<忙しい?月曜日>
午前中にパスポート入手。パスポートセンターの奥に写真撮影の部屋もあり、此処でパスポート用写真が撮れるスタジオがあることも判明(1,200円で手前のPhoto shopと同じ)。反射光のせいで眼鏡なしで撮ったので今後、入国時には眼鏡を外さないといけないが、ちょくちょくあることではないのでヨシとしよう。手続き費用は10年パスポートで、14,000円(印紙)+2,000円(証紙)=合計16,000円なり。
正午すぎに歯科病院に行くも予約がギッシリ入っていて明日の午前に予約をとる。その後、明日からの消費税10%上昇に該当する品物を購入するつもりでスーパーに行くも、ついでに8%据え置きのものまでも購入、結局大量に購入することになる。ま、たいして節約になるわけではないが、年金生活者モード(笑)
そんなこんなで2時には帰宅。ランチ後、勉強という選択肢もあったが満腹感と疲労感で何となく意欲がわかず、読書三昧に転向(汗)。『エリュトゥーラ海案内記』を庭でコーヒーを飲みながら長いこと読む。
冒頭100ページ近い序説が続き、その後で40ページ程度の短い本文=案内記。そして最後に150ページほどの注釈と地図が続く。本文だけでは判りにくいのでその都度、注釈と地図を引かないといけないが、本文の各章のすぐ後ろにないので本のページを前後に捲らないといけない、結構面倒。それと、作者がそれぞれの航海毎に案内記を書いているので、最初その意図がわからず地名が当時のものだったこともあり位置確認に手間取った。
まず最初の案内は、紅海北部のエジプト側の港Hormos(山脈を越えると内陸のルクソールに近い), Berenice(山脈を越えると内陸アスワンに近い)から紅海を南下し、現在のイエメン・ジブチの海峡を抜けてアラビア海を南下しアフリカの東海岸南端の港までが一つ目。
次に今度は、紅海をアラビア半島西岸に沿って南下し、現在のイエメン・ジブチの海峡を抜けてアデン湾に出てアラビア半島の南岸(現、イエメン・オマーン沿岸)を航行、さらにオマーン湾からホルムズ海峡を通り、ペルシャ湾に部分的に入り現在のアラブ首長国連邦とカタールの中間地点?に存在すると思われるOmmanaまで、その先にはペルシャ湾奥の現在のクワートあるいはイラクに位置するApologosの港についても簡単に書く。(ここで位置の確認に手間取る)
ペルシャ湾岸についてはOmmanaまでで、その後手前からペルシャ側の、つまりイラン南岸の話に移りインダス川などについて書く。地名が現在のものと異なるので、その都度注釈と地図を見比べて現在位置を確認しないと判りづらい。とりあえず今日の段階でなんとかインダス川まで到達。
結局、ジムにも行かず。グダグダと過ごす。
『NY Timesの数学』
ジーナ・コラータ編、2016年初版、WAVE出版。
読みこなすのは大変だが、なかなか面白い。数学の素養がなくてもそれなりの理解は可能なのが良い。もともと一般向けだからだろう。(注 これは最初の印象、後半は超難しく理解不可能)
純粋数学者は、長いことコンピューターを忌み嫌っていて、大学の数学科では長いことコンピューターの侵略に抵抗してきたらしい、意外なことだ。 それは、実験というもの自体がほとんど数学者にとって馴染みのない概念だからだとか。なるほどと思う。p039
もしそうなら、分子生物学は対極に位置する。仮説を立てて、それを実証するために実験をする、あるいは実験結果から逆に仮説を構築する。その繰り返しだったように思う。
ここで例を出された、微分幾何学の分野の問題「極小曲面」というのがあるらしい。p040 これはある与えられた形状の上に張れる面のうち、面積が最小となる面のことらしい。これは針金の枠に張った石鹸の膜のようなものを想像すれば良い。これを求める方程式だが、我々の感覚だと実際に実験してみて出来た膜がその「極小曲面」。これに近似する方程式をこしらえば良いように思うが、純粋数学者はそれでは満足しないのでしょうか?
マサチューセッツ工科大学の数学者、ダニエル・クレイトマン博士曰く、
『論文を読もうとする動機は、結果を知りたいからだけではなく、その証明をどのようにして編み出されたのか、実際どのように機能するのかを理解したいからでもあります…』と述べたとか。p051 まさしくその通り!
我々の世界でもいつも「仮の真理」と呼んでいる。便宜上「真理」と呼ぶものは常に新しい事実で覆され、その事実に合う仮の真理が構築される。その繰り返しだと考えている。以前このように述べたことがある。
『論理が筋道立っていて、証拠が事実ならばとりあえずの「真理」とするのが科学者の立場』
だとも、あるいは、
『「永遠の真理」とは無関係であるが故に、科学は科学としての価値を持つ』 とも。
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同様に私が本に期待するのは結論ではない。そうではなくてその結論が出されたプロセスを知りたいからだ。結論だけ述べたような本は途中で投げ出してしまう。
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庭に彼岸花が咲いていることに気がつく。中国名は「群集孤挺花」というらしい。