『脱・私有財産の世紀』5 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 50XP。+30XP 二十九分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=rqCA-PAqcdE&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=12 
HSK4,4~5/6 背了四十三分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=32g2jUMxFNw&list=PLeYT_HGPLwrsKLSRgTRe88d6Pm9mW1mi9&index=8
Newbie Lessons 7~8, 学习十四分钟频道。 

https://www.youtube.com/watch?v=A2P2bCyqsvs
https://www.youtube.com/watch?v=MM2lR_74EQs
李姉妹ch 看了二十二分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=O3Hu24779Lo
テレビで中国語。看二十四分钟电视。

https://www.youtube.com/watch?v=N8XHcTVKC40
https://www.youtube.com/watch?v=3THwJTpAElQ
くまちゃん, 看了十六分钟频道。一共两个小时二十八分钟。
ゆるく勉強スタート。

运动;一个Salsa课。



<ショック・ドクトリン>
火曜日夜にあのナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』の番組があった。
https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/

女史はアメリカ特有の問題だけに注目している。オンライン教育の動きとか、ハイテク企業(例えばGoogle)主導の動きに注目するが、今回もやや偏見があると感じる。コロナ下では教育のIT化は当然だろうし、これまでも教育の一部はオンラインで十分だと考えていた。特に大教室でやる授業などはオンラインが最適。その分、対面の少数授業に力が注げると考える。

むしろ私が「ショック・ドクトリン」の例として注目するのは中国の動き。その点についての言及がないのは不思議。着目点はよかったと思うが、視点が固定され偏見があると見る。


<感染は止まらない>
WHOの定時報告によれば世界レベルで感染は広がっており止まることを知らない。開発途上国で広がっている現状を考えるにこれまでの世界に戻るには数年かかると覚悟しないといけない。

 




<いやはや驚いた!>
『脱・私有財産の世紀』の原題のRadicalのもう1つの意味がここで第二章で、どのように民主主義に応用するかで出てきた。つまり、ここでのRadicalはRadical sign(Root sign) のRadicalである。つまり平方根(根号)を意味する。

『多数者の専制』という問題をどのように解決するかに、ある個人が重大問題であると判断するイッシューに対しては票を自分の手持ちの100ボイスクレジットを行使し、票を買うということのよう。しかもその際のミソは票数の2乗のボイスクレジットで票を買うということ。例えばとても重要な問題なら100ボイスクレジットで10票分の投票権を使うということみたいだ。いやはや驚いた! 全く衝撃に書だ! 詳細はまたいずれ。



『脱・私有財産の世紀』5
ここであのハイエクが登場する。中央経済=ソ連式には最適な分配を行う情報と分析能力がないとした。p93 

市場の真髄は、価格システムを通じてこの情報を消費者から生産者に伝える能力にあるが、もしこれが最近、実用化されつつあるキャッシュレス化で瞬時に消費動向の情報が集められ、かつAIにより分析されればどうだろう? 経済動向は普通どんなに急いでも何ヶ月もかけて集められ分析される、しかも表には現れない影の金の動きには対応しようがない。しかし完全にキャッシュレス化された世界を想像すれば事態は変わる。リアルタイムで消費、生産、備蓄の量が提示されれば?と想像するのは面白い。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6198/trackback

実例がある。初めてハイブリッド車に乗った時に感じた経験だ。発車時のアクセルの掛け方や、追い抜き時点でのそれにより燃費が即座に表示されたことで(これらは推定値だが)その後の運転の仕方がまるで変わる。つまりエコ運転の教育をされたわけだ。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1017/trackback

同じことが経済でも起こるに違いない。消費が落ちていき、備蓄がふえ、かつ原料費が上がりつつあることが目の前のモニターに表示(しかも1週間後のそれぞれの予想値まで表示され)されるならば、人はさらに生産を増やそうとはしないだろう? それが判らないから高値で売れそうだと思いマスクを過剰に造り過ぎてしまう。…判っていてもさらにアベノマスクを配ろうとするのは論外だが、これはまた別の話(笑)

脱線してしまった、話を元に戻そう。

資本主義陣営は資本主義に限界があるとしても、それをカバーすべく非常に重要な産業では「反トラスト法」を作り、電力事業などの「自然独占」にたいしても価格規制などをした。p94 

個人的にはこうしたことが功を奏し、第二次世界大戦後の世界は格差の少なく、かつ経済が大きく伸びた時代を迎えることができたと考えるがどうだろう?