ダイアローグ & 『骨、岩、星』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<ディベートではなくダイアローグを>
コロナを巡りweb上で様々な議論が戦われている。どちらにも一分の理はある。それならばディベートではなく、ダイアローグをやるのがより高度なレベルの議論。そこからより良い政策も生まれてくるものだと思うが…
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5384/trackback



<思考実験>
唾液のエアロゾル1滴の中に1,000個のウイルスが存在する場合がある。
理論的にRT-PCRは1分子ウイルス粒子が存在すれば増幅可能で最大45サイクルで検出。

1検体の検出:
サンプル中に1,000個のウイルスRNAがあれば、35サイクルくらいで検出できる。

網羅的検査=検体のプール:
例1)1,000人の唾液サンプルをプールする場合=45サイクルで検出限界
例2)100人の唾液サンプルをプールする場合=~41サイクルで検出可能。
例3)10人の唾液サンプルをプールする場合=~38サイクルで検出可能。

例3)の10人の唾液サンプルをプールする場合、以下の図の「信頼できる」範囲で、1万回のPCR試験で10万人分の検査可能。

 

参考:ほぼ制圧したNY

1)NYでは1日7万件の検査数。いつでも何度でも住民なら無料の検査

2)感染者のトレーシング

3)飲食店の3ストライク制

 

 


『骨、岩、星』2
ここでも「火山灰が必要な栄養分を運んで木の成長を促進した」という記載がある。p107 以前、ダイヤモンド氏の本の中にも火山灰や黄砂が日本の植生に貢献したとの記載をみつけ意外だった記憶がある。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3411/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/a0c0640a19d1a25769defa157998fdc0

因みにこれはエーゲ海のサントリニ噴火の影響と思わせるアナトリア(風下にあたる)の遺跡で発掘された木造の部屋の年輪分析で噴火後年輪の部分的増加がみられたことよりの記載。p116

年輪データーはその他にも数年間に及ぶ気候の悪化(年輪が狭い)を表しているとか。紀元前1628年(サントリニ噴火、夏王朝の終わり?)、紀元前2345年、紀元前1159年(殷王朝の終焉)、紀元536年。p120

なおこの点について中国古代史が専門の人に尋ねてみたら、文献的にそれに相当する記載があるわけではなく、また各王朝の終わりの年代もかなり幅をもつものだそうだ。
https://ameblo.jp/xuzhoumeso/entry-12612081983.html#cbox

いずれにせよ、王朝の滅亡は数限りなくあるわけで、偶然時期が一致した可能性だってある。あまり信用しないほうがいいと、私の「常識」が側から囁いている(笑)