JMEオンデマンドでリエゾンをしてくれるようになりました。
リクエストしたので。
見てみますね。
JMEすごいですよ。。有名俳優たちが、みんな
「JMEをご覧の北米の皆様。。」って宣伝・挨拶にでるんです。
不思議。
今日は、私の恩師から珍しくメールが来ました。
近所に住んでいるときは、いつも一緒に散歩していたのですが、
身体を悪くされて、娘さんの近くに引っ越されたのです。
後で、彼が今日のブログに出てきます。
今日は、親御さんたちに知っておいてほしいけど、
きっと聞きたくない現実の事です。
私は、子供達が、学校でみじめな思いをしている事を
親に知ってほしいのです。
ただただ、勉強しろといわずに。
ただただ、学校に行けと言わずに。。
お願いします。
学校が楽しくない理由のひとつ:
大學のレベルで教えていても、いつも思うのですが、
1年生の時にやめていく学生とそうでない学生の違いは
ABSTRACT THINKING (抽象的考え)
ができるかどうかなんです。
小学校の時は、CONCRETE(愚僧的)THINKINGです。
実際にものを触って表すことができるものです。
数学でなく、算数です。
変数でなく、数字です。
あ母さんお父さんの顔を書く。
字を覚える。
努力と記憶と練習でできるものです。
それが、中学に入ると、
代数が始まり、ABSTRACT THINKINGの入門です。
作文も夏休みに何をしたかではなく、
本の感想を問われます。
まだ、数式の解き方を暗記して練習すればなんとかなります。
字が読めて、何か書ければなんとかなります。
それが、高校に入ると、
ほとんどすべてがABSTRACT になります。
例えば、物理のクラスでは、実験もありますが、
数式の意味自体を考えさせられます。
実際に実験できないものも、数式で表します。
国語の時間でも、漢字を覚えるのではなく、
小説の中の隠れた意味を見つける。
歴史も、年やの名前を覚えるのではなく、
現代社会への影響を考える。
このCONCRETEからABSTRACTの変化に失敗すると、
学校の勉強がとても嫌いになる子がいっぱいいるのです
自分でも、何が変わったのか分かっていない生徒が多いんです。
親もそうです。何で急に成績が落ちた?と。。
ABSTRACTの問題も記憶と練習で賄おうとする。。
ドリルや参考書をつかって、
なんとかテストに受かる。。。けど、
自分自身で、ABSTRACT THINKINGの応用ができない。
だから何か、学んだ気がしない。
そのまま、大学に行くと、授業なんか嫌で出ない。
となるわけです。
大學はABSTRACTを新しい難しい問題を解くための応用だからです。
CONCRETEはほとんどありません。
この問題を私は、私の恩師と長年語り合ってきました。(ほら出てきた!)
どうすれば、CONCRETEからABSTRACTの切り替えができるように
なるのか。。このような記事もありますが、とても難しい問題です。
ぜひ読んでみてくださいね
抽象的思考とは何か?スキルを向上させる10のアイデア (able-ac.translate.goog)
なぜこの話をするのか。。
それは、小学校でとても優秀だった子が、
中学に入って急に成績が落ちて、学校が嫌いになるからです。
よくある話です。
自信もなくしてしまいます。
不登校の原因の一つでしょう。
勉強が難しくなったのではない。。
CONCRETEからABSTRACTに急に切り替わっただけです。
脳の使い方が変わったのです。
これだけは、すべての親に理解してもらいたいです。
なぜ急に勉強が嫌いになったのか。
中高学校というところは、
成績の悪い子には、とても酷なところなんです。
成績が悪くても、スポーツで優秀だったらまでいいですが、
スポーツもアート系もだめとなると、
これほど辛い場所はないんですよ~。
何で、辛い思いを、みじめな思いを
毎日しに行かないといけないのか。。。
考えた事がありますか
頑張ればできる。
学校に行かないと大変なことになる。
そう答える親が多いでしょう。
そう言う親の言葉は、子供からすると追い詰められるだけです。
親は、塾に行かせますが、
塾にいったら、やっと何とかできるという経験は
ますます子供の自信を奪います。
みじめのどん底に陥れられます。
私はそのような学校経験をしてきた人達を
多く多く見てきました。
不登校にならなくても。。。
みんな自分の人生を諦めています。
自己肯定感もないんです。
なんとか人並の暮らしができたらいい。。。
と思って生きています。
そういう学生を見て、「親はいったいどう思っているんだろう。。」と
思ってしまいます。
これで、いいのでしょうか
たった一度の人生ですよ
私は、小中高学校は、子供をみじめにしてはいけないと思います。
どの子も、人生に夢をもって生きれるようにする場所だと思います。
そう思いませんか
大學はどうしても行きたい人達だけが、
目標とする職のために行く場所です。
目標とする職もないのに、何を学びに行くのですか?
そう思いませんか
私の時代(昔)は、得に大阪では、
学校の勉強なんかどうでもよかった。
だって、多くのクラスメートは、親の店を
継ぐのですから。家は店のうえにあるんです。
それが、現代社会では、
学校でいい成績でないと
大学をでないと
正社員にもなれないような風潮になっている。
これは、人間の生き方に反しています
これから、第4産業革命と生成AIの時代に、
コンピューター科学、エンジニア、医学、弁護士以外の人達は
どうなるのか考えたことがありますか
20年先の世界は今とは全く違うんですよ。
ユニバーサルインカムになるかもしれません。
私達アメリカの大学教授は毎日考えています。
毎日討論しています。
学生達もいっしょに真剣に考えています。
アメリカでは大学に行かないという決断をする人が
増え続けています。
知ってましたか
あなたもこの討論に参加してください
全く違う面から、教育や将来を考えてみてください
偏差値とか言っている場合ではないんですよ。
古くさすぎますよ~~~。
トモエの小林先生がいっていました。
「教育は20年先を見てするものだ」と。。
あなたは、あなたの子供は、20年先を見ていますか