任意に番号をつけリストに記入、世帯主や番地も一緒に記録する。この時点で世帯の「姓」が不明な住宅が何軒かあることが判明。表札に氏名を明示していない家もあることを初めて気がついた。郵便屋さんは確認が必要なので大変だろう、それとも住所が合っていれば無関係に投函する? 但し、この地区は一戸建てばかりなのでこの操作は比較的楽の方だと思う。都市部だとシェアーハウスとか、タウンハウス(=現代版長屋)とかが最近流行なのでこの作業は大変難しいはず。
番号は番地の若いほうから同じように番号を振り分ける。この際、二世帯住宅かどうか区別しないといけないが、分厚い手引書をいろいろめくって調べてみると、とりあえず1戸に分類して、実際の調査の際に二世帯だと判れば、番号を付け加えてリストの最後に持ってくればよい(注釈で特記する必要あり)と書かれていたのでそれに従う。表札から二世帯と思われる住宅が1つあったが、一世帯か二世帯かは本人たちの意思で決まるのでまずは一世帯で仮登録する。
次に4つの説明書およびその要約(調査員仕事要約、調査員仕事、調査員仕事、手引書)を<調査票配布>の前段階までそれぞれ読んで、何処に何が書いてあったかだけ頭に入れる。そうしておけば個々の事例に遭遇した時、すぐ調べられることができる。今更ながら、大変な仕事を引き受けたものだと少々後悔(汗)
昼までにこの作業を終了し、午後からはご褒美としてスタバにGO! ゆっくり読書時間を持つ。
运动; 8.7km,12968步, 12楼。
<平時の宰相>
まさか二回目は無いだろうと思っていたが、再び辞任表明。
所詮、親父や爺さんの七光で、周りに神輿に担がれて宰相になった人。キツイ言い方かもしれないが、「平時の宰相」ならばボロを出すこともなかったかもしれないが、非常時には使い物にならなったということだろう。
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同じ世襲政治家でも、恐ろしいほどの力量を持つ何処かの国の宰相とは段違い、勝負にならない。これは個人差、あるいは苦労の違いからくるのだろうか?
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『文字の発見が歴史をゆるがす』3
「竹帛(はく)に書す」という言葉があるらしい。p144 「帛」というのは絹。但し、竹簡と違い、余り残っていない。理由の1つは高価なので普通の事務作業には安価な竹簡を使うということだろう。また絹は基本タンパク質で竹はセルロース、もともとの素材の安定性もあるに違いない。
山東省の臨沂から出土した「銀雀山漢墓竹簡」(武帝前)。あの「孫子」をにわかに注目させたものとして有名だが、それ以外の重要性として、それまで漢代出土の竹簡が敦煌などの前線基地からのもので主に行政文書(武帝後)だったのに対し、この中には文字通り「孫子」だとかの兵法書などの書籍類だったこともあるらしい。p159
それと共に注目したのはこの中にも秦簡に見られる右下下がりの字体があること。ある意味そうした字体が漢時代まで受け継がれたということか。p162
それとこうした竹簡、木簡がよく井戸から見つかる話が多い。何故だろうと不思議に思っていたら、コラムでそのことについて書かれていた。予想通り1)戦争などの緊急事態での埋蔵説と、2)保管やリサイクルとしての井戸保存説、それに「走馬楼三国楚簡」については3)疑獄説という特殊なもの。p188
但し、個人的には2)の保存説というのは疑問。何故なら保管ならどうして回収が難しい井戸に破棄するように投げ込むのか。また『太宰府の役人と文房具』によればの竹簡、木簡などはリサイクルでは表面を小刀で削ってリサイクルする。わざわざ井戸に保管したりしない。
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