房総、大多喜にある”大多喜わんぱくキャンプ場”に行ってきた。
ここは数年前にできた時から気になっていたがファミリー専用(というより子供向け)に特化していた為行くことはなかったのだけれど、気が付けば平日はソロ解放しているとのこと。やはり冬は少しでも暖かい房総のキャンプ場ばかり行っているので新規開拓してこようではないか。
平日キャンパーの特権、当日予約でもガラガラなので思い立ったらすぐ行ける。着くまで知らなかったがここはNo1とNo2とキャンプ場が分かれていてバイクで5分ほどかな、少し離れている。
ソロ解放しているのはNo2の方。
道路沿いではあるのだけれどこの道路は行き止まりになっているので車の往来は皆無。サイトはチェックイン時に好きな場所でいいよとのこと。一番奥に設営済みの人がいたので一番手前のサイトに設営とする。
サイトはかなり広め。バイクソロなら4台はいけるだろうな。さらに驚くべきことにここは各サイトにゴミ箱と給湯器付きの流し台が設置してあるのだ。正直あればとても便利だけれどここまで必要か?と思ってしまうな。
そしてここも冬には嬉しい薪ホーダイ。焚き付けになる細割もたくさんあるし薪置き場の裏にはキンドリングクラッカーも置いてあるので薪割りも簡単。
トイレはサイトの一番奥。この見た目でなんとシャワートイレつき。とてもきれいに整備されている。ここまで整備されていてソロ3,300円自分の中でソロ料金3,000円が限界と思っているけど薪ホーダイなので良しとする。
寝床はDDタープの3*3。ここのところ4mを使っていたけど4mは結構デカいので原点に立ち返って軽量化。ちょっと風が強くて不安だったけどパスファインダーの入口を二股化し隙間なく設営。設営中テンションをかけすぎてループがちぎれてしまう。幸い、過去にも一ヵ所ちぎれていて補修用に100均のタープクリップ代わりになるものを常備していたので事なきを得る。かなり重要な個所をちぎってしまったのでこれがなかったらタープ張れなくなるところだったな。
このキャンプ場はサイトすべて砂利が敷いてあり穴掘りしなければ直火も可能。だが野良ストーブも買ったばかりで使いたいので調理用に点火。針葉樹の細割だとすぐ燃え尽きてしまうので薪の追加が忙しい。それも楽しみなのだけれど。
正面ではガンガン燃やして
野良ではサンガ焼き
最後は燠を作って湯たんぽ準備。19時くらいから氷点下に入り23時頃でマイナス2℃。湯たんぽを抱いて就寝。
朝方寒くて目が覚めてしまう。あえてインナーシュラフ無しで寝てみたけど氷点下になるとインナーシュラフ無しだとやはりきついな。二度寝できずに諦めて起床。焚き火で暖を取る。
サイトにはなかなか陽があたらず8時になってもまだ氷点下。寒くて何もやる気になれないのでひたすら燃やしながら暖かくなるのを待つ。
9時過ぎ、ようやく陽が少しさしてきたので撤収作業開始。DDタープは薄いので少し陽に当てておけばすぐ乾くのもいいところ。
とても静かに過ごせて気持ちの良いキャンプ場だった。冬に薪の心配しなくていいのは助かるし路面凍結の心配も少ない房総でツーリングの拠点に活躍してくれるだろう。
2日間の走行距離 430km