義母の視力 | ★どうにかなるさ★ イギリス生活と認知症の義母

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イギリス在住のアラフィフ主婦。
在英10年越え、イギリス人夫、二人の子供とイギリス片田舎で生活中。

近くに住む80代の認知症の義母との日々のつぶやくブログ。
日々の事を明るく笑い飛ばしたい。

  2024年頃の話

 

義母は数年前から近視用のメガネを持っている。

元々、視力は良かったようだが、義母の視力を疑った叔母(義母の妹)が眼鏡屋に連れていき、メガネが必要なことがわかった。

 

叔母いわく、テレビの字幕が見えていないようなので、気づいたそうだ。

 

ただ、義母は断固として「メガネがなくても十分見えている。メガネはいらない」と言い張った。

レンズを見ると結構な度が入っているが、本人に自覚がないならしょうがない。

 

ある時、義母がうちに来た時には、そのメガネをかけてきた。

「メガネがあった方がよく見える?」と、私が聞くと「そうなのよ。ハッキリ見えるわねー」なんて言っていた。

またある時は「メガネをかけても、大して変わらない」ともいう。

 

そんなこんなしているうちに、メガネの事などすっかり忘れたようで、メガネをかける事はなくなった。

 

ある日、夫と地元のサッカー観戦に行った際(シーズンチケットを持っているので、シーズン中は隔週ぐらいでサッカー観戦に行きます)、義母は試合の流れが分かっていないようだったので夫が、「ボール見えてる?」と聞くと義母は「見えてない」と答えたそうだ。夫が「じゃあ、眼鏡かけたら?」と聞くと「そうね」と。

 

もう正直、義母の視力がどういう状態なのかわからない。

見えると言ってみたり、見えないと言ってみたり、メガネが要ると言ってみたり、要らないと言ってみたり、会う度に言う事が異なる。

メガネはあるんだし、かけるかかけないかは義母次第。

こんな感じの義母との付き合いもかれこれ2~3年目ぐらいになると、メガネの事は正直どうでもいい。

 

無事に日々が過ごせてれば、それで良し。

 

 

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