イギリスの認知症テスト | ★どうにかなるさ★ イギリス生活と認知症の義母

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イギリス在住のアラフィフ主婦。
在英10年越え、イギリス人夫、二人の子供とイギリス片田舎で生活中。

近くに住む80代の認知症の義母との日々のつぶやくブログ。
日々の事を明るく笑い飛ばしたい。

  2024年の話です

 

義母が自ら予約した出張GP(General Practice、かかりつけ医)で認知症テストを行うことになった。

    

イギリスの病院システム

登録したGPに行き、症状を診断

必要に応じ、病院の専門医へ紹介

 

私に以前粉瘤(良性の皮膚腫瘍)ができた際も、

最初にGPに見てもらい、専門医を紹介され、

整形外科で手術をしてもらうという流れ

 

出張GPへ歩いて向かう途中、義母が夫に「前回のテストで認知症の診断がおりなかったから、今回はうまくやるから」と言ったそう(笑)。その割には「今、何年?」とも聞いてきたそうで、どっちが本心なんだか??

 

ということで、GPの診断。

GPは感じのいい人で義母とカジュアルな会話をしていたが、夫曰く「それもテストの一環」と感じたそう。

 

テストは、20からカウントダウン(義母は時間がかかったものの、なんとか1までたどり着いた)や12月からカウントダウン(義母はできなかった)など。

 

夫が一番衝撃的だったのが、GPが今の季節は何?と聞いたところ、義母は「今年の夏は短かったわねー」と言ったそうだ。その時点で11月末。街はクリスマスムード一色ですけど?厚手のコートも着てるけど!!!

 

テストが終わり、GPが日々の生活の事を聞いてきたので、夫が「母は一人暮らし」と伝えると、GPが「えっ!」とかなり驚いた症状をしたそうで、それを見た夫は「母は自分が思っているより悪い状態」と思ったそうだ。

 

その場でGPから認知症の疑いを告げられ、病院の専門医(脳専門)に紹介されることになった。

 

それを聞いて、夫、叔母、私は「診断されてよかった」と素直に戻った。

やっとこれで1歩を踏み出せるような気がした。