『脱・私有財産の世紀』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

今日はOFF日だが、運動だけは1万歩近く達成。近くのショッピングセンターと図書館に行っただけだが。



<テレビで観たPCR検査で気になること>
TVで観た、PCR検査のビデオ映像を見ると、どうやら96穴(12 x 8)あるいは48穴のウェルに直接試料をエッペンドルフピペットで入れている。下の図は別のサイトから持ってきたものだが、同じ方法。これでは混入ミスが起こる。

 

大量の個別試料を扱う場合は、別々のチューブを使い、人的ミスを最小限に抑えることが必要。効率と簡便さから連結試験管を使う場合でも、最大8連結の試験管までとしたい、チューブが多いほどミスも起こり易い。下の写真は8連結試験管。

 

それでも先日のデーターによると、人的ミスは非常に低い頻度なので、検査のプロがやっているのだろう。もちろん完全自動化でロボットがやれば問題は解消するし、既に随分前から完全自動化も済んでいる。問題はそれを取り得れるかどうかだけだ。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6157/trackback

アベノマスクの費用、総合計466億円!で4,000台くらいは揃えられそうなので、そうすると1日少なくとも40万~80万サンプル検査できる勘定になる。 990万人の検査を敢行した中国のように5 pool方式にすれば機械だけで1日200万~400万人を検査できる。

これを机上の空論と笑いますか?

中国は機械を使わず、お得意の人海戦術で20日ほどで武汉の全住民の検査をやり、300人の無症状感染者を探し出したと聞く。だから今や武汉人は武汉が「世界で一番安心、安全な街」と胸を張る。

これも党のプロパガンダだとバカにしますか?



<お薦めの1冊シリーズ>
『疫神と福神』は後半に<福神>の章が残っていたが、疫神のみに興味がある。そもそもこの本、単なる記録に留まり面白みがない。疫神分だけで十分と見た。素人が、傲慢不遜な言い分だが、お許しあれ!

これから紹介する『脱・私有財産の世紀』。とにかく驚くような内容で、まだ第1章を読んだだけだが既に10回分以上のメモが溜まっている。確実に『お薦めの1冊』になることは間違いない。問題は私がどれだけその内容を理解出来るかだ。

試しにアマゾンの書評を見ると確かに高得点。私は内容を十分理解できているわけではないので本の評価はできないが、それとは別にそこに書かれていることを参考に、色々アイデアを巡らせることができた。その意味では「頭の体操」になっている。



『脱・私有財産の世紀』
Radical Markets, エリック・A・ポズナー、E・グレン・ワイル著、東洋経済新報社、2020年初版。(原著、2018年)

冒頭、この本が書かれたきっかけが語られる。その背景にはリオの町がある。p19 ブラジルは最も格差の大きい社会であることは周知のとおり。

『グレート・ギャツビー曲線』なるものがあるが、それによれば、ブラジルは2013年段階でジニ係数(フローの格差)はアメリカ以上の~0.53。社会的流動性も0.6に近い。
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序文で著者らはラディカル・マーケットの概念を「思考実験」として紹介するが、p25 あまりに先進的過ぎて戸惑う。例えば『すべてのものがオークションにかけられる世界では資産を所有する人はいなくなる』という。すんなり受け入れられますか? p27

序文に入るとこの著者二人がベルリンの壁が崩壊した時、1人は保育園に入ったばかりで、もう人は経済学者になったばかりだと紹介する。p33 これは1989年のこと。この年は個人的にも印象に残る年。
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その後、ある思想家は「歴史と終わり」とよび(フランシス・フクヤマのことだろう)、世界的な知のコンセンサスが形成され、信頼が置かれ… のはずだった。しかし現実は、巨大な格差を生む世界となった。
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そしてその証拠としてあのピケティの有名なグラフが引用される。図1-1 p38
https://blue.ap.teacup.com/salsa2001/img/1514024399.jpg
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<ミスプリント>
図1-2の労働分配率の縦軸の(%)はミスプリントのはず。USAの1970年段階での0.68%で最高のはずがない。p39

調べてみて確認できた。1970年の68%から2016年には60%程度まで落ちている。先進国でほぼこの間、10%程低下している傾向にある。
https://www.socialeurope.eu/restore-the-wage-share