スピリチュアル度が低いと言いつつ、幼い頃から結構定期的に金縛りにあっていた獸木野生。
金縛りは通常、心霊現象っぽいものとセットになっていて、この世ならざるなんかの存在を感じたり、ぶっ飛んだ現象を体感したりしてもいた。
例としては...
・ものすごい大勢(1,000人単位)の人の叫びとともに大勢の顔が頭に張り付くように現れる
(9歳くらいまでの期間限定で数年続いた。主に昼間、起きている状態での金縛)
・なんとなく霊のようなものがいて自分に乗ったり押してる感じがする(大体どんな人とかわかる時もある)。
・寝てる布団ごと宙に浮いたり、部屋がぐるぐる回ったり、あり得ないおもしろ体験をする。
・目の前の目覚まし時計の針がぶんぶん回って、その上を白いうさぎがゆっくり横切るとかあり得ないものが、そんなバカなと何度も目を凝らしても見える。
など...😱
しかしこれら全ては金縛りの中で起こっているので、現実に起こったことかどうか判別できず、自分では
たぶん夢
と片付けていた。
獸木が最後にそういう体験をしたのは1999年、オーストラリアでのこと。
実はオーストラリアに移住してから金縛り体験がぐっと減り、四年の滞在中3回しかなかったのだが、最後のはセントラル・オーストラリア、あのエアーズロックとかのあるあたりに行った直後に、自分の借りてたお家の寝室で起こり、アボリジニの方が数名様、獸木を覗き込んでいるのを感じた。
そしてそれ以来、金縛りにはきっぱりあわなくなったのだ。
オーストラリアから日本に帰って来て四年くらいたったころ、オーストラリアでお隣の家に住んでたレイチェルが日本に遊びに来てくれた時、何気なく最後の金縛りでアボリジニ数名様がいた気がしたことを話したところ、レイチェルの顔色が変わった。
なんでも獸木のすぐ後にあの家に住んでいる人が
「わたしそういうの信じなかったけど、この家にはアボリジニの幽霊が何人か住んでる。」
と言っていると言う
ええーっ!
ということは、アボリジニ数名様は夢ではなく本物の....オバケ?
つまり今までの心霊体験ぽいものはもしかしたら全部本物⁈
しかしどっちにしても、金縛りには二度とあわず時が過ぎた。
....今回バリに行くまでは
さてバリ第2日目、昨日チャーターさせていただいた車のドライバー、グダイ君が、獸木の移動先のウブドまで送るついでに、1日好きなとこに色々連れてってあげるよと、オファーしてくれたので、ありがたくご厚意に甘えることに。
ウブドはグダイ君のテリトリーからだいぶ離れてるのに、昨日と同じお値段(かなりリーズナブル)だったので、ほんとにいいの?と聞くと、
「いや値段なんていいから、いいから。火山のせいで一週間会社休業状態の時もあったしさー」とのこと。
あ、ありがとうございます....
おかげ様で午前中にグダイ君推奨の
トゥグヌンガンの滝
(Tegenungan Water Fall)
という滝に寄って、PALMに使うジャングル写真をたくさん撮らせていただく。
メインの滝はコレ。
水量すごっ!!
ミストもすごっ!!!
暑い中、急勾配を上り下りするプチ登山的ルートだったこともあって、超スローペースで滝を回ったあと、午後にウブド入りし
ゴア・ガジャ
http://bali.navi.com/miru/5/
獸木はそんなに遺跡や歴史建造物に惹かれる方ではないけど、様々な遺跡があるバリ・・・1箇所訪れるならどこかとチェックし、古くて謎も多い神秘的な場所らしいここを選んだのである。
駐車場でグダイ君と一旦別れ、場内に入り階段を降りてゆくと、思いがけない素敵な世界が広がっていた!
まるでどんどん異次元の庭に降りてゆくような・・・
なんだか全然空気というか、世界が違うー
ずっとここにいたくなるような不思議な場所。
静かな庭園の奥にあるお寺にお参りし、聖水をかけたりしてお祈りもしていただき、お布施もさせていただいて、なんだか幸せな気分。
・・・ん?
そこで獸木、他の観光客の方が皆さんが神様に失礼のないようにするための正装であるサロンを腰に巻いているのに気づく。
ウブド滞在中にする予定の沐浴にサロン着用が必須なのは知っていたが、もしかしてここでも必須.....?
実は帰りにわかったのだが、入り口のチケットチェックの場所でサロンも借し出していた。
獸木が入場する時、なぜかチケットをチェックする人が持ち場から数メートル離れており、道の真ん中でチェックしてくれたため、サロン貸し出しポイントを素通りしたらしいのだ。
**さらに帰国後知ったことによると、バリではそもそもすべての寺院のお参りにサロンとベルトは標準装備だそうです。**
うーん、いやな予感。
昨日あんなに故意ではない神様への失礼を反省したのに…..
またやっちまったかも?
ゴアガジャを出るともう四時過ぎ。
かなり疲れていたので、今日はここまでにして、ウブドの滞在先であるホテルにチェックインすることに。
ウブドのジモティ〜ではないグダイ君、いろんな人に聞き、かなり苦労してホテルを見つけ、送り届けてくれた。
2日間色々ありがとう、グダイ君....
広大なホテルも火山警報のせいか宿泊客がまばらで、レストランもプールサイドも獸木が泊まることになったフロアもシーンと静まり返っていた。
ホテルの回りの田園に、カエルやゲッコーの声のみが静かに響く。
・その静けさをムービーでどおぞ...
https://youtu.be/I8ojheBm_kQ
到着後の慌ただしい2日間で疲れていた獸木、早々に眠りについたのだが、夜中になぜか目を覚まし、枕元のホテル備え付けのアナログ時計を見ると....
夜中の3時
昼だと単なるおやつの時間だが、夜中だとホラー映画とかで必ず出て来るいやな感じの長針と短針のアングルである。
しかも疲れてるはずなのに、変に目が冴えてそのまま寝付けない。
そうこうしてるうちに、あの懐かしい感覚が....
か、金縛り⁈
もう二度と、一生あわないと思った現象再び⁈
全く動きが取れない常態で固まってると、足元のシーツが思い切り持ち上がって、あんまり感じがいいとは言えないどなたかが侵入してきた。
お〜いおい、勘弁してくれ....
今日チェックインしたばかりのホテル。これから帰国まで何日か同じ部屋に滞在しなきゃならないのに〜
ていうよりあなた誰ですか⁈
そうこうしているうちに、いつか眠りに落ちたらしく、バリとは全く関係なさそうな青白い氷のトンネルをすごいスピードでどこまでもくぐり、普段あまり夢も見ないのに長い悪夢に突入。
お馴染みのAIDの仲間たちと街を歩いていると、通行人に憑依して、そばを歩いてる子供たちを殺そうとする悪霊がしつこく出現するので、それをぶっ殺すという内容。
ゾンビみたいに本体を殺しても手だけ生きてたりするので、手もムキになってしっかり殺すという超バイオレンス・ホラー。
そのあとは、ようやくバリっぽい幾何学模様の空間というか次元を通過し.....
コケコッコ〜
という(現実の)雄鶏の声でお目覚め
おおー
なんと清々しい朝!
そう、不気味な金縛りや悪夢を通過した割に目覚めは妙にサワヤカ・・
このあと特に金縛りにあうこともなく、同じ部屋で帰国まで快適に過ごさせていただいた。
それにしても・・17,8年もなかった金縛りを復活させるなんて、
よくわからないけど、バリの地元霊or神様すごい!?
超パワフル‼︎
初めての海外旅行先サンフランシスコでは本格ポルターガイストにあったし、結構土着の見えない何かにいつも挨拶されてる気がする獸木野生。
・ポルターガイストについてはこのコラムのアメリカ編に掲載されてるよ:
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/NEWS/NEWS13.html
世間じゃよくお前の神様偽物とか言って戦争になったりするけど、いろんな土地の霊とか神様って、どれもきっとほんとにいるんだよな。
とにかくバリの神様、昨日はサロンしないでたいへん失礼しました....
そして清々しい朝の空気の中で獸木は誓った
このあと体験させていただく沐浴では、絶対うっかり失礼のないようにする‼︎
.....と
さて、次回からいよいよ獸木が訪れた三か所の沐浴場記事になるのだが、あまり知られていない場所もあるので、真面目な気持ちで訪れたい方々のために、反省も兼ねてなるべく詳細・丁寧に紹介させていただきたいと思っている。
その三つの場所とは
1/ Genah melukat Sebatu(グナー・ムルカット・セバトゥ)
https://ameblo.jp/bigcatstudio/entry-12328721385.html
2/ Tirta Sudamala(ティルタ・スダマラ)
https://ameblo.jp/bigcatstudio/entry-12328726300.html
3/ Pura Tirta Empul (ティルタ・ウンプル寺院沐浴場)
https://ameblo.jp/bigcatstudio/entry-12333543444.html
セバトゥは強い浄化力、ティルタ・スダマラは元気や自然の力のパワーチャージをしていただけると信じられている場所。
そしてティルタ・ウンプルは神聖な泉のある有名な寺院だ。
次回はまず
バリ一の浄化力という噂の
セバトゥ
から。
待っててねー
*このバリ取材旅行記一括ンテンツはこちら:
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/ECO/AIDTravel-con.html