昨日のブログを読み返して、自分で自分に質問してしまいました。
一体どういう中高学校ならば、だれも惨めな思いをせずに楽しく学べるか。
ちょっと、考えてみます。
皆さんのアイデアも聞きたいです。
とても大事な問題なので、皆で考えましょうよ。
文句を言っていても、しかたないんです。
一緒に考えましょうよ!
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これからいじめ・差別について書かないといけないなーと思っています。
私が個人的に一番分かっている問題なので。。
昨日見た「ゆとりですが。。。」というドラマで気が付いたのですが、
「いじわる」という言葉がぴったりないじめもありますよね。
小学校に多いと思います。
おもしろがって、ひつ濃くからかうのも、
(お前の母さんでべそ。。とか)
ちょっと腹立ったからいたずらするのも、
(おもちゃを隠す)
「いじわる」です。
ちょっと腹立った相手をしばらく仲間外れにするのも
「いじわる」です。
大昔からあることで、それを乗り越えて子供達は
成長していきます。
しかし「いじわる」を超えたいじめが最近は多いようです。
1.相手を痛みつけたいといういじめです。
なぜ、相手を痛みつけたいのか。。
喧嘩したからではないです。
ただ、むかつくからです。
なぜ、むかつく?
幸せそうだから、
偉そうに正論をいいやがって、
きっと自分をばかにしているから、
と言った、ゆがんだ考えですが、
その奥には、煮えたぎるような、苦しみがあるはずです。
その苦しみを爆発させているのです。
本当は相手は誰でもいいはずです。
その苦しみは、ほとんどの場合家庭環境から来ているものです。
大人の場合は、ちょっとしたむかつきを抑えていますが、
ひどくなると犯罪になります。
じっさいに、子供の時に「ムカつきいじめ」をした人は、
大人になってから犯罪者になりやすいという統計があります。
それを、一般の学校の先生が治せるでしょうか
私は、無理だと思いますよ。
2.差別です。
「なんか変」「自分達と違う」「ちょっと気味が悪い」
「こちらに迷惑がかかる」と言った心境から起こる差別です。
とても貧しい家の子、
発達障害や境界知能の子、
外国人の子、
などがそのターゲットになります。
これも、ぜったいに大人の世界でもあります。
たいていの大人はあからさまにしないだけです。
でも、きっとどこかで、差別的発言をしているはずです。
私の知り合いの日本人達でも、そういう発言をしているのを
何度も何度も聞いていますから。
それを、子供達は聞いています。見ています。
それを、一般の学校の先生が正せるでしょうか
私は、無理だと思いますよ。
すなわち。。。
「いじわる」と「喧嘩」は先生が注意して、
なぜダメなのか教えて、
仲直りさせれば終わりますが、
本当のいじめと差別は、そんな生易しいことではないんです。
政府が「見つけなさい」「報告しなさい」と言っても
社会の問題(大人からくる問題)を学校だけで解決できないんです。
いじめ・差別は子供の世界の問題ではないです。
大人の世界の問題なんです。
なぜ、だれも、こう言わないのでしょうね??
私が日本のテレビにでれるなら、はっきりいいますけどね。
これも、皆で考えませんか?
どうすれば、学校でのいじめや差別が本当の意味でなくなるのか?
表面的になくなるけど心の中では
「あいつつぶしてやりたい」とか
「あいついなかったらいいのに」と思っていたら、
なーんの意味もないと思うんですけどね。。。
もっと深刻な事態に発展していくとおもいますよ。
とにかく、あらゆる事を、一緒に考えましょうよ。