話し合いの前夜もまた

彼に伝えたいことを何度もノートに

書き出した。

 

 

私は今、パーキンソン病の母と

暮らしているので

完全なる一人の空間を作るため、

アパホテルを予約した。


(一人の空間はあるけど、母ってなんか

ゴソゴソするよね…)

 

自分にも彼にも向き合いたかった。

 

泣いたら喉が渇くので、

2リットルの水を買い、

肌に優しいティッシュを買った。

 


これまでに沢山いただいた

"大丈夫だよ~"

"一人じゃないよ〜"

"ちゃんと話し合いができますように"

というメッセージや


Hさんからのメッセージ

(自分を責めないこと)


(まずは彼の話を聞いてから自分の番)

アイリーンのYou Tube

(愛をもって彼を手放す)

Yさんのブログ 、

(遠距離恋愛の秘訣と、ベストマッチは

一人ではないということ) を


全部復習して、もう一度、

遠慮なく泣いた。

 

親友からは

これを乗り越えたら、強くなれるよ

と言われた。

 

 

また別の人からは、

こうして問題が起きた時こそ

思いやりや歩み寄りが大切なのに

彼にはそれが少し足りないように思う、

と、ご自身の体験を元に

正直な気持ちを送ってくださった。

 

優しいメッセージに共感した。

改めて、みんなに心から感謝した。

 


とにかく感情的にならないように

付箋を用意して、

自分へのメッセージを書き、

iPadの画面に貼った。


 

⭐︎かおりさん、アイリーンのように傾聴

(この2人は、傾聴のお手本だった)


⭐︎感情的にならずに自分の感情を伝える


⭐︎Google Earthをみてとある男女の物語や

(自分を客観的にみたかった)


⭐︎どんな別れ方をしたい?

 最高にかっこよく!

 いい女で!!

 泣いたらブスになる!

 (今だけ女優に!)


⭐︎菩薩様のようにおちついて


⭐︎愛をもってはなす  話す&放す


 

まるで、オンラインの仕事の面接並み。


 

今まで、ずっと彼に会いたい、

直接顔を見たいと思っていたけど、

画面越しに話せるからこそ、

付箋作戦を実施できて良かった。


会えないからこそできることってある。

 

 


 

 

話し合いの前夜はあまり寝れず、

一旦4時に起きた。繊細な私。


瞑想をして、落ち着かせて、

二度寝した。

 

起きてびっくり。

昨夜遠慮なく泣いたせいで、

目が腫れている・・・

 

もしかしたら、最後の話し合いになるのに

ブスな顔では困る!と思い、

シャワーを浴び、急いで目のマッサージを

You Tubeで調べた。


勢い余って、小顔のヨガまで

やってしまった。

 


彼は8:30ごろ、

Please let me know when you're ready.

とメッセージを送ってきたので


少なくとも30分はかかると返事した。

腫れた目で話したくなかった。


 

1時間後、

Are you ready yet とメッセージがきた。


 

私は自分を綺麗にしたかった。

彼は早く話して

スッキリしたかったのだろう。


 

ストレス下での彼を見なさい、という

アイリーンの言葉が、頭に響いた。


あの日あんなにも優しかった彼は

どんな対応をするのだろうか…

 



いよいよ、話し合いの時がきた。


しっかり深呼吸して、

彼にFaceTimeのコールをした。



(つづく…)