<何も変わっていない>
3年間の留学中に臨時的なところを含め3箇所住処を替えたが、いずれも大学関係者の沢山住む地区、家賃は高かったが、ハイウェーの反対側の家賃の安い地区(イースト・パロアルト地区)には住まないように指導があった。
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イースト・パロアルトは上の2番目のサイトで示す地図の右上部分。
そしてそのハイウェーの入り口にはいつもパトカーが待機していて反対側から来る<犯罪予備軍>を見張っていた。このようなことを言うと、人種差別、偏見だと言われそうだが現実の1面だ。
よく言われることだが、サンベルト*はキリスト教原理主義の拠点。ここが60年代の公民権運動、移民問題の文化的激変によりもともと強い反連邦政府的傾向をさらに激化させた。このように棲み分けは、人種差別に非常に神経質なカルフォルニアでも歴然と存在した(カルフォルニアはまさにサンベルト!)。
このところのBlack Lives Matter運動をみると『何も変わっていないな~』と感じる。ただ、個人的には黒人と付き合う機会は少なかった。むしろアジア系やヒスパニック系の方が多かった。黒人は実際、深夜ラボの掃除にきていた人しか話した経験がない。彼らから多くの言葉を学んだがラボ内では使用禁止だった(笑)
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*サンベルト、スノーベルト、そしてトランプが可視化させたラストベルト。
『実験経済学入門』を読み終わったわけではない。少し残しているが後半に入り理解が困難になり、何度か読んでも理解できない部分が出てきたので撤退。少し口惜しいが多少共勉強になったことでこれまでとしたい。
こうした場合、やはり教室で質問したり、あるいは同学の者などと議論することが克服手段となる。今流行中のリモート学習でもこうした問題は出ているはずだが、どうだろう?
現在『世界を救う処方箋』と気分転換用に『日本人の宗教と動物観」という本を並行して読み始めている。共に読みやすい本。今日は朝から雨で玄関のひさしの下に机を置いて本を読んだり、ネット検索していたが、途中何度か風がでて避難を繰り返す。5時半過ぎに流石に風雨が激しくなりついに玄関内に移動。
土曜はいつもなら午後からジムのZumbaのクラスに出るのだが、今月いっぱいでジムも止めることが決まって急に行く気力がなくなった。
『世界を救う処方箋』
ジェフリー・サックス著、早川書房、2012年初版。
この本を読み始めたのは、先の『ショック・ドクトリン』の議論についていけない部分があり、反対陣営からの意見を知る必要を感じたからだ。そこで『ショック・ドクトリン』で酷評されたシカゴボーイズの1人、ジェフリー・サックスの本をよむことにした。そして最初の数ページを読んだだけでやはりその勘は間違っていなかったと確信した。
サックス氏も放任資本主義では社会が崩壊すると考えていて、ケインズやポール・サミュエルソンの混合経済の擁護者である。そして『自由主義イデオロギーの欠点を正確に理解しなければならない』とはっきり述べている。p40より。
さらに『市場システムの効率性と公平性を確保する上での政府の重要な役割を顧みないのは、ハイエクとフリードマンを信奉する昨今の自由市場論者だけなのだ』とすらいう。p44 つまりハイエクやフリードマンですらそれらのことについて十分認識していたと指摘している。
まず簡単に、ポール・サミュエルソンから得た知識を挙げているが、纏めると以下のようになる。p37
1)市場は効率的。
2)しかし、効率性は公平性や正当性を保証しない。
3)公平性実現には所得再配分が重要。
4)市場原理では公共財は不足するので政府が行う。
確かにフリードマンのいうところとは1)を除き反対。