発泡ウレタン | BIGFUNのブログ

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つい先日、20度を超えたかと思うと今日の天気はナンだろうと言う位に寒い一日ですね、都内も久しぶりに雪も降り舞い落ちる雪を眺めながらロマンチックな気分でバイクを乗っていた人もいたことでしょうね

私は10年ほど前に日光雪上林道ツーリングを思い出している間に雪は雨に変わってしまいましたが・・・こういう日にシールドの無いヘルメットを使っている人を見ると、『何かの罰ゲームかな?』と思ってしまいますが、お仕事の方とかは本当にお疲れ様です。

学生の頃にKDXで雪の中ゴーグルが曇る為にオフロード用ヘルメットで飛ばしていたら鼻がもげそうになって雪とは恐ろしい物だとの記憶がありますが(飛ばし過ぎ?)、その後モンキーで大雪の中を走り回り雪中行軍恐怖症(注:今命名)克服しました。小排気量の雪の日は本当に楽しいです。


今日はホンダのCBRのマフラー交換・・・作業自体は特別難しくも無かったのですが、ホコリを取り除いたりしていてびっくりした事がありました!!

『スイングアームにウレタン処理がしてあるΣ(゚д゚;)』

少々、マニアックな話になるのですがオートバイ等のフレームは場所によって空洞になっていて、その場所は特別合成も生み出さない何も無い領域なのです。しかしその空洞部分に発泡率等を計算し薬液をいれて空洞部で発泡させると強度がものすごく上がるという、眉唾っぽい作業があります。何台か実際に作業したのですがやはり押しただけで違うと感じ、キチンと作業すればその恩恵にあずかる事が出来るので、それをメーカーがやっていたというのは不勉強だった事もありますが凄く新鮮な発見でした。

過去にGPZ900R等で試したところ確かに良くなりましたが、作業が非常に大変でオイル交換のように簡単にいかないので作業代が高額になるのが難点なのとウレタンにも種類がありどれを選ぶかや硬化するまでの時間、化学反応中の熱くなった部品を押さえていなければならないという事もあります。

作業中に手を緩めると雪のように発泡ウレタンが噴出してひどい目に会います。髪の毛・着衣・床・・・本当に困るのですよ~(。>0<。)

鉄のフレームや古い設計の車両には効果あっても新型車はどうなんだろう?と一時考えていた時がありましたがメインフレームはコーナーで旋回中にしなる役割をしているので手を出さないとして、スイングアームの剛性を上げるというのは面白いと思っていただけに、今日の発見はとても興味深かく、新しい技術を積極的に取り入れるスパースポーツならではの発見でした。



■高性能カメラで撮ったのですが雪かどうか分かりにくいですね

(本当は携帯電話で撮影しています)
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■CBRのマフラー交換作業中
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■写真が本当に分かりにくいですがドライバーの先にウレタンのカスが見えています!!
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