今回バリで沐浴することにしたそもそものいきさつは、バリに行くのが決まったあと、たまたまテレビをつけたときやってた旅番組らしきものでティルダ・スダマラを紹介していたのがきっかけ。
番組では場所や名前はわからなかったのだが、病気が治ると地元で評判とかいうくだりに、ここ二年ほど健康で悩んでいる獸木の耳が反応。
これは神の啓示かも....
行くっきゃないのでは?
そうつまり、獸木が一番行きたかった沐浴場はこれから訪れるティルダ・スダマラ
さっき行ってきた沐浴場セバトゥは、ネットでティルダ・スダマラの名前や場所を探している過程でたまたま浮上し、ホテルの方に聞いたら距離的に1日で二箇所回るのも不可能じゃないというので、せっかくだから訪れることにしたのであった。
ティルダ・スダマラで沐浴したかった理由と、去年原因不明の嘔吐で死にかけて今治療院に通院中なことをアリヤナ君に話すと、
「そうなんだー。僕らも西洋のお医者じゃなく”ヒーリング”に行くんだよ。西洋のお医者で病気の原因わかんないことあるからね。」
とのこと。
バリでいうヒーリングとは、バリアンとかいうヒーラーさんによる治療的マッサージ施術?のようなもので、獸木の受けてるカイロプラクティックっぽい治療に近いものらしい。
今ググったらこんなん出てきたので見て見てね:
http://bali.navi.com/special/5040714
「僕の村のヒーラーいいよ。バリでも有名なんだ。」
そうなんだ・・・
獸木は今治療中なので、他の似たような治療を並行して受けるのはよくないのだが、一段落したらぜひ診ていただきたいものである。
そうこうしてるうちに
ティルタ・スダマラ Tirta Sudamala
に到着!!
結局眠気に負けて車の中でお昼寝させていただいた獸木は最初の沐浴の疲れもとれ、元気に出発。
今度も渓谷へ向かって、どんどん降りてゆく感じの場所だ。
「・・・ここってやっぱ下ったら登って帰ってくるんだよね?」
と、笑いながら呟くアリヤナ君。ティルダ・スダマラは初めてなのだそうだ。
「階段でないだけがせめてもの救いだね。」と返しつつ、意外に余裕な自分に気づく獸木。
いよいよお祈りして沐浴場に突入でーす。
おおー
おお〜
おおお〜〜
美しい!!!!
獸木の前に地元の男の方が一人沐浴してたきりで、あとはお祈りしてくださる僧侶(マンクーというらしい)の方と、ロッカーのキーを貸し出してくれるおじさんとかがいるだけ
あとなぜかニワトリも!
お坊さんにお祈りしていただき、聖水をかけたり、お米をおデコにつけていただいたりしたあと、自分たちもまたまたお祈りして、獸木は川の中へ。
今度は穏やかなせせらぎなので、最初は余裕の表情。
後ろに写ってる建物の奥にメインの沐浴場があるが、いきなりそこへは行かず、
川にあるいくつもの小さい吹き出し口のお水を順番に浴び・・・
洞穴みたいなとこに頭から身を沈めたりしてお清めしてから、メインの11の滝で沐浴する。
見た目は細い滝で穏やかに見えるけど、高いところから落ちてくるせいか、激しく見えたセバトゥの滝よりずっとすごい水圧!
しっかり頭のど真ん中で受け止めないと、前に吹っ飛ばされてしまいそうになる・・
わかるかなー?この必死に耐えてる感じ・・・
沐浴を終え、水から上がった獸木を迎えてくれたアリヤナ君とロッカー係のおじさん。
うーん、清々しい・・・
情報を集めた時はどこのサイトにも、セバトゥ、ティルダ・スダマラ共々帰りの勾配がきついと書いてあったが、階段や坂も全然気にならない。
アリヤナ君も
「ここいいじゃん!とっても綺麗だし。今度家族と来よう。」
と、ティルダ・スダマラが気に入った様子。
気分がアガったところで、定番のセルフィー😀
相変わらず人相は悪いが、心なしか元気そうに見えないこともないよね。
ティルダ・スダマラの場所だが、バンリBangliというとこにある。
直接行くとウブドから車で一時間くらいだそうだ。
この辺。
そしてこのSeditというのがどうやらティルダ・スダマラのある村か何かの名前らしい(詳細不明)。
これはティルダ・スダマラの近隣の風景。
このあとアリヤナ君にホテルに送ってもらった獸木。
沐浴に終始同行して丁寧にサポートしていただいた上(料金はチャーター料のみで追加料金などはなし)色々おごっていただいてしまったので、チップでしっかりお礼をさせていただき、心から満足できる沐浴をさせていただいたこと、親切にしていただいたことに厚く厚く感謝を述べて、アリヤナ君とお別れし・・・
その夜は、二日前に心霊現象があったこともすっかり忘れ、ホテルの部屋で滅多にないほどの深い眠りに落ちたのであった・・・
獸木の計画では、沐浴体験はこれで終わりのはずだったのだが、このあと思いがけなく有名なティルタ・ウンプル寺院でも沐浴を楽しむことができた。
しかしそれは最終日の話になるので、あとちょっと待っててね。
*このバリ取材旅行記一括ンテンツはこちら:
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/ECO/AIDTravel-con.html