体内からサンバが聞こえる時/獸木の体調不良に出口⁈ | AID - Animals In the Dark

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Blog by graphic novelist Yeasty Kemonogi.
漫画家獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。
甲斐犬MIXハリーと黒猫ジェームスをはじめ
ブログに登場する主な犬猫は、保護された子たちです。

 
 
PALM読者の方や出版関係者の方には想像しにくいかもだが、ボランティア始めていつからか皆さんに「いつもいろんな人と活動してて、元気で楽しそうですねー」と言っていただくことの多くなった獸木野生。
 
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漫画の仕事もフツーにして年一回コミックスを出版しながらボランティアのイベントを次々開催してるし
*ここ数年の出版作品
 
 
 
 
体調不良で死にそうとかいいながら、去年母が闘病して亡くなった時も連載を休むことなく
*JBと仕事ちう!
 
 
 
 
 
どんなにヘロヘロでもハリーの散歩は毎日欠かさない!






しかし、皆さんご存知の通り、2016年正月に一度死にかけ、現在も治療中の身。
 
 
ちなみにコレが死にかけた時のブログ:
https://ameblo.jp/bigcatstudio/entry-12127670144.html

今読んでもなんか能天気だが、この時命を救っていただき、今も通院してる治療院の先生によると
 
「今までの人生の無理がたたって、中枢神経と末梢神経のジャンクションが機能ストップし、体を維持することができなくなっている状態 」
 
ということ。
 
 
そう、人間は自分がいちいち司令を出して体の中を動かしてる訳ではなく、神経とかが勝手に働いて、血を巡らせたり消化したり、病気に対抗したりしてるから、その機能が一気にダメになるとアウトなんだね。
 
なんか温暖化で北南極の氷が溶け、海水の塩分濃度がおかしくなって、海流がストップし、異常気象から氷河期になっちゃう地球みたいだね。😭
 
 
そんな危機に瀕した獸木野生と地球....
 
 
 
地球の方がはるかに優先順位が高い気がするが、世間が温暖化はあるのないの言ってる間に、申し訳なくも獸木にはすぐあの紫水さんのご紹介により治療院の先生という救世主が現れたので、徐々に回復し、先生の予告通り、通院してに2年後の今年の春くらいは、かなり普通の生活ができるまで回復してたんだ。
 
 
 
 
ところが.....
 
 
 
あの5月の超楽しかったAID伊豆キャンプの直後.....
AID伊豆キャンプ:
 
 
嵐のような発作が‼︎
まるで最初にダウンした時のように嘔吐し食べられなくなり、体重もまた40キロくらいまで落ちてしまった!
 
 
そんなバカな〜〜‼︎
ゆとりのスケジュールであんなに元気で楽しく過ごしたキャンプなのに‼︎
 
 
なぜ〜〜?
なぜ突然⁈
 
 
 
そうこうするうちに1.5ヶ月が過ぎ、6月半ばには梅雨をふっとばして猛暑に突入した日本。
公式に殺人的と認定された38度超え猛暑の連打を受け、なすすべもなく復活するチャンスを逃した獸木。
 
ついに連載にも穴をあけ、先日のAID花火イベントの翌日からもゲロゲロで点滴騒ぎ!
 
先日の花火イベント:
 
 
 
 
 
そして花火イベントから一週間後に行なわれた、前回ブログアップの、あのまったりしたお昼寝付き獸木家イベントの翌日からも実は.....
 
嘔吐でダウンしていた!
 
AID獸木家パーティイベント:
 
 
連戦連敗である.....
 
 
 
しかし
 
どうしても納得がいかない!
 
花火はまあ熱帯夜に岩盤浴状態だったからしょうがないにしても、獸木家イベントではみんな獸木が病みあがりなのを知っていてすごく気遣ってくれて、第一獸木は料理も何もしていない。
事前準備もしてないし、あと片付けもみんなが手伝ってほとんどやってくれた。
 
 
気候、気温差、ストレス、食べ物などの負担やコンビネーションが脅威となる獸木の病気。
確かに以前はたくさんの方をお呼びしてイベント頑張ってたこともあるので、倒れてもまあ仕方なかったが、教訓を得て究極的なまでにラクなイベントばっかやるようになった今、ストレスによる負担はほとんどないはずだ。
 
 
気候は健康な人でも危険なレベルの猛暑とかで、しょうがないとして.....
 
 
 
と、いうことは
 
 
食べ物⁈?
 
 
確かに全ては吐くことから始まり、体調悪くなってから普段食べられる量は以前の半分くらい。
量が多過ぎても具合悪くなるし、脂っこいものもダメだし、クリームなんかは少量摂取しただけで何日も吐き気で苦しむハメになるので、かなり用心してるのだが、旅行やイベントでみんなと楽しくお食事するときは、どうしても油断する傾向にある。
 
 
みんなが一生懸命作ってくれた美味しいごはんを吐くのがイヤで神様にお祈りしながら、パーティイベントや、花火の時や、伊豆キャンプで食べたものや量を頭の中でチェックする獸木。
 
元気なときは食にそんなに興味がなくて今朝食べたものも覚えてなかったのに、食べ物がコワイ今は全て克明に覚えているのが皮肉だ。
 
 
 
そして思い当たったのが
 
 
乳製品
 
 
そう、クリームで恐ろしいことになるので、当然あまり良くない訳で、普段は3日に2日くらい、ちっちゃく切ったチーズをほんの一切れ食べる程度で牛乳もヨーグルトも口にしてなかったのだが、外でチーズ入ってるものを食べたりすると確かに混入してる量が違ってて、なんか気分がおかしいと思うことはあった。
 
 
伊豆キャンプでもお魚のサラダに入ってたマヨネーズが多かったり、すごく小さいけどお店の人も添加物を知らないチーズタルト食べたりしたよな
 
 
 
自分もベジタリアンだから食べ物に気を使って、パーティの事前「獸木、チーズ食べられる?」とメッセで聞いてくれた中山雅心。
重い牛乳パックまで持参してクレープ作ってくれたクリストフ。
 
 
 
すまん.......
 
 
多分乳製品じゃ
(涙)
 
 
そもそも
 
もしかして乳製品アレルギー?
 
 
 
善は急げと冷蔵庫をチェックし、中から全ての乳製品を撤去した獸木野生。
 
その時、体の中で獸木の肉体を維持してる細胞やら善玉菌やらの市民たちが、シャンパンを抜き、花火を上げ、歓声を上げた気がしたのは気のせいだろうか?
なんか体の中でリオのカーニバルみたな音楽流れてる。
 
 
「やっとわかってくれた!」
「全く鈍い宿主だぜ!」
「クリームがダメだって言う時点でわかれよなw」
 
 
そんな声が聞こえてる。
 
 
 
せっかく治療院で治療していただいて体が上向きになってたのに、乳製品ダメなのに気づかず自ら体に毒を盛り続けダメージを与えていたかも知れない訳である。
 
 
 
 
 
そして乳製品を絶って約一週間を超えた今.....
 
 
 
すでに世界が違う!
 
気がする。
 
 
久々に空腹を感じる。
久々にお目目がちゃんと開く。
久々に廊下を走ってる。
睡眠の深さが違う。
 
 
もちろんまだまだ残暑も酷く、余談は許さない。
しかし少なくとも、乳製品という悪玉(乳製品ゴメン)は退治したハズ。
 
 
 
そしてこんな気づきのミラクルが起きたのも、前回のイベントと、ブラック家族の愛のおかげに違いない。
 
ありがとう、ブラック家族。
 
 
 
人生最後の乳製品料理が、君たちが心をこめて作ってくれたあんな美味しいお料理だった獸木は
 
 
本当に幸せ者じゃよ
(涙)
 
 
 
 
 
さらば
乳製品‼︎
 
 
 
 
 
 
 
 
 
*乳製品以外でカルシウム摂取するために開発ちうメニューのひとつ
高野豆腐のカリカリスナック(試作版)