2024年頃の話
以前にも書いたが(その時の記事はこちら)、義母の亡きパートナー息子夫妻への猜疑心はかなり物だ。
ある日、義母が「最近、拡大鏡がなくなっちゃたのよ。とても良い拡大鏡なのに。パートナーの息子夫婦が盗んだと思う」 と真顔で言う。
「拡大鏡なんて、誰も盗まないよ。きっとどこかから出てくるよ」と言ったが、それとも「あの夫婦が遊びに来た日からなくなったから、絶対あの二人だ」と譲らない。
母の日前後に、パートナー息子家族が義母を連れレストランに連れて行ってくれた。
その日の夜、夫が義母に電話すると「パートナー息子家族と久しぶりに食事をして楽しかった」と答えたそうだ。それが、次の日に「パートナー夫妻から家を出ていけと言われた」と始まる。
また違う日には、パニックになった義母が仕事中の夫に電話してきた。
「パートナーの息子夫婦が、私の家に勝手に入って家関係の書類を盗み見ている」と始める。「そんなことないよ、どうしてそう思うの」と言うと、「知らない間にリビングに家関係の書類が出ていた」そうだ。一応、見守りカメラで人の出入りを確認したが義母以外いない。
おそらく事実はこうだろう。
部屋を片付けていて書類を見つけた義母
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トイレに行くとか、ショッピングに行くとかでリビング/家を出る
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リビングに戻る
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書類が机に置きっぱなしになっている
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パートナー息子夫婦が来たに違いない!
パートナー息子夫婦は血のつながりは全くないのに、誕生日、母の日、クリスマスなど義母へのプレゼントは欠かしたことがないし、たまに様子を見に行ったりしてくれている。
パートナーの息子夫婦は、こんなにも義母に猜疑心を抱かせるなんて、どんなことをしたのだろうか。